- マリオ・ブルネロの弾き振りでチェロの魅力を堪能する。
- 毎回個性的なプログラムで登場するマリオ・ブルネロ。今回はチャイコフスキーとその前後の世代のロシア音楽を特集、主軸にはチェロがソロとなる二つの作品を取り上げます。
アレンスキーの変奏曲は尊敬するチャイコフスキーが書いた物悲しい響きの歌曲を主題に取る弦楽合奏作品。
ルビンシテインの協奏曲は通して演奏される3つの楽章からなり、スラヴ風の感傷的なメロディーに始まり、ロシア民謡風の楽しげなロンドで締めくくられます。
休憩をはさんで、モーツァルトの舞曲や変奏曲などをチャイコフスキーならでは管弦楽法によって編曲した組曲。第3楽章には「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が登場します。
メインを飾るのは、チェロの代表的なレパートリーの一つ、チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」です。短い序奏のあとに可愛らしいロココ風の主題が置かれ、変奏を重ねていく中でチェロの技巧の数々が披露されます。
- 出演者
- マリオ・ブルネロ(指揮・チェロ),
紀尾井ホール室内管弦楽団 - 曲目
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- アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲 Op. 35a
- ルビンシテイン:チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op. 96
- チャイコフスキー:組曲第4番ト長調 Op. 61 「モーツァルティアーナ」
- チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 Op. 33
- チケット料金(税込)
- 【予定枚数終了】
S席 6,300円
A席 5,250円
B席 3,650円
学生A席 2,000円
学生B席 1,500円 - チケットお取扱い
- 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休) - チケットお取扱い
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- お問合せ
- 紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061 (10~18時/日・祝休)
- 出演者プロフィール
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マリオ・ブルネロ(指揮・チェロ)Mario Brunello, Conductor & Cello
1986年チャイコフスキー国際コンクール優勝。ゲルギエフ、テミルカーノフ、シャイー、ムーティ、ガッティ、ジョン・アクセルロッド、チョン、小澤、アバドらの指揮のもと、ロンドン・フィル、ミュンヘン・フィル、フィラデルフィア管、マーラー・チェンバー・オーケストラ、フランス国立管、N響など世界を代表するオーケストラと共演している。またアバドとの関係は長年にわたり、ルツェルン祝祭管にメンバーとして度々招かれてきた。室内楽ではクレーメル、アルゲリッチ、F. P. ツィンマーマン、バシュメット、ポリーニ、アファナシエフ、アルバン・ベルク四重奏団などと共演。
ブルネロは数多くの録音を残しており、J. S. バッハの無伴奏チェロ組曲、ブラームス、ベートーヴェン、ショパンのチェロ・ソナタ、そして無伴奏チェロのための現代音楽作品を録音している。
近年の主な活動としては、パッパーノ指揮サンタ・チェチーリア管との共演及びレコーディング、クレメラータ・バルティカとのツアー(指揮およびソリスト)などが挙げられる。
紀尾井ホール室内管弦楽団(紀尾井シンフォニエッタ東京)への出演は当団客演指揮者として最多の7回目となる。
使用楽器は1600年代に製作された「マッジーニ」。マリオ・ブルネロ(指揮・チェロ)Mario Brunello, Conductor & Cello
(C) Giulio Favotto Otium
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2018年11月24日(土)14時開演
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2017年11月1日(木)より新規定期会員募集開始
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