紀尾井シンフォニエッタ東京 第105回定期演奏会

2016年6月18日(土) 開演:14時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

ときめき・愁い・神秘… 千変万化の弦の響きを聴く
今回は第101回でソリストとして登場したA.バラホフスキーのリードによる弦楽オーケストラのプログラムです。ブリテンの師、フランク・ブリッジの「弦楽オーケストラのための組曲」は喜怒哀楽に富む多彩な楽想に満ち、隠れた名曲というにふさわしい作品。エストニアを代表する作曲家のアルヴォ・ペルトの出世作となった「タブラ・ラサ」はプリペアド・ピアノの不思議な響きと2本のヴァイオリン・ソロが、弦楽合奏と拮抗しつつ溶け合いながら「動」と「静」の二つ世界へと誘います。ソロは、バラホフスキーとその夫人のリュドミラ・ミンニバエヴァが務めます。後半は、2005年以来11年ぶりとなる名作ドヴォルザークの「弦楽セレナーデ」。指揮なしでの演奏は初めてです。

[動画配信]
紀尾井シンフォニエッタ東京第105回定期演奏会より、アンコールで披露されたマスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲を動画配信しました。
この曲は、本来オルガン(管楽セクション)やハープなどが入った編成なのですが、リーダーのバラホフスキーが弦楽合奏用の譜面を持参。
「紀尾井シンフォニエッタ東京」から「紀尾井ホール室内管弦楽団」へと生まれ変わる節目の定期公演の結びを、美しい間奏曲で未来へとつないでいく感動的な瞬間となりました。ぜひご覧ください。

出演者
リーダー(指揮者なし):アントン・バラホフスキー(Vn)

リュドミラ・ミンニバエヴァ(Vn)

紀尾井シンフォニエッタ東京(Orch)
曲目
  • ブリッジ:弦楽のための組曲 NAXOS
  • ペルト:タブラ・ラサ NAXOS
  • ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ ホ長調Op.22 NAXOS
  • 【備考】表示のある曲は試聴できます。詳細はこちら。
チケット料金(税込)
S席 6,300円【残席僅少】
A席 5,250円【残席僅少】
B席 3,650円【残席僅少】
学生優待A席 2,000円【残席僅少】
学生優待B席 1,500円【残席僅少】

※B席および学生優待は紀尾井ホールチケットセンターのみでお取り扱いいたします。
※学生優待をお申込みの際には、必ず在籍学校名をお申し出いただき、コンサート当日は学生証をお持ちください。お申込みはお一人さま1枚とさせていただきます。また座席数に限りがございます。
 

※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。

※曲目は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
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お問合せ

紀尾井ホールウェブチケット E-mail:webticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]
(10時~18時/日・祝休)

出演者プロフィール
  • リーダー:アントン・バラホフスキー(Vn)

    ロシアのノヴォシビルスク生まれ。ドイツのハンブルク音楽演劇大学でコリア・ブラッハーに、ニューヨークのジュリアード音楽院でドロシー·ディレイ、イツァーク・パールマンらに師事。1997年にニューヨークのヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションに優勝。またチャイコフスキー国際コンクール第4位、ヨアヒム国際ヴァイオリンコンクール第2位など数々の国際コンクールに入賞。ソリスト、室内楽奏者としてサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、ロシア国立交響楽団、バイエルン交響楽団、NDR交響楽団、レオン・フライシャー、マウリツィオ・ポリーニ、ザビーネ・マイヤー、マキシム・ヴェンゲーロフ、ウォルフラム・クリストらと共演。またロンドンのウィグモア・ホール、ニューヨークのカーネギーホール、リンカーンセンター、ワシントンD.C.のケネディセンター、ローマのサンピエトロ大聖堂で公演を行う。2001~2009年ハンブルクフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、現在バイエルン放送交響楽団コンサートマスター。また最近ではゲストコンサートマスターとして、ロンドン交響楽団、WDR交響楽団に出演。
    2015年から紀尾井シンフォニエッタ東京コンサートマスター。

    リーダー:アントン・バラホフスキー(Vn)

    リーダー:アントン・バラホフスキー(Vn)

  • リュドミラ・ミンニバエヴァ(Vn)

    タジキスタン共和国のホジェンド(旧ソ連のレニナバード)生まれ。モスクワ音楽院とハンブルク音楽演劇大学にて学ぶ。ヴァイオリンをコリヤ・ブラッハーに、室内楽をボザール・トリオ、ボロディン弦楽四重奏団、アルバン・ベルク弦楽四重奏団等に師事。1998年ブラームス国際コンクール優勝のほか、エヴルス・ピアノ・トリオの設立メンバーとしてハイドン国際室内楽コンクール、大阪国際室内楽コンクール等に入賞している。現在、ハンブルク音楽演劇大学にて後進の指導にあたりながら、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団メンバーとして活躍している。また、夫であるアントン・バラホフスキーとは良き音楽パートナーとして度々演奏活動を行っており、2013年9月には、ハンブルク州立歌劇場にてハンブルク交響楽団とペルト「タブラ・ラサ」のソリストとして共演している。

    リュドミラ・ミンニバエヴァ(Vn)

    リュドミラ・ミンニバエヴァ(Vn)

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