音楽でつづる文学5
源氏物語―葵上と六条御息所―

2022年12月17日(土) 開演:14時

  • 主催公演
  • 邦楽
  • 紀尾井小ホール

予定枚数終了

主催:日本製鉄文化財団

文学作品・物語を題材に作られた音楽を聴く
平安時代中期に成立した紫式部による長編物語『源氏物語』は、後世の芸術にも様々な影響を与えました。音楽の題材となり、数多くの名曲が生まれました。
音楽でつづる文学シリーズ第5回は、源氏物語の初回として、葵上と六条御息所を取り上げます。
六条御息所が生霊にまでなってしまう葵上への激しい嫉妬心と苦悩は、いつの時代にも通じるのものとして共感を呼んできました。


音楽でつづる文学5 源氏物語-葵上と六条御息所ー
二〇十九年の五月に始まった-音楽でつづる文学-は、音楽と文学が結びついて
織りなす豊かな表現をお楽しみいただくシリーズです。…
(紀尾井だより155号 文:野川美穂子)

※記事の全文は画面右のPDF、またはこちらからご覧いただけます。

感染症拡大防止対策へのご協力のお願い
公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。
次のリンクから当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。
 


●イベント開催時のチェックリスト


紀尾井みらいシート のごあんない
 

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。

 

対  象
 
小学1年生から高校3年生(保護者とペア)
※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 6席
募集期間 9月15日(木)正午 ~ 11月17日(木)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。

 

出演者
春日とよ栄芝(唄)、春日とよ喜扇弥(糸)、山口崇(ナレーション)、山勢松韻、山勢麻衣子、奥山益勢(箏)、山登松和(三絃)、福原徹(笛)、井上八千代(立方)、富山清琴(三絃)、富山清仁(箏)、野川美穂子(お話)
曲目
  • 『源氏物語』に描かれる葵上と六条御息所
    野川美穂子
  • 北條秀司作 『小唄源氏物語』より
    「夕顔」「三つの車」「六條御息所」 
    唄 春日とよ栄芝
    糸 春日とよ喜扇弥
    ナレーション 山口崇
  • 山田流箏曲「葵の上」
    箏  山勢松韻、山勢麻衣子、奥山益勢
    三絃 山登松和
    笛  福原徹
  • 京舞「葵上」
    立方 井上八千代
    三絃 富山清琴
    箏  富山清仁
    笛  福原徹
チケット料金(税込)
全席指定 5,000円
U29   2,500円

U29は公演当日に29歳以下の方を対象とした優待料金です。詳しくはこちらをご覧下さい。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。ご来場者情報をご記入いただきます。

※公演中止以外での払い戻しはいたしません。やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。
※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※車いす席をご希望の方はwebticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]にてお申込みください。スペースに限りがありますので、ご来場の際は事前に必ずご相談ください。
チケット発売日
2022年9月15日(木)正午
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:223212 チケットぴあ購入ページセブンイレブン店頭購入方法 セブンイレブン店頭購入方法

お問合せ
紀尾井ホールウェブチケット こちらのお問合せフォームをご利用ください。
出演者プロフィール
  • 春日とよ栄芝

    春日とよ栄芝

    浅草生まれ。幼少より芸事を始め、小唄春日とよ栄師に入門、名取となる。昭和三十四年より小唄「栄芝会」を開催。同五十五年よりリサイタル「栄芝の会」を開催。平成元年松尾芸能賞優秀賞受賞。同四年文化庁芸術祭賞受賞。同五年ビクターゴールドディスク賞受賞。同十二年伝統文化ポーラ賞受賞。同十五年日本レコード大賞企画賞受賞。財団法人小唄春日会会長。端唄栄芝流家元。

  • 山口崇

    山口崇

    俳優。淡路島出身。早稲田大学で学び郡司正勝先生に私淑。演劇活動を続ける。淡路人形浄瑠璃に基盤を置いた邦楽構成劇「安達ヶ原」は記憶に新しい。

  • 山勢松韻

    山勢松韻

    実姉・五代山勢松韻、中能島欣一に師事。東京藝術大学大学院修士課程修了。昭和三十九年米国ワシントン州立大学客員講師。昭和六十一、六十二、平成元年度文化庁芸術祭賞受賞。長年の講師を経て平成元年より東京藝術大学客員教授(同十二年定年退官)。同八年文化庁芸術選奨文部大臣賞受賞。同十年紫綬褒章受章。同十二年六代山勢松韻を襲名。同十三年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。同十四年日本芸術院賞受賞。同二十年日本芸術院会員。同二十五年文化功労者顕彰。現在、山勢松韻会会長、公益社団法人日本三曲協会名誉会長。

  • 山登松和

    山登松和

    昭和四十一年東京都生まれ。山登派五代家元山登愛子(祖母)より手ほどきを受ける。中能島欣一、鳥居名美野に師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。平成十一年山登派七代家元山登松和を襲名。同十四年文化庁芸術祭優秀賞受賞。同十八年松尾芸能賞新人賞受賞。現在、山登会主宰、公益社団法人日本三曲協会常任理事、山田流箏曲協会理事、跡見学園中学校高等学校講師。

  • 福原徹

    福原徹

    昭和三十六年東京都生まれ。四世宗家寶山左衞門(六世福原百之助・人間国宝)に入門、福原徹の名を許される。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。邦楽囃子笛方として、長唄・箏曲などの演奏会、日本舞踊、歌舞伎の舞台、放送、海外公演等で古典演奏活動を続けると共に、笛を中心とした作曲に取り組む。平成十三年第一回演奏会「徹の笛」を開催、文化庁芸術祭大賞を受賞。令和四年第十二回「徹の笛」開催。東京藝術大学、洗足音楽大学、清泉女子大学、立命館大学等の非常勤講師を歴任。

  • 井上八千代

    井上八千代

    昭和三十四年祖母である四世井上八千代に入門、初舞台。同四十五年井上流名取となる。平成十一年芸術選奨文部科学大臣賞(舞踊部門)受賞。日本藝術院賞受賞。同十二年五世井上八千代を襲名。同二十五年紫綬褒章受章。同二十七年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。同三十年フランス共和国芸術文化勲章シュバリエ受章。日本藝術院会員。公益社団法人日本舞踊協会常任理事。学校法人八坂女紅場学園舞踊科教師。

  • 富山清琴

    富山清琴

    昭和二十五年、初代富山清琴の長男として東京に生まれる。同四十六年東京藝術大学音楽部卒業。同六十一年、平成元年、同三年文化庁芸術祭賞受賞。平成十二年富山清琴を襲名、家元継承。同十六年日本芸術院賞受賞。同十八年松尾芸能賞優秀賞受賞。同二十一年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。同二十三年紫綬褒章受章。同三十年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。公益社団法人日本三曲協会名誉会長。

  • 野川美穂子

    野川美穂子

    東京藝術大学、法政大学、日本映画大学ほか非常勤講師。地歌・箏曲を中心に日本音楽を研究。著書『地歌における曲種の生成』(第一書房、平成18年)。共著『日本の伝統芸能講座音楽』(淡交社、平成20年)、『まるごと三味線の本』(青弓社、平成21年)、『地歌・箏曲の世界 いま甦る初代富山清琴の芸談』(勉誠出版、平成23年)など。紀尾井ホール邦楽専門委員。