紀尾井ホール室内管弦楽団 第119回定期演奏会

2019年11月8日(金) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

残席僅少

主催:日本製鉄文化財団

2019年11月9日(土)公演はこちら

3年前に東京・春・音楽祭で紀尾井ホール室内管弦楽団と初共演を果たし話題となった英国の俊才、リチャード・エガーが定期演奏会に登場
ピリオドからモダンまで縦横に活躍する英国の俊才リチャード・エガー。3年前に東京・春・音楽祭で紀尾井ホール室内管弦楽団と初共演を果たし話題となりましたが、いよいよ今回は満を持しての定期演奏会デビューとなります。記念すべき公演には、どれもKCOにとって初演となる3作が選ばれました。最初に置かれたのはシューマンが唯一完成させたオペラの序曲。重々しく始まりますが、胸を熱くさせる高揚の果てに輝かしい結末に至るシューマネスク感たっぷりの作品です。続いて作曲から80年間秘匿の憂き目にあった最晩年の傑作ヴァイオリン協奏曲。近年急速に再評価が高まってきた本作を、世界のヴァイオリン界を牽引する佐藤俊介が日本で初めて披露します。後半はシューマンを師と仰いだブラームス壮年の交響曲第2番。今回は初演当時とほぼ同じサイズのオーケストラ編成で聴ける大変貴重な機会でもあります。
マエストロ リチャード・エガーから皆さまへメッセージが届きました
佐藤俊介さんに、マエストロ リチャード・エガーについてお話を伺いました
出演者
リチャード・エガー(指揮)、佐藤俊介(ヴァイオリン)
曲目
  • シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲 op.81
    Robert Schumann: Genoveva op. 81
  • シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 WoO23
    Robert Schumann: Violin concerto in d minor WoO 23
  • ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
    Johannes: Brahms: Symphony No. 2 in D major op.73
チケット料金(税込)
S席 6,300円 
A席 5,250円 
B席 3,650円 
U29* A席2,000円 
U29* B席1,500円 
*U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする割引料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
チケット発売日
単券発売 2019年7月6日(土)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
友の会優先チケット発売日
単券発売 2019年7月3日(水)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
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お問合せ
紀尾井ホールチケットセンター Tel:03-3237-0061(2021年3月31日まで)
紀尾井ホールウェブチケット E-mail:webticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]
出演者プロフィール
  • リチャード・エガー(指揮) Richard Egarr, Conductor

    (C)Marco Borggreve

    リチャード・エガー(指揮) Richard Egarr, Conductor

    2006年からエンシェント室内管弦楽団音楽監督を務め、19年9月からはハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席客演指揮者とセント・ポール室内管弦楽団のアーティスティック・パートナー、20年にはフィルハーモニア・バロック管弦楽団の音楽監督に就任予定。11~17年はスコットランド室内管弦楽団のアソシエイト・アーティストも務めた。これまでにロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団等の主要オーケストラを指揮し、ヘンデル&ハイドン・ソサエティといった代表的なバロック・アンサンブルにもたびたび客演している。優れた指揮者であるとともに、鍵盤楽器奏者として輝かしい経歴を持ち、ウィグモア・ホール、カーネギー・ホール他で定期的にチェンバロのソロ・リサイタルを行っている。指揮者としてエンシェント室内管弦楽団と収録したCDが多数あり、7枚のヘンデルのディスク(07年グラモフォン賞、09年ミデム賞・エディソン賞受賞)の他、エンシェント室内管弦楽団の独自レーベルからもリリースされており、また鍵盤楽器奏者としてハルモニア・ムンディから多くのCDが出ている。長年アムステルダム音楽院の教職にあり、ニューヨーク・ジュリアード音楽院の客員教授も務めている。

  • 佐藤俊介(ヴァイオリン) Shunske Sato, Violin

    (C)Yat Ho Tsang

    佐藤俊介(ヴァイオリン) Shunske Sato, Violin

    モダン、バロック双方の楽器を弾きこなすヴァイオリニストとして、活発にコンサート活動を行っている。2018年6月1日より、オランダ・バッハ協会第6代音楽監督に就任。バロック・ヴァイオリン奏者としては、コンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務める。モダンの分野では、日本の主要オーケストラや、ベルリン・ドイツ・オペラ管、バイエルン放送響、フィラデルフィア管、ボルティモア響、ナショナル響、シアトル響などと共演。2010年、第17回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールで第2位および聴衆賞受賞。出光音楽賞、S&Rワシントン賞など受賞も数多い。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務める。録音も第62回文化庁芸術祭大賞受賞の「グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集」や、「テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲」他。「パガニーニ: 24のカプリースop.1」では、世界で初めてガット弦とバロック・ボウを使った歴史的奏法で録音。今秋「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集」をリリース予定。

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