竹澤恭子 ヴァイオリン・リサイタル

2018年11月8日(木) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

デビュー30周年。これまでのキャリアを凝縮した思い入れの深いプログラムを披露。
今年の前半だけでも香港国際室内楽音楽祭、パリ・シャンゼリゼ劇場、東京・春・音楽祭、イタリア・カリアリ劇場出演など、世界の第一線で活躍し続ける“世界のKYOKO”。
今回のプログラムはベートーヴェン壮年期の作で最後となる2つのソナタ第9番、第10番「クロイツェル」を軸に、1988年ニューヨーク・デビューを飾ったバルトークの無伴奏ソナタ、アメリカを代表するブロッホの作品で彼の源流となるヘブライ音楽と濃厚なロマンティシズムが交差する「バール・シェム」を取り上げます。30年のキャリアを凝縮し、その軌跡をたどる一夜にご期待ください。
常に新たな可能性を探り、進化を続けるヴァイオリニスト 竹澤恭子。デビュー30周年を迎える彼女が、感謝の気持ちを込めて、いま最も弾きたい作品を集めた記念リサイタルを開催します。このインタヴューでは、対照的ともいえるベートーヴェンの最後のソナタ2曲について熱い思いを語ってくださいました。
出演者
竹澤恭子(Vn),エドアルド・ストラッビオリ(Pf)
曲目
  • ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96
  • バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 BB 124
  • ブロッホ:バール・シェム
  • ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
チケット料金(税込)
S席6,500円 A席4,000円 学生A席2,000円
チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:110-830 セブンイレブン店頭購入方法

イープラス

ローソンチケット(Lコード:34252)

お問合せ
紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061(10時~18時/日祝休)
出演者プロフィール
  • 竹澤恭子(ヴァイオリン)Kyoko Takezawa,Violin

    才能教育研究会にてヴァイオリンを学び、桐朋女子高校音楽科在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、併せてレウカディア賞、黒柳賞を受賞。1986年第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで圧倒的な優勝を飾る。以来、“世界のKYOKO TAKEZAWA”として国際的スターダムを昇り続けている。
    これまで、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、フィラデルフィア管、モントリオール響、ロンドン響、モスクワ放響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、バンベルク響、バイエルン放響、リヨン管、フィンランド放響、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など、世界の主要オーケストラと共演。指揮者では、クルト・マズア、ズービン・メータ、レナード・スラットキン、シャルル・デュトワ、リッカルド・シャイー、ケント・ナガノ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・ブロムシュテット、小澤征爾らと共演している。
    2011年にはフィルハーモニア管弦楽団のスペインツアー、2012年にはヘンゲルブロック指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の日本公演でソリストを務めた。2014年には東京フィルハーモニー交響楽団100周年記念ワールドツアーのソリストを務め、パリ、ロンドンなどで高い評価を得た。
    また、アスペン、ルツェルンといった世界的な音楽祭にも出演を重ね、メニューイン、ロン=ティボーなど国際コンクールの審査員も数多く務める。
    最近では水戸室内管弦楽団、セイジオザワ松本フェスティバルへ参加するなど、国内でも、協奏曲、室内楽、リサイタルと幅広く活躍。CDは、RCAレッド・シールより多数リリース。

    竹澤恭子(ヴァイオリン)Kyoko Takezawa,Violin

    竹澤恭子(ヴァイオリン)Kyoko Takezawa,Violin

    (C)松永学

  • エドアルド・ストラッビオリ(ピアノ)Edoardo Strabbioli, Piano

    カルロ・ヴィドゥッソの師事のもと、ミラノ音楽院においてピアノ課程を修了後、ソロリサイタル及びシュツットガルト室内管弦楽団、ケルン放送管弦楽団、マントヴァ室内管弦楽団との共演によって、自身のキャリアを開始した。またイタリアのラジオ・ テレビ局、中部ドイツ放送やその他ヨーロッパ各国の放送局でのレコーディングも行っている。 近年フランク・ペーター・ツィンマーマン、サシュコ・ガブリーロフ、ピエール・アモイヤルといった多くのアーティストたちとヨーロッパにおける重要なコンサート・シリーズで共演。また、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭やルートヴィヒスブルク城音楽祭といった国際的な音楽祭のゲストとして迎えられている。またピエール・アモイヤルに招かれ、ヴィリニュス(リトアニア共和国)におけるヤッシャ・ハイフェッツの生誕 100 周年記念式典で演奏し、2002年、竹澤恭子に招かれた最初の日本公演は、批評家及び聴衆に高く賞賛されている。その他、カリフォルニアにおけるフレズノ大学フィリップ・ロレンツ記念コンサートのスペシャル・ゲストとしてのライブ放送、BBC ラジオでライブ放送されたロンドンのウィグモア・ホールにおける竹澤恭子とのリサイタルなどがある。また “ブレシア・ベルガモ国際フェスティバル”にセルゲイ・クリロフとウェン=シン・ヤンと共に出演して、高い評価を得ている。

    エドアルド・ストラッビオリ(ピアノ)Edoardo Strabbioli, Piano

    エドアルド・ストラッビオリ(ピアノ)Edoardo Strabbioli, Piano