紀尾井ホール室内管弦楽団 第132回定期演奏会
トレヴァー・ピノック 首席指揮者就任記念公演
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo - The 132nd Subscription Concert
The Inaugural Concert of Trevor Pinnock as the new Principal Conductor of the Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo

2022年9月23日(金) 開演:18時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

2022年9月24日(土)公演はこちら

ピノックらしい爽やかなロマンの息吹をご紹介。そして世界が認めた天才アレクサンドラ・ドヴガン日本デビュー!
ピノックが首席指揮者として初登場となるこの回は、彼の幅広いレパートリーの中から、古典派とロマン派の作品をとり上げます。ピノックのロマン派作品演奏は、日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは、たとえば《ジークフリート牧歌》はバーゼルやブレーメンの室内オケと、ショパンはコンセルトヘボウ管他でピレシュやブレハッチ、ラナらをソリストに頻繁に採り上げています。そこでピノックらしい爽やかなロマンの息吹をご紹介したくプログラミングしてみました。ショパンのピアノ協奏曲第2番のソリストは、この公演時にようやく15歳となる天才アレクサンドラ・ドヴガン。ピノックとは実に61という年齢差ではありますが、彼自身「作品との自然な親和性を見出し、音楽に落ち着きや輝き、息吹を吹き込む」と彼女の才能を高く評価し、共演を切望するほどの才能です。


日本デビューのドヴガンとともに!【トレヴァー・ピノック いよいよKCO首席指揮者登場】
私たちのマエストロ、トレヴァー・ピノックが帰ってくる。
︒紀尾井ホール室内管弦楽団の定期演奏会で、幸福感をたたえたワーグナーの-ジークフリート牧歌-、
美しい歌がこぼれるシューベルトの交響曲第5番、それに鍵盤の詩人ショパンが若き日に紡いだピアノ協奏曲第2番を披露する。
(紀尾井だより155号 文:奥田佳道)

※記事の全文は画面右のPDF、またはこちらからご覧いただけます。


感染症拡大防止対策へのご協力のお願い
公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。
次のリンクから当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。
 
紀尾井みらいシートのごあんない
 
紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
 

対  象
 
小学1年生から高校3年生(保護者とペア)
※ただし、高校生は保護者の承諾書提示で本人のみの申込みも可。
ご招待数 5組10名
募集期間 5月27日(金) 正午 ~ 8月23日(火)正午
当選通知 締切後1週間をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。

 


イベント開催時のチェックリスト


出演者
トレヴァー・ピノック(Cond)Trevor Pinnock, conductor
アレクサンドラ・ドヴガン(Pf)Alexandra Dovgan, piano
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • ワーグナー:ジークフリート牧歌 WWV 103
    Richard Wagner: Siegfried-Idyll WWV 103
  • ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 op.21
    Fryderyk Chopin: Piano Concerto No. 2 in F minor op. 21
  • シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D485
    Franz Schubert: Symphony No. 5 in B-flat major D 485
チケット料金(税込)
2022年度定期会員
(全4公演 同一曜日・同一座席 連続券)
S席30,000円 A席26,000円 B席18,800円
今年度の販売は終了いたしました。

単券
S席 8,800円
A席 7,800円
B席 5,800円
U29 A席 2,000円
U29 B席 1,500円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・各会員割引は1会員様4枚までとなります。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。ご来場者情報をご記入いただきます。

※出演者・曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。

※定期会員の方で、特別なご事情により公演日振替(金→土/土→金)をご希望の場合は、こちらをご覧ください。
チケット発売日
2022年5月27日(金)正午 紀尾井ホールウェブチケット・チケットぴあ・イープラスともに
チケットお取扱い

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紀尾井ホールウェブチケット

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出演者プロフィール
  • トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock, conductor

    (C) Gerard Collett

    トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock, conductor

     1946年英国カンタベリー生まれ。奨学金を得て王立音楽院でオルガンを、さらにチェンバロも学び、チェンバロ奏者としてアカデミー室内管等で活動を開始。学生時代にはガリヤード・トリオを結成し、1966年に同トリオでロンドン・デビュー、1968年にはチェンバロ奏者としてソロ・デビューした。
     1972年にガリヤード・トリオを発展させ、ピリオド楽器オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」を創設。当初7名だった同楽団はすぐに発展拡大し、世界的名声を獲得した。2003年まで30年間にわたって同楽団を率いた後、活動の幅を広げるため勇退。以降は指揮、独奏、室内楽や数々の教育プロジェクトなどで活躍している。特に指揮者としては2011~2015年シーズンに首席客演指揮者を務めたモーツァルテウム管弦楽団をはじめ、ドイツ・カンマーフィル、ロス・フィル、ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管、フランス国立管、サンタ・チェチーリア管ほかに定期的に出演。2006年には自身の60歳の記念にヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルを創設。彼らと録音した《ブランデンブルク協奏曲》全曲のディスクは08年のグラモフォン・アワードに輝いた。2021年はカンマーアカデミー・ポツダムへの客演のほか、リトアニアのNžemė国際音楽祭でヘンデルの歌劇《アシスとガラテア》(ウェイク=ウォーカー/カント演出)、22年はフランドル歌劇場でモーツァルトの歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》(ケースマイケル演出・振付)を指揮した。2021年にはダニエル・ハーディングの後任として、イタリア・ピサの音楽祭「アニマ・ムンディ」(ジュゼッペ・シノーポリ創設)の音楽監督にも就任した。
     1992年大英帝国勲章CBE、1998年フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。
     紀尾井ホールには1995年にイングリッシュ・コンサートを率いて初登場。1995年に再び同コンビで、さらに1999年および2001年にはレイチェル・ポッジャーやジョナサン・マンソンらとのアンサンブルで出演した。紀尾井ホール室内管弦楽団には2004年の第46回定期演奏会でデビューし、12年第86回、16年第104回に再登場、さらに15年の創立20周年記念特別演奏会と20年の創立25周年記念特別演奏会も指揮した。2022年4月より紀尾井ホール室内管弦楽団第3代首席指揮者に就任。

  • アレクサンドラ・ドヴガン(ピアノ)Alexandra Dovgan, piano

    (C) Oscar Tursunov

    アレクサンドラ・ドヴガン(ピアノ)Alexandra Dovgan, piano

    アレクサンドラのピアニズムの特徴は、驚くべき美しさと正確さを備えた音であり、技術的デモンストレイションの要素はなく、純粋な表現力と創造的な想像力と結びついたものである。また彼女自身カリスマ的な存在であり、独特の個性を持っている。

    2007年音楽家の家庭に生まれ、4歳半からピアノを学び始めた。難関で知られるモスクワ音楽院附属の中央音楽学校に5歳で入学。現在、著名な教師であるミラ・マルチェンコに師事している。
    2015年のビヤエルモサ・コンクール(メキシコ)をはじめ、2015年ウラル・プロコフィエフ国際コンクール、サフォノフ・ヤングピアニスト国際コンクール、全ロシア音楽タレントインターネット・コンクール、さらに2017年にはクライネフ国際ピアノコンクール、「アスタナ・ピアノ・パッション」国際ヤングピアニスト・コンクール、若い音楽家のための国際テレビコンクール「くるみ割り人形」などで入賞。2018年にはまだ10歳で第2回若いピアニストのための「グランド・ピアノ国際コンクール」でグランプリを獲得した。
    すでにヨーロッパの最も有名なコンサートホールにもデビューしており、2019年には早くもベルリンのフィルハーモニーとアムステルダムのコンセルトヘボウ、ザルツブルク音楽祭にもデビュー。
    2020年秋以降にはパンデミックにもかかわらず、トレヴァー・ピノック指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、大野和士指揮バルセロナ交響楽団やトン・コープマン指揮ストックホルム・フィル、グスターボ・ドゥダメル指揮マーラー室内管弦楽団らと共演した。22年上半期にはバレアレス諸島交響楽団との協奏曲演奏のほか、サンカルロ劇場、フェニーチェ劇場、グラナダ音楽舞踊祭、ルール・ピアノ音楽祭、ソルスベルク(ソル・ガベッタの音楽祭)、ラインガウ音楽祭などに招かれ、欧州で毎月3〜5公演にも及ぶ精力的な活動を続けている。現在スペイン在住。

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