邦楽 明日への扉
第1回 杵屋佐喜・稀音家六四郎(長唄)

2023年1月8日(日) 開演:14時

  • 主催公演
  • 邦楽
  • 紀尾井小ホール

主催:日本製鉄文化財団

完売御礼

協力:森永製菓株式会社

“いま”をつくる、“明日”を切り開く
それぞれ家の芸を大切にする二人が大競演
日本伝統芸能の音楽家に焦点を当て、いま、を作り上げていく演奏家を応援します。
第1回は、美声が心揺さぶる杵屋佐喜と、正統派の風格ただよう稀音家六四郎が登場。それぞれ「家」の芸を大切に守りながら精力的に活躍するふたりの長唄の世界をお楽しみください。



新シリーズ「邦楽 明日への扉」に寄せて

これまで、「邦楽探検 詞章の謎」「音楽でつづる文学」「紀尾井たっぷり名曲」「午後の音楽会」など、様々な視点と斬新なアプローチによって、日本の伝統芸能ジャンルの真価と可能性を探求する意欲的な公演を開催してきた日本製鉄文化財団が、全く新たなシリーズとなる「邦楽 明日への扉」を来年1月からスタートします。
(紀尾井だより156号 文:藤本草)

※記事の全文は画面右のPDF、またはこちらからご覧いただけます。

感染症拡大防止対策へのご協力のお願い
公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。
次のリンクから当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。
 


●イベント開催時のチェックリスト


紀尾井みらいシート のごあんない
 

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。

 

対  象
 
小学1年生から高校3年生(保護者とペア)
※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 6席
募集期間 11月10日(木)正午 ~ 12月8日(木)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。

 

出演者
杵屋佐喜、杵屋正則、杵屋勝英治、杵屋巳津二朗(唄)、稀音家六四郎、松永忠三郎、杵屋勝国悠、杵屋正叡(三味線)、福原百之助連中(囃子)、湯川亜也子(歌)
曲目
  • 長唄「神田祭」
    唄   杵屋佐喜、杵屋巳津二朗、杵屋勝英治
    三味線 稀音家六四郎、杵屋勝国悠、杵屋正叡
    囃子  福原百之助連中
  • 芙蓉曲より「案山子」「鈴鹿時雨」「浮かれ黒猫」
    唄   杵屋佐喜
    歌   湯川亜也子
    三味線 松永忠三郎、杵屋正叡
    低音・上調子 杵屋勝国悠
    蔭囃子  福原百之助連中
  • 長唄「船弁慶」
    唄   杵屋佐喜、杵屋正則、杵屋勝英治、杵屋巳津二朗
    三味線 稀音家六四郎、松永忠三郎、杵屋正叡
    上調子 杵屋勝国悠
    囃子  福原百之助連中
  • 監修:徳丸吉彦・野川美穂子
チケット料金(税込)
全席指定 3,000円
U29   1,000円

2公演セット券 5,000円(1/8&2/25)
※2公演同一座席となります。
※2公演セット券購入はこちらのページの「セット券」タブをクリックしてください。

U29は公演当日に29歳以下の方を対象とした優待料金です。詳しくはこちらをご覧下さい。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。ご来場者情報をご記入いただきます。

※公演中止以外での払い戻しはいたしません。やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。
※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※車いす席をご希望の方はwebticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]にてお申込みください。スペースに限りがありますので、ご来場の際は事前に必ずご相談ください。
チケット発売日
セット券 2022年10月27日(木) 正午 ※紀尾井ホールウェブチケットのみ取扱い
単券 2022年11月10日(木) 正午
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:223216 チケットぴあ購入ページセブンイレブン店頭購入方法 セブンイレブン店頭購入方法

お問合せ
紀尾井ホールウェブチケット こちらのお問合せフォームをご利用ください。
出演者プロフィール
  • 杵屋佐喜

    1983年東京都生まれ。七代目杵屋佐吉の次男。三味線を五世杵屋佐吉、田島佳子に、長唄を人間国宝・杵屋佐登代、今藤尚之の各師に師事。玉川大学芸術学科声楽専攻卒業。声楽を藤原歌劇団テノールの市川和彦に、ピアノ・作曲をピアニストの仲野真世に師事。第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。2002年父の前名である佐喜を襲名。現在、唄方として国内外の演奏会、歌舞伎公演、日本舞踊会、TV、ラジオ等に出演多数。

    杵屋佐喜

    杵屋佐喜

    ©堀田力丸

  • 稀音家六四郎

    1986年東京都生まれ。幼少期から三味線を始め、16歳で稀音家祐介に師事、17歳で長唄研精会発会100周年記念演奏会にて三味線方、稀音家一郎としてデビュー。2018年父の後を継ぎ、六代目稀音家六四郎となる。現在、歌舞伎、演奏会、TVなどに出演。長唄協会会員、研精会代表。

    稀音家六四郎

    稀音家六四郎

    ©堀田力丸

  • 湯川亜也子(メゾソプラノ)

    湯川亜也子(メゾソプラノ)

    国立音楽大学を経て同大学院修了。パリ地方音楽院バロックオペラ科修了。2019年より同音楽院バロック声楽科在籍。2020年度文化庁新進芸術家海外研修員。17世紀フランスおよびイタリア声楽作品をはじめとする古楽の分野から、宗教音楽、歌曲、オペラ、現代音楽に至るまで幅広いレパートリーを持つ。日仏声楽コンクール第1位、第81回日本音楽コンクール入選、第90回ベラン国際音楽コンクール第1位、第9回トゥールーズ国際フランス歌曲コンクール入選等。声楽を秋山理恵、近藤冨佐子、ドリス・ランプレヒト、ヴァレリー・ギヨリ、イザベル・プルナール、古楽コレペティートルをステファン・フュジェ、音楽学を藤本一子、礒山雅の各氏に師事。日本演奏連盟会員。

  • 福原百之助(囃子)

    福原百之助(囃子)

    1975年東京都生まれ。91年祖父の六代目百之助(四代目寶山左衛門)に師事。93年福原徹に師事。94年NHK学園高等学校を卒業、以後福原流囃子方福原賢太郎として活動。06年七代目百之助を襲名。邦楽演奏会・日本舞踊会のほか、ワークショップやレクチャーコンサートなど邦楽の普及に努めている。また海外公演にも多数参加。社団法人長唄協会会員。邦楽囃子「若獅子会」同人。

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