紀尾井たっぷり名曲6長唄「二人椀久」「鷺娘」
杵屋東成×杵屋勝禄

2023年4月15日(土) 開演:14時

  • 主催公演
  • 邦楽
  • 紀尾井小ホール

主催:日本製鉄文化財団

三味線音楽の名曲をじっくり味わうシリーズ第6弾
三味線音楽の名曲をじっくり味わう第6回は、長唄「二人椀久」と「鷺娘」。
「二人椀久」は、江戸時代初期、大坂の豪商・椀屋久右衛門(久兵衛) 通称「椀久」が遊女・松山との仲を裂かれて、心狂った椀久が放浪のうちに松山の幻と出会う幻想的な内容です。三味線音楽の中でも難曲中の難曲といわれます。
「鷺娘」は恋の思いに苦しむ娘の姿を、白鷺の姿になぞらえていますが、様々な解釈ができる舞踊でも人気の作品です。

感染症拡大防止対策へのご協力のお願い
公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。
次のリンクから当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。
 


●イベント開催時のチェックリスト


紀尾井みらいシート のごあんない
 

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。

 

対  象
 
小学1年生から高校3年生(保護者とペア)
※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 6席
募集期間 2023年2月16日(木)正午 ~ 2023年3月15日(水)
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。

 

 

出演者
杵屋東成、今藤長一郎、杵屋禄三、杵屋正則、杵屋勝四助(唄)、杵屋勝禄、今藤美治郎、杵屋禄宣、杵屋勝国悠、杵屋勝司郎(三味線)、藤舎呂英社中(囃子)、児玉竜一(解説)
曲目
  • 「鷺娘」解説
    児玉竜一
  • 鷺娘
    唄   杵屋東成、杵屋禄三、杵屋正則、杵屋勝四助
    三味線 杵屋勝禄、杵屋禄宣、杵屋勝国悠、杵屋勝司郎
    囃子   藤舎呂英社中
  • 「二人椀久」解説
    児玉竜一
  • 二人椀久
    唄   杵屋東成、今藤長一郎、杵屋禄三、杵屋正則、杵屋勝四助
    三味線 杵屋勝禄、今藤美治郎、杵屋禄宣、杵屋勝国悠、杵屋勝司郎
    囃子   藤舎呂英社中
チケット料金(税込)
全席指定 4,400円
U29   2,200円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とした優待料金です。詳しくはこちらをご覧下さい。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります。(各種割引の適用外)

※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※車いす席をご希望の方はwebticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]にてお申込みください。スペースに限りがありますので、ご来場の際は事前に必ずご相談ください。
※公演中止以外での払い戻しはいたしません。やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。
チケット発売日
2023年2月16日(木) 正午
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:236625 チケットぴあ購入ページセブンイレブン店頭購入方法 セブンイレブン店頭購入方法

お問合せ
紀尾井ホールウェブチケット こちらのお問合せフォームをご利用ください。
出演者プロフィール
  • 杵屋東成(きねやとうせい)

    杵屋東成(きねやとうせい)

    昭和二十四年大阪府生まれ。幼少より父初代杵屋勝禄の手ほどきを受け、三歳にて初舞台。同四十三年七世杵屋勝三郎より禄三の名を許される。平成二十一年二世杵屋勝三郎の俳名、東成を襲名。歌舞伎海外公演に多数参加し、歌舞伎所作舞踊の立唄を勤める。現在一般財団法人杵勝会副理事長。長唄協会関西支部副支部長。昭和六十三年「咲くやこの花賞」、平成二十四年大阪市民表彰(文化功労部門)受賞。令和四年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。東成會主宰。温知会同人。

  • 杵屋勝禄(きねやかつろく)

    杵屋勝禄(きねやかつろく)

    昭和二十四年生まれ。父初代杵屋勝禄に師事。唄方の杵屋東成は双子の兄。同四十二年歌舞伎初舞台。同四十三年杵勝会に入り、杵屋禄宣を名のる。同五十三年中座にて初めて立三味線。同六十二年度咲くやこの花賞受賞。平成二十一年二代目杵屋勝禄を襲名。同二十四年大阪市市民表彰(文化功労)。

  • 児玉竜一

    児玉竜一

    昭和四十二年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、東京国立文化財研究所芸能部、日本女子大学などを経て、早稲田大学教授。演劇博物館の展示などにも携わり、平成二十五年から演劇博物館副館長。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』(教育芸術社、平成十四年)、共編著に『最新 歌舞伎大事典』(柏書房、平成二十四年)、図録『よみがえる帝国劇場展』(早稲田大学演劇博物館、平成十四年)など。「朝日新聞」(東京)で歌舞伎評担当。紀尾井ホール邦楽専門委員。