紀尾井ホール室内管弦楽団 第112回定期演奏会
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo - The 112th Subscription Concert

2018年6月16日(土) 開演:14時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

予定枚数終了

主催:日本製鉄文化財団

6月15日(金)公演はこちら

首席指揮者 ライナー・ホーネック&繊細なタッチが魅力のロシア人ピアニスト、アレクセイ・ヴォロディン
 首席指揮者・就任2年目のライナー・ホーネックが今年度最初に指揮するのは、ハイドンの交響曲第49番《受難》。ハイドンの疾風怒濤期といわれる直情的な作品の多い時代の特徴が色濃く出ている厳粛な作品です。
 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番でソリストに登場するアレクセイ・ヴォロディンは、パワフルな傾向のピアニストが多いロシア人の中でも、繊細なタッチで強い魅力を放っています。ロマンティックな第2楽章や室内楽的な響きを持つこの協奏曲にはまさにうってつけです。
 メインは、おなじみのベートーヴェンの《田園》交響曲。数多くの巨匠たちの指揮のもと、オーケストラを率いてきたホーネックが、どのような田園風景を描き出すか、聴きものです。
トランペット 古田俊博インタビュー

▶NEWS アレクセイ・ヴォロディンさんが昨年11月にケント・ナガノ&モントリオール響と共演したパガニーニ:狂詩曲の演奏動画が配信されています。是非ご覧ください。Kent Nagano With Alexei Volodin – Rachmaninov: Rhapsody on a Theme of Paganini&lt

出演者
ライナー・ホーネック(指揮)Rainer Honeck conductor
アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)Alexei Volodin piano
古田俊博(トランペット)Toshihiro Furuta trumpet
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • ハイドン:交響曲第49番へ短調 Hob.I:49《受難》
    Haydn: Symphony in F minor Hob. I:49 “La passione”
  • ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.35
    Shostakovich: Piano Concerto No. 1 in C minor op. 35 (1933)
  • ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調《田園》op.68
    Beethoven: Symphony no. 6 in F major op. 68 “Pastorale”
チケット料金(税込)
S席 6,300円 A席 5,250円 B席 3,650円 学生A席 2,000円 学生B席 1,500円
チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:102-260 セブンイレブン店頭購入方法

イープラス

お問合せ
紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061 (10~18時/日・祝休)
出演者プロフィール
  • ライナー・ホーネック(指揮)Rainer Honeck conductor

    1961年オーストリアのネンツィング生まれ。7歳よりヴァイオリンを始め、ウィーン音楽芸術高校に学ぶ。アルフレート・シュタールにも師事。1978年ウィーン・フィルよりカール・ベーム基金の奨学金を授与される。1981年ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第一ヴァイオリン奏者として入団、1984年には同歌劇場管のコンサートマスターに、1992年にはウィーン・フィルのコンサートマスターに就任。 ブレゲンツ音楽祭、プロムスなど、オーストリア、ヨーロッパ各地、日本、アメリカなどでソリストとして活躍。マリス・ヤンソンス指揮ウィーン・フィルとドヴォルザークの協奏曲、ダニエレ・ガッティ指揮ウィーン・フィルでベルクの協奏曲を共演、リッカルド・ムーティ指揮のもとモーツァルトの協奏交響曲(ヴィオラはトバイアス・リー)をウィーンにて、また日本、アメリカ・カーネギーホールなどでのツアーも行った。読売日本交響楽団には度々客演しており、2010年4月同楽団のモーツァルトシリーズに出演、名古屋フィルとはシューベルト全交響曲シリーズを指揮。 録音では、ウィーン・フィルのコンサートマスターとして小澤征爾指揮リムスキー=コルサコフ「シェへラザード」ライヴ録音、クリスティアン・ティーレマン指揮R.シュトラウス「英雄の生涯」、またドヴォルザーク/メンデルスゾーンの協奏曲をプラハにてチェコ・フィルと録音、シューベルトのヴァイオリンとピアノの全作品、モーツァルトの協奏曲2枚組などがある。 室内楽にも意欲的に取り組み、1989〜1999年ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの創立メンバー、1982〜2004年ウィーン弦楽ゾリステンのリーダーとして活躍、2000年以降は、アンサンブル・ウィーン、ウィーン・ベルリン室内管弦楽団でも活発な活動を行い、多数のラジオ、テレビ出演、CDも多くリリースしている。ジェシー・ノーマン、キャスリン・バトル、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ホセ・カレーラス、アンドレ・プレヴィン、ユーリ・バシュメットなどと長年に渡り共演を重ねている。 近年では指揮にも力を入れており、これまでに紀尾井ホール室内管弦楽団(旧・紀尾井シンフォニエッタ東京)のほか、名古屋フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団、読売日本交響楽団、マルメ交響楽団などに繰り返し招かれている。 2017年4月より紀尾井ホール室内管弦楽団首席指揮者に就任。 オーストリア国立銀行貸与の1725製ストラディヴァリウス”Chaconne, Hammig”を使用。

    ライナー・ホーネック(指揮)Rainer Honeck </>conductor</i>

    ライナー・ホーネック(指揮)Rainer Honeck conductor

    © ヒダキトモコ

  • アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)Alexei Volodin piano

    1977年、レニングラード生まれ。モスクワ音楽院でヴィルサラーゼに師事し、2003年のゲザ・アンダ国際コンクールで優勝。以来、世界屈指のオーケストラから引っ張りだこの存在であり、ゲルギエフやアシュケナージ、ナガノの指揮のもと、ロンドン響やBBC響、スイス・ロマンド管、マリインスキー劇場管、モントリオール響、N響などと共演している。リサイタルでは、ウィーンのコンツェルトハウスやアムステルダムのコンセルトヘボウ、ロンドンのウィグモア・ホールをはじめ多くの音楽都市で演奏を重ね、数々の著名音楽祭にも登場している。2015年には、ロンドン響とBBCプロムスにもデビューを飾った。多様なレパートリーを擁し、ベートーヴェンからブラームス、ラフマニノフやプロコフィエフはもちろんのこと、ガーシュウィンやシチェドリン、メトネルまで自在である。録音も多く、チャレンジ・クラシックスから発売されているショパン作品集は、クラシカ誌のショク賞やディアパゾン誌の5つ星を受賞。

    アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)Alexei Volodin <i>piano</i>

    アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)Alexei Volodin piano

関連公演