モイツァ・エルトマン ソプラノ・リサイタル

2018年7月3日(火) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

高い芸術性で世界を魅了するソプラノ歌手、モイツァ・エルトマンが初登場!
美しく軽やかな歌声で世界を魅了するソプラノ歌手 モイツァ・エルトマンが紀尾井ホールに初登場。純粋で優しい空気をまといつつ仄かな翳りも感じさせるメンデルスゾーンの歌曲では、エルトマンの清らかな抒情性が際立ちます。メンデルスゾーンの美しい歌曲の数々を存分に楽しめるまたとない機会です。そして、幅広いレパートリーのエルトマンが最も得意としているモーツァルト。珠玉の歌曲とともに、今回の紀尾井ホール公演だけのために、小さなオペラともいえるほどドラマティックな演奏会用アリアKV528を用意してくれました。木々の緑が濃さを増し夏の太陽が輝き出す7月に、モイツァ・エルトマンの清々しい美声が紀尾井ホールを満たします。
official "Ach ich fühl's" - Mozart / by Deutsche Grammophon
official Interview / Deutsche Grammophon

NEWS▶アーティスト側の都合により、当公演のピアニストが変更になりました。

変更前)ロジャー・ヴィニョールズ
変更後)ゲッツ・ペイヤー

ご理解のほどお願い申し上げます。

出演者
モイツァ・エルトマン(Sop),ゲッツ・ペイヤー(Pf)
曲目
  • メンデルスゾーン 歌曲
    新しい恋Op.19a-4、二人の心が離れてしまえばOp.99-5、ズライカOp.34-4、恋する女が書いていることOp.86-3、葦の歌Op.71-4、月Op.68-5、ズライカOp.57-3、歌の翼にOp.34-2、初めてのすみれOp.19a-2、挨拶Op.19a-5、花束Op.47-5、春の歌Op.47-3
  • モーツァルト 歌曲
    満足KV349、すみれKV476、寂しい森の中でKV308、魔法使いKV472、ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたときKV520、静けさはほほえみつつKV152、歓喜に寄すKV53、春へのあこがれKV596、ラウラに寄せる夕べの想いKV523
  • モーツアルト コンサート・アリア
    さらば我が麗しの恋人~とどまれ、いとしき人よKV528
チケット料金(税込)
S席8,000円 A席4,000円【予定枚数終了】  学生A席2,000円【予定枚数終了】  ペアS席15,000円 紀尾井友の会ペアS席14,000円
チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
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お問合せ
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出演者プロフィール
  • モイツァ・エルトマン(ソプラノ)Mojca Erdmann,Soprano

    その美声と非の打ち所のない芸術性により、批評家から賞賛され、瞬く間に国際音楽シーンでライジングスターとなる。
    2006年にモーツァルト《ツァイーデ》(ボルトン指揮)でザルツブルク音楽祭にデビュー。07年、09年にはハイドン《アルミーダ》で再登場。2014年には新作の《ばらの騎士》(ウェルザー=メスト指揮)のゾフィーで出演している。メトロポリタン・オペラには、《ドン・ジョヴァンニ》のツェルリーナ(2011年)、《フィガロの結婚》のスザンナ(2012年)などに出演。ミラノ・スカラ座には《フィデリオ》(バレンボイム指揮)のマルツェリーネでオペラデビューを飾っている。(2014年)
    極めて多彩なレパートリーを持ち、現代音楽作品の歌い手としても人気を博す。ベルリン国立歌劇場の武満徹《マイ・ウェイ・オブ・ライフ》世界初演(ケント・ナガノ指揮)で同歌劇場にデビュー。2009年にはヴォルフガング・リームのモノドラマ《プロセルピナ》のタイトルロールを歌う。また翌年リーム本人より新作オペラ《ディオニュソス》のソプラノの主役の指名を受け、2010年ザルツブルク音楽祭で世界初演を行っている。2012年にはベルリン国立歌劇場でダニエル・バレンボイム指揮《ルル》のタイトルロール・デビューを果たし、大成功を収めた。そのほか、バイエルン国立歌劇場にてスルンカの新作「南極」にハンプソン、ヴィラゾンとともに出演(2016年)。昨年はヤンソンス指揮バイエルン放響によるリームの新作《Requiem Strophen》 初演に出演。今年1月にはハンブルク州立歌劇場にて細川俊夫の《海、静かなる海》のクラウディア役で登場している。
    コンサートではラトル、アーノンクール、ボルトン、ナガノ、ルイージ、ハーディングなどの著名指揮者と共演している。
    シューベルティアーデをはじめ、リート歌手としての公演機会も多い。
    日本には、2015年にバッハ・コレギウム・ジャパン、NHK交響楽団、リサイタルなどで来日している。
    ドイツ・グラモフォンと専属契約を結んでおり、同レーベルでの最初のソロ・アルバムとなる「モーツァルト・ガーデン」はモーツァルトおよび彼の同時代の作曲家のアリア集である。
    ハンブルクに生まれ、6歳よりヴァイオリンのレッスンを開始。ヴァイオリンと並行してハンブルク国立歌劇場の児童合唱団で歌う傍ら、声楽の個人レッスンも受けた。その後ケルン大学に進み、声楽をハンス・ゾーティンに師事。さらに同大学ではヴァイオリンも学んだ。

    モイツァ・エルトマン(ソプラノ)Mojca Erdmann,Soprano

    モイツァ・エルトマン(ソプラノ)Mojca Erdmann,Soprano

  • ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)Goetz Payer, Piano

    ゲッツ・ペイヤーは、7歳の時にシュトゥットガルト聖歌児童合唱団の団員として音楽を学び始めた。
    シュトゥットガルト大学でドイツ文学と哲学の学位取得後、リューベック音楽大学でピアノをゴットリンデ・ズーダウとコンラート・エルザーに師事。その後、特に歌曲に対して興味を持つようになり、チューリッヒ音楽院のアーウィン・ゲイジのクラスで歌曲の解釈を学ぶ。
    これまでに、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、メニューイン音楽祭、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、ラインガウ音楽祭のほか、チューリッヒ・トーンハレ、リール歌劇場、アトランタ歌劇場、ケルン・フィルハーモニーなどに客演。また、数多くのマスター・クラスの公式伴奏ピアニストとして、グレース・バンブリー、ヘレン・シュナイダーマン、ヘドウィグ・ファスベンダー、エルンスト・ヘフリガー、クルト・モル、マティアス・ゲルネ、クリストフ・プレガルディエン、ルドルフ・ヤンセン、コルネリウス・ハウプトマン、アルベルト・ゼッダと共演。後進の指導にも熱心なペイヤーは、ケルン音楽大学とフランクフルト音楽大学の自身の講座で歌曲の解釈を教える傍ら、ドイツやロシアの各地に招かれマスター・クラスを開催している。
    現在、ペイヤーは、子供たちに歌を歌うことを奨励する非営利音楽プロジェクト(www.liederprojekt.org)に参加している。

    ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)Goetz Payer, Piano

    ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)Goetz Payer, Piano

    (C)Simon David Tschan