紀尾井ホール室内管弦楽団 第114回定期演奏会

2018年11月23日(金) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

予定枚数終了

主催:日本製鉄文化財団

11月24日(土)公演はこちら

マリオ・ブルネロの弾き振りでチェロの魅力を堪能する。
 毎回個性的なプログラムで登場するマリオ・ブルネロ。今回はチャイコフスキーとその前後の世代のロシア音楽を特集、主軸にはチェロがソロとなる二つの作品を取り上げます。
 アレンスキーの変奏曲は尊敬するチャイコフスキーが書いた物悲しい響きの歌曲を主題に取る弦楽合奏作品。
 ルビンシテインの協奏曲は通して演奏される3つの楽章からなり、スラヴ風の感傷的なメロディーに始まり、ロシア民謡風の楽しげなロンドで締めくくられます。
 休憩をはさんで、モーツァルトの舞曲や変奏曲などをチャイコフスキーならでは管弦楽法によって編曲した組曲。第3楽章には「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が登場します。
 メインを飾るのは、チェロの代表的なレパートリーの一つ、チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」です。短い序奏のあとに可愛らしいロココ風の主題が置かれ、変奏を重ねていく中でチェロの技巧の数々が披露されます。
マリオ・ブルネロ インタビュー
出演者
マリオ・ブルネロ(指揮・チェロ),
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲 Op. 35a
  • ルビンシテイン:チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op. 96
  • チャイコフスキー:組曲第4番ト長調 Op. 61 「モーツァルティアーナ」
  • チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 Op. 33
チケット料金(税込)
【予定枚数終了】
S席 6,300円
A席 5,250円
B席 3,650円
学生A席 2,000円
学生B席 1,500円
チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
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お問合せ
紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061 (10~18時/日・祝休)
出演者プロフィール
  • マリオ・ブルネロ(指揮・チェロ)Mario Brunello, Conductor & Cello

    1986年チャイコフスキー国際コンクール優勝。ゲルギエフ、テミルカーノフ、シャイー、ムーティ、ガッティ、ジョン・アクセルロッド、チョン、小澤、アバドらの指揮のもと、ロンドン・フィル、ミュンヘン・フィル、フィラデルフィア管、マーラー・チェンバー・オーケストラ、フランス国立管、N響など世界を代表するオーケストラと共演している。またアバドとの関係は長年にわたり、ルツェルン祝祭管にメンバーとして度々招かれてきた。室内楽ではクレーメル、アルゲリッチ、F. P. ツィンマーマン、バシュメット、ポリーニ、アファナシエフ、アルバン・ベルク四重奏団などと共演。
    ブルネロは数多くの録音を残しており、J. S. バッハの無伴奏チェロ組曲、ブラームス、ベートーヴェン、ショパンのチェロ・ソナタ、そして無伴奏チェロのための現代音楽作品を録音している。
    近年の主な活動としては、パッパーノ指揮サンタ・チェチーリア管との共演及びレコーディング、クレメラータ・バルティカとのツアー(指揮およびソリスト)などが挙げられる。
    紀尾井ホール室内管弦楽団(紀尾井シンフォニエッタ東京)への出演は当団客演指揮者として最多の7回目となる。
    使用楽器は1600年代に製作された「マッジーニ」。

    マリオ・ブルネロ(指揮・チェロ)Mario Brunello, Conductor & Cello

    マリオ・ブルネロ(指揮・チェロ)Mario Brunello, Conductor & Cello

    (C) Giulio Favotto Otium

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