2017年1月11日(水) 開演:19時
主催:日本製鉄文化財団
- クラシック界のサラブレッド二人が挑む リート史上に凛然と輝く最高傑作
- 名福音史家クリストフ・プレガルディエンを父に持つユリアンと、言わずと知れたバッハの大家鈴木雅明を父に持つ優人(まさと)。ともに世界で活躍する名音楽家を父に持ち、その優れた才能を余すところなく受け継ぎつつ、さらに新しい時代の音楽シーンに挑み続ける二人が、シューベルトの「冬の旅」で出会います。父譲りの明快な発音と美声に恵まれたユリアン・プレガルディエンとバロックから現代まで様々な音楽シーンで活躍する中で培われた多彩な音楽表現を駆使する鈴木優人の共演に期待が膨らみます。
ユリアン・プレガルディエンさん、鈴木優人さんからメッセージが届きました。
- 出演者
- ユリアン・プレガルディエン(Ten),鈴木優人(Pf)
- 曲目
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- シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89,D.911
- 【備考】表示のある曲は試聴できます。詳細はこちら。
- チケット料金(税込)
- S席6,000円 A席3,500円 学生A席2,000円 ペアS席11,000円 友の会ペアS席10,000円
- チケットお取扱い
- 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休) - チケットお取扱い
- お問合せ
- 紀尾井ホールチケットセンター Tel:03-3237-0061(2021年3月31日まで)
紀尾井ホールウェブチケット E-mail:webticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]
(10時~18時/日・祝休)
- 出演者プロフィール
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ユリアン・プレガルディエン(テノール) Julian Pregardien,Tenor
欧州楽壇の将来を担う、若きドイツ人テノール歌手、ユリアン・プレガルディエンは、既に主にバッハの優れた歌い手としての名声をすでに獲得している。ヘレヴェッヘの指揮の下でニューヨークなどへのツアーに参加した他、13 年の春には、ペーター・ダイクストラ指揮バイエルン放送合唱団およびコンチェルト・ケルンとの共演で、バッハの《マタイ受難曲》の福音史家を歌い絶賛された。またルセ、ヤーコブス、マルコンら古楽の巨匠や、ケント・ナガノ、セバスティアン・ヴァイグレらの指揮者と定期的に共演している。16/17 シーズンはケント・ナガノ指揮モントリオール響と《マタイ受難曲》の福音史家で共演、またルネ・ヤーコブス指揮ベルリン古楽アカデミーとも同作品を、バッハ《ロ短調ミサ曲》《クリスマス・オラトリオ》でドレスデン聖十字架合唱団と共演する。リート歌手としてはシュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデ音楽祭、インスブルク音楽祭、フィレンツェ五月音楽祭、エジンバラ音楽祭、ザルツブルク音楽祭に出演。ロンドンのウィグモア・ホールでは2015 年からシューベルトの歌曲チクルスを開始している。プレガルディエンは1984 年にフランクフルトに生まれ。近年までフランクフルト歌劇場のアンサンブル・メンバーとして数々のオペラの舞台に出演した。 16 年にはディジョンでクリストフ・ルセ指揮「魔笛」タミーノ役、17 年はバイエルン国立歌劇場「オベロン」題名役で出演する。ミリオス・クラシックスよりCDがリリースされている。
ユリアン・プレガルディエン(テノール) Julian Pregardien,Tenor
(C)Marco Borggreve
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鈴木優人(ピアノ) Masato Suzuki, Piano
鍵盤奏者(チェンバロ、オルガン、ピアノ)及び指揮者としてバッハ・コレギウム・ジャパンや横浜シンフォニエッタはじめ国内外の公演に多数出演。その演奏は「火花が散るほど熱くて説得力のある演奏」(独フォノ・フォラム誌)と評され、チェンバロソロ CD「rentontre」は各紙で絶賛される。新国立劇場《ポッペアの戴冠》、東京・春・音楽祭でのワーグナー作品の演出、ハクジュホールでのラモー作品の演出・指揮、調布音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、九大フィル初代ミュージック・アドバイザーを務めるなど、公的フェスティヴァルや機関から信頼され、各方面から大きな期待が寄せられている。音楽監督を務めるアンサンブル・ジェネシスでは、オリジナル楽器でバロックから現代音楽まで意欲的なプログラムを展開し、NHK制作の『アンサンブル・ジェネシス~光と影~』が好評を博す。また作曲家としても数々の委嘱を受けると同時に、J.S. バッハ BWV 190喪失楽章の復元や(Carus)、モーツァルト『レクイエム』の補筆・校訂が高い評価を得る。2015年2月まで首席指揮者を務めた横浜シンフォニエッタとは定期演奏会、サントリーホールのオープンハウス等で定期的に共演を重ねている。今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンではBCJのマタイ受難曲を指揮、大好評を博した。2015年11月には東京芸術劇場開館25周年記念コンサートで、東京交響楽団とメシアンのトゥーランガリラ交響曲を共演する。 オランダ生まれ。東京藝術大学作曲科及び同大学院古楽科、ハーグ王立音楽院オルガン科及び即興演奏科修了。
鈴木優人(ピアノ) Masato Suzuki, Piano
(C)Marco Borggreve
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