【公演中止】紀尾井ホール室内管弦楽団 第125回定期演奏会
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo / The 125th Subscription Concert

2021年2月12日(金) 開演:19時(開場18時)

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

2021年2月13日(土)公演はこちら

本公演につきまして、緊急事態宣言下、開催を慎重に検討して参りましたが、首都圏の新型コロナウイルス感染動向、医療体制・緊急医療の動向等これまでの状況を総合的に勘案し、お客さまのご健康と感染拡大の防止を最優先すべきと考え、誠に残念ながら中止を決定いたしました。
公演を楽しみにお待ちいただいていた皆さまには、心よりお詫び申し上げます。


<チケットの払戻しについて>
本公演のチケットご購入のお客様にはメールまたはハガキにてご連絡いたします。万一2月7日を過ぎてもお手元に届かない場合は、大変お手数ですが紀尾井ホールチケットセンター(03-3237-0061)までご連絡いただけますようお願いいたします。
豊潤なる音楽の源泉ベートーヴェンと、 彼の精神を心に響かせ続けた唯一無二の天才たち
第125回定期演奏会も当初の計画を変更して開催いたします。新たにプログラムを編み直すに当たっては、ベートーヴェンのアニヴァーサリー年度最後の定期演奏会ということで、「ベートーヴェンとその後継者」をテーマと致しました。コンサートは、ベートーヴェンが自身のオペラ《フィデリオ》のために書いた4つの序曲の中から、演奏頻度こそ少ないながら魅力あふれる第1番で開始します。そしてベートーヴェンを基軸とする2人の作曲家として、この作曲家を強く意識した最初の後継者とも言うべきシューベルト、そしてベートーヴェンと同じく政治的・社会的なメッセージを芯に持ったショスタコーヴィチを並べました。《レオノーレ》を除く2曲はKCO初演。出演者およびプログラム変更という不測の事態をもチャンスとするKCOらしいセットです。
指揮には井上道義が実に16年ぶりに登場。そしてショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番では、研ぎ澄まされた感性とテクニック、内なる炎が静かに熱い郷古廉がKCOと初共演します。ご期待ください

公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。

状況により、公演を中止する可能性がございます。その場合は当ウェブサイト等でお知らせいたします。

出演者
井上道義(Cond),郷古 廉(Vn)
曲目
  • ベートーヴェン:歌劇《レオノーレ》序曲第1番ハ長調 op.138
    Ludwig van Beethoven: Overture No. 1 for the Opera “Leonore” in C major op. 138 (1807)
  • ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 op.129
    Dmitri Shostakovich: Violin Concerto No.2 in C sharp minor op. 129 (1967)
  • シューベルト:交響曲第4番ハ短調《悲劇的》D417
    Franz Schubert: Symphony No. 4 in C minor “Tragic” D 417 (1816)
チケット料金(税込)
S席 6,300円 
A席 5,250円 
B席 3,650円 
U29* A席2,000円 
U29* B席1,500円 
*U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする割引料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
※各会員割引は一会員様4枚までとなります。
チケット発売日
【発売中止】2021年1月9日(土)午前0時
※ウェブチケットのみ取扱い
友の会優先チケット発売日
【販売中止】2021年1月6日(水)午前0時
※ウェブチケットのみ取扱い
※定期会員優先販売対象
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

お問合せ
紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061(13時~17時/日祝休)
出演者プロフィール
  • 井上道義(指揮) Michiyoshi Inoue, conductor

    (C) Yuriko Takagi

    井上道義(指揮) Michiyoshi Inoue, conductor

     1946年東京生まれ。桐朋学園大学にて齋藤秀雄氏に師事。1971年ミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクールに優勝して以来、一躍内外の注目を集め、世界的な活躍を開始する。1976年日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会で日本デビュー。1977年から1982年までニュージーランド国立交響楽団の首席客演指揮者、1983年から1988年まで新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督、1990年から1998年まで京都市交響楽団の音楽監督、常任指揮者、2014年から2017年まで大阪フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者、2007年から2018年まではオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を務め、斬新な企画と豊かな音楽性で注目を浴びた。
     これまでにシカゴ響、ハンブルク響、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル、レニングラード響、フランス国立管、ブタペスト祝祭管、KBS響、およびベネズエラ・シモン・ボリバルなど世界一流のオーケストラへ登壇。
     1999年から2000年にかけて新日本フィルハーモニー交響楽団と共にマーラー交響曲全曲演奏会を取り組み「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価された。2007年日露5つのオーケストラとともに「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を実施し、音楽・企画の両面で大きな成功を収め、同プロジェクトを収録した「ショスタコーヴィチ交響曲全集 at日比谷公会堂」BOXを2017年2月にリリース。2014年4月に病に倒れるが、同年10月に復帰を遂げる。2015年全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」(野田秀樹演出)を総監督として、10都市14公演の巡回公演を大成功へと導いた。2017年7月、大阪国際フェスティバルにて「バーンスタイン:ミサ」を自身23年ぶりに総監督(演出兼任)として率い壮大で唯一無二な舞台を作り上げたと各誌にて評価を受けた。
     1990年ザ・シンフォニーホール「国際音楽賞・クリスタル賞」、1991年「第9回中島健蔵音楽賞」、1998年「フランス政府芸術文芸勲章(シュヴァリエ賞)」、2009年「第6回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞(歌劇イリス)」、2010年「平成22年京都市文化功労者」、社団法人企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル・リレー音楽祭)」、2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」をトリプル受賞。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。

  • 郷古 廉(ヴァイオリン) Sunao Goko, violin

    (C) Hisao Suzuki

    郷古 廉(ヴァイオリン) Sunao Goko, violin

     2013年8月ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。
     1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。2007年12月のデビュー以来、新日本フィル、読売日響、東響、東京フィル、日本フィル、大阪フィル、名古屋フィル、仙台フィル、札響、アンサンブル金沢等を含む各地のオーケストラと共演。共演指揮者にはゲルハルト・ボッセ、秋山和慶、井上道義、尾高忠明、小泉和裕、上岡敏之、下野竜也、山田和樹、川瀬賢太郎各氏などがいる。2011年、2012年、2014年と《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》でストラヴィンスキー作曲「兵士の物語」に出演。《東京・春・音楽祭》、《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン》にも招かれている。またリサイタルにも力を入れており、2017年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。

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