浮世絵で楽しむ邦楽~大谷コレクション1
鶴屋南北の女たち

2020年10月13日(火) 開演:14時(開場13時15分)

  • 主催公演
  • 邦楽
  • 紀尾井小ホール

主催:日本製鉄文化財団

後援:株式会社ニュー・オータニ
協力:株式会社テーオーシー

新シリーズスタート! 歌舞伎作者 鶴屋南北の作品に影響を受けた錦絵とともに楽しむ邦楽
本シリーズは、紀尾井ホールのお隣にあるホテル・ニューオータニに関係深い大谷コレクションの存在があって誕生しました。大谷コレクションは、こよなく美術を愛した実業家 大谷米太郎氏の膨大なコレクションの一部であり、その後子息孝吉氏の所蔵となり、現在まで伝えられています。

1回目は「鶴屋南北の女たち」。人をあっと驚かせる稀代の狂言作者だった四代目鶴屋南北は、その時代を読み込み、歌舞伎の爛熟期を作り上げました。鶴屋南北に影響を与えた作品の錦絵を中心に、渡辺保の解説とともにご覧いただいたあとは、南北の代表作より清元「かさね」、舞踊「お光狂乱」をお楽しみください。



本公演を後日Streaming+で全編配信(有料)することが決定しました!
視聴期間:2020年11月5日(木)14:00~11月11日(水)23:59
販売サイト:https://eplus.jp/ukiyoe-streaming/(イープラス)

詳しくは特設ページをご覧ください。https://kioihall.jp/streaming_20201013s1400



本公演は、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から座席数を減らし、舞台付近・前後左右を空けて販売します。開催にあたっては、政府や東京都のガイドラインに従い感染予防策を講じます。
配席表はこちら

また、公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。



状況により、公演を中止する可能性がございます。その場合は当ウェブサイト等でお知らせいたします。
出演者
清元志寿雄太夫、清元清美太夫、清元一太夫、清元瓢太夫(浄瑠璃),清元志寿造、清元美三郎、清元美十郎(三味線),花柳輔瑞佳,藤間直三,坂東はつ花(立方),常磐津兼豊、常磐津嘉代(浄瑠璃),常磐津文字東久、常磐津孝野(三味線)、藤舎呂英社中(蔭囃子)、花柳輔太朗(舞踊監修)、渡辺保(お話)
曲目
  • お話「鶴屋南北の女たち」
    渡辺 保
  • 清元「かさね」
    浄瑠璃 清元志寿雄太夫、清元清美太夫、清元一太夫、清元瓢太夫
    三味線 清元志寿造、清元美三郎
    上調子 清元美十郎
    蔭囃子 藤舎呂英社中

    【作品について】
    江戸時代に有名だった怨霊・かさねの伝説を基にした舞踊劇。
    奥女中をしている少女のかさねは壮年の男、与右衛門と深い仲になるが、この男は実は昔、かさねの母の密通相手で父を殺した犯人だった・・・。

    四世鶴屋南北作『法懸松成田利剣(けさかけまつなりたのりけん)』の一幕。
  • 常磐津 舞踊「お光狂乱」
    立方  花柳輔瑞佳、藤間直三、坂東はつ花
    浄瑠璃 常磐津兼豊、常磐津嘉代
    三味線 常磐津文字東久、常磐津孝野
    蔭囃子 藤舎呂英社中

    監修  花柳輔太朗

    【作品について】
    久松の許婚のお光は、お染に久松を奪われ、悲しみのあまり狂乱している。お光を不憫に思った船頭の長吉と矢場女のお竹は大山詣りの守り太刀で悪魔払いをするが、狂気は収まらずお光は走り去っていく。

    本名題 :初恋千草の濡事(はつこいちぐさのぬれごと)
    四世鶴屋南北作『於染久松色読販』の『心中翌日噂(お染の七役)』が三世瀬川如皐によって加筆され、五世岸沢式佐の作曲により素浄瑠璃作品として出来たとされる。
チケット料金(税込)
全席指定 5,000円
[寄附1000円付チケット]6,000円
※寄附1000円付チケットは、販売座席数制限による減収を補う取り組みの一環で販売いたします。ご協力いただけると幸いです。

※新型コロナウィルス感染症対策のため、座席間に十分な間隔を取って販売します。
※お一人様1枚まで ※優先販売で予定枚数に達した場合、一般販売はございません。
※友の会会員様は定価(寄附1000円を除く)の15%割引でご購入いただけます。
※当初発表のU29チケットはありません。
※当日券の販売はございません。
ご予約の際は以下の点についてご承諾いただける場合のみお申し込みください。
  1. 新型コロナウイルス感染症 諸症状のある方、会場入口での検温時に37.5℃以上ある方はご入場いただけません。(チケット代金は払い戻しいたします)
  2. 開場は開演の45分前です。開場前にお待ちいただける広いスペースが無いため、開場時刻以降にご来場ください
  3. 施設内では常時マスクを着用ください。マスクを着用されていない方はご入場いただけません。
  4. 新型コロナウイルス感染者が発生した場合など必要に応じて、チケット購入者情報を保健所等公的機関へ提供させていただきます。
詳しくは、新型コロナウイルス感染症予防対策とご来場の皆さまへのお願いをご覧ください。
 

※料金は税込です。掲載の料金のほか、発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。

※やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。手数料等の払戻しはございません。予めご了承ください。

※出演者・曲目・演奏順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。

※乳幼児等未就学の方のご同伴・ご入場はご遠慮ください。

※演奏中のご入場はご遠慮いただいております。

チケット発売日
2020年10月1日(木)午前0時~ 
※紀尾井ホールウェブチケットのみ取扱い
※友の会優先販売期間中に定員に達した場合一般販売はありません。
友の会優先チケット発売日
2020年9月29日(火)午前0時~ 
※紀尾井ホールウェブチケットのみ取扱い
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

お問合せ

紀尾井ホールウェブチケット E-mail:webticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]
 

出演者プロフィール
  • 清元志寿雄太夫(きよもと しずおたゆう)

    清元志寿雄太夫(きよもと しずおたゆう)

    昭和三十三年東京都生まれ。同四十八年初代清元志寿太夫に入門。同年初舞台。同六十年より清元青鳳会に参加。歌舞伎公演、国内外の演奏会等で活躍。

  • 清元志寿造(きよもと しずぞう)

    清元志寿造(きよもと しずぞう)

    昭和三十八年東京都生まれ。同五十四年清元志寿太夫、清元延香に入門。同五十五年初舞台。同五十八年志寿造の名を許される。平成二十年清栄会奨励賞受賞。歌舞伎公演、国内外の演奏会等で活躍。

  • 花柳輔瑞佳(はなやぎ すけみずか)

    花柳輔瑞佳(はなやぎ すけみずか)

    神奈川県出身。花柳輔太朗に師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。日本舞踊協会公演等に出演。舞踊指導・所作指導・振付の他、おもに花柳輔太朗のもと振付助手として活動。日本舞踊協会新春舞踊大会大会賞、会長賞受賞。東京藝術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。松尾塾伝統芸能講師。日本舞踊家集団「藝○座」所属。

  • 藤間直三(ふじま なおぞう)

    藤間直三(ふじま なおぞう)

    東京都出身。藤間秀三に師事。平成十七年、藤間流名取として、藤間直三の名前をいただく。同二十四年第69回東京新聞主催全国舞踊コンクール邦舞第一部第1位受賞。同二十六年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。日本舞踊協会新春舞踊大会会長賞受賞。日本舞踊家集団「藝○座」所属。

  • 坂東はつ花(ばんどう はつはな)

    坂東はつ花(ばんどう はつはな)

    高知県出身、平成十五年東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業。同二十七年各流派新春舞踊大会会長賞受賞。国内外の公演やTV番組など、様々な公演に出演。日本舞踊家集団「藝○座」所属。

  • 常磐津兼豊(ときわづ かねとよ)

    常磐津兼豊(ときわづ かねとよ)

    東京都生まれ。昭和五十年父四世常磐津文字兵衛(現常磐津英寿)に常磐津節浄瑠璃を師事。同六十二年常磐津百々智衛の名を取得。平成八年二世常磐津兼豊を襲名。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中安宅賞受賞。同十二年歌舞伎座九月大歌舞伎に女流立語りとして出演。同二十一年国立劇場「明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会」に常磐津女流立語りとして出演。現在、豊会主宰。

  • 常磐津文字東久(ときわづ もじとく)

    常磐津文字東久(ときわづ もじとく)

    神奈川県生まれ。昭和四十九年常磐津東蔵に師事。同五十四年常磐津文字東久の名を取得。同五十九年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。現在、演奏会、舞踊会、テレビ、ラジオ等に出演。商業演劇、映画、テレビドラマ等で邦楽指導。東久美会主宰。

  • 渡辺保(わたなべ たもつ)

    渡辺保(わたなべ たもつ)

    昭和十一年東京都生まれ。演劇評論家。慶応義塾大学経済学部卒業後、東宝入社。同四十年『歌舞伎に女優を』で評論デビュー。企画室長を経て退社。多数大学にて教鞭をとる。平成十二年十一月紫綬褒章、同二十一年十一月旭日小綬章、同二十八年度日本芸術院賞・恩賜賞受賞。『女形の運命』で芸術選奨新人賞、『俳優の運命』で河竹賞、『忠臣蔵 もう一つの歴史感覚』で平林たい子賞と河竹賞、『四代目市川団十郎』で芸術選奨文部大臣賞、『娘道成寺』で読売文学賞ほか受賞多数。その他、著書多数。紀尾井ホール邦楽専門委員。