紀尾井ホール室内管弦楽団 第113回定期演奏会
<ホーネックのモーツァルト選集Ⅱ>

2018年9月21日(金) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

予定枚数終了

主催:日本製鉄文化財団

9月22日(土)公演はこちら

首席指揮者ライナー・ホーネックが選ぶモーツァルトの名作をお楽しみいただくシリーズ
ライナー・ホーネックが選ぶモーツァルトの名作をお楽しみいただくシリーズ<ホーネックのモーツァルト選集>は、いわゆる名曲ばかりでなく、隠れた佳品、管楽器などのための協奏曲も取り上げます。
 今回は、世界的なヴィオラ奏者今井信子をソリストに迎えて、ライナー・ホーネックとともに言わずと知れた名曲、協奏交響曲を演奏します。名演も数多いこの作品ですが、その演奏史に新たなページを刻む名演になることでしょう。
 後半には、タイトルの知名度の割には全曲での演奏機会の少ない「ハフナー・セレナーデ」です。この作品の第4楽章「ロンド」はクライスラーのヴァイオリンとピアノ用の編曲でもよく知られています。ハフナー家の結婚式前夜のために書かれただけあって、楽しい気分が溢れ出る作品です。
 全体に明るい光に満ちた響きのプログラムで、初秋のひと時をお楽しみください。
出演者
ライナー・ホーネック(指揮・ヴァイオリン),
今井信子(ヴィオラ),
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調KV364
  • モーツァルト:セレナーデ ニ長調KV250「ハフナー・セレナーデ」
チケット料金(税込)
【全席予定枚数終了】 S席 6,300円 A席 5,250円 B席 3,650円 学生A席 2,000円 学生B席 1,500円
チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
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お問合せ
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出演者プロフィール
  • ライナー・ホーネック(指揮・ヴァイオリン) Rainer Honeck, Conductor & Violin

    1961年オーストリアのネンツィング生まれ。7歳よりヴァイオリンを始め、ウィーン音楽芸術高校に学ぶ。アルフレート・シュタールにも師事。1978年ウィーン・フィルよりカール・ベーム基金の奨学金を授与される。1981年ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第一ヴァイオリン奏者として入団、1984年には同歌劇場管のコンサートマスターに、1992年にはウィーン・フィルのコンサートマスターに就任。 ブレゲンツ音楽祭、プロムスなど、オーストリア、ヨーロッパ各地、日本、アメリカなどでソリストとして活躍。マリス・ヤンソンス指揮ウィーン・フィルとドヴォルザークの協奏曲、ダニエレ・ガッティ指揮ウィーン・フィルでベルグの協奏曲を共演、リッカルド・ムーティ指揮のもとモーツァルトの協奏交響曲(ヴィオラはトバイアス・リー)をウィーンにて、また日本、アメリカ・カーネギーホールなどでのツアーも行った。読売日本交響楽団には度々客演しており、2010年4月同楽団のモーツァルトシリーズに出演、名古屋フィルとはシューベルト全交響曲シリーズを指揮。 録音では、ウィーン・フィルのコンサートマスターとして小澤征爾指揮リムスキー=コルサコフ「シェへラザード」ライヴ録音、クリスティアン・ティーレマン指揮R.シュトラウス「英雄の生涯」、またドヴォルザーク/メンデルスゾーンの協奏曲をプラハにてチェコ・フィルと録音、シューベルトのヴァイオリンとピアノの全作品、モーツァルトの協奏曲2枚組などがある。 室内楽にも意欲的に取り組み、1989〜1999年ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの創立メンバー、1982〜2004年ウィーン弦楽ゾリステンのリーダーとして活躍、2000年以降は、アンサンブル・ウィーン、ウィーン・ベルリン室内管弦楽団でも活発な活動を行い、多数のラジオ、テレビ出演、CDも多くリリースしている。ジェシー・ノーマン、キャスリン・バトル、アンジェリカ・キルヒシュラーガー、ホセ・カレーラス、アンドレ・プレヴィン、ユーリ・バシュメットなどと長年に渡り共演を重ねている。 近年では指揮にも力を入れており、これまでに紀尾井ホール室内管弦楽団(旧・紀尾井シンフォニエッタ東京)のほか、名古屋フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団、読売日本交響楽団、マルメ交響楽団などに繰り返し招かれている。 2017年4月より紀尾井ホール室内管弦楽団首席指揮者に就任。 オーストリア国立銀行貸与の1725製ストラディヴァリウス”Chaconne, Hammig”を使用。

    ライナー・ホーネック(指揮・ヴァイオリン) Rainer Honeck, Conductor & Violin

    ライナー・ホーネック(指揮・ヴァイオリン) Rainer Honeck, Conductor & Violin

    (C)ヒダキトモコ

  • 今井信子(ヴィオラ) Nobuko Imai, Viola

    桐朋学園大学卒業、イェール大学大学院、ジュリアード音楽院を経て、1967年ミュンヘン、68年ジュネーヴ両国際コンクールで最高位入賞。 70年西ドイツ音楽功労賞受賞。
    ベルリン・フィル定期や小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラとのザルツブルク音楽祭出演など、世界の桧舞台で活躍を続けている。武満徹のヴィオラ協奏曲<ア・ストリング・アラウンド・オータム>など世界初演も多い。室内楽ではアルゲリッチ、シフ、クレーメル、五嶋みどり、マイスキーらと共演。マールボロ、ラヴィニア、ヴェルビエ等の国際音楽祭にも度々招かれている。2003年ミケランジェロ弦楽四重奏団結成。
    日本ではカザルスホールの音楽アドヴァイザーを務めたほか、92年からは<ヴィオラスペース>の企画・演奏に携わっている。また東京、ロンドン、ニューヨークで開催された「インターナショナル・ヒンデミット・ヴィオラ・フェスティバル」音楽監督、武生国際音楽祭音楽アドヴァイザー、東京国際ヴィオラコンクール審査委員長など、常にヴィオラ界をリードする存在として、活躍を続けている。
    CDはフィリップス、BIS、グラモフォン等からリリース多数。著書に「憧れ ヴィオラとともに」(春秋社)がある。アムステルダム音楽院、クロンベルク・アカデミー、ソフィア王妃高等音楽院各教授。上野学園大学特任教授。ザ・フェニックスホール音楽アドヴァイザー。

    今井信子(ヴィオラ) Nobuko Imai, Viola

    今井信子(ヴィオラ) Nobuko Imai, Viola

    (C)Marco Borggreve

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