KIOI Resident Series II
紀尾井レジデント・シリーズ II
川口成彦(第2回)
“協奏曲の宴~withブロードウッド(1800年頃)”

2023年7月7日(金) 開演:19時(開場:18時15分)

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

同じアーティストと3年間に亘って紀尾井ならではの創造の場を究めるプロジェクト『レジデント・シリーズ』。
川口の2年目は前半をイベリア半島、後半をモーツァルトと近代のコンチェルトで構成。
クラシック音楽のテーマに基づく3つの話【ピアノ協奏曲をめぐる3話】

ピアノという楽器が時代ごとにドラマティックな変遷を辿ると同時に、ピアノ協奏曲の歴史も大変興味深いです。
そんな中から3つお話を考えてみました。
(紀尾井だより158号 文:川口成彦 フォルテピアノ奏者・ピアニスト)

※記事の全文は画面右のPDF、またはこちらからご覧いただけます。



紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 10席
募集期間 4月7日(金) 正午 ~ 6月7日(水)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
川口成彦(フォルテピアノ)Naruhiko Kawaguchi, fortepiano
使用楽器:ジョン・ブロードウッド&サン John Broadwood & son(1800年頃、太田垣至 修復)

[共演]La Musica Collanaメンバー(ピリオド楽器による弦楽5名)
丸山韶(第1ヴァイオリン)Sho Maruyama, violin
廣海史帆(第2ヴァイオリン)Shiho Hiromi, violin
佐々木梨花(ヴィオラ)Rika Sasaki, viola
島根朋史(チェロ)Shimane Tomofumi, cello
諸岡典経(ヴィオローネ)Noritsune Morooka, violone
曲目
  • ファリャ:ドビュッシーの墓のための讃歌 G.57(1920)[ソロ]
    Manuel de Falla (1876-1946): Homenaje pour "Le Tombeau de Claude Debussy" G. 57
  • マルティ:ファンダンゴと変奏 ニ短調(19世紀初期?)[ソロ]
    José Martí (ca.1768-ca.1834): Fandango con variaciones in D minor
  • アルベニス/ゴドフスキ編:タンゴ ニ長調 op.165-2[ソロ][追加曲目]
    Albéniz (1860-1909): Tango in D major op. 165-2, Concert transcription by Leopold Godowsky
  • セイシャス:協奏曲イ長調(18世紀前半)
    José António Carlos de Seixas (1704-42): Harpsichord Concerto in A major
    I. Allegro
    II. Adagio
    III. Giga. Allegro
  • パロミノ:協奏曲ト長調(1785)
    José Palomino (1755-1810): Concerto (Quintet) for harpsichord, 2 violins, viola and continuo in G major
    I. Allegro
    II. Andante
    III. Rondo. Allegro poco
  • シュナイダー:ニューオーリンズのモーツァルト~『朝日のあたる家』による変奏曲(2006)[ソロ]
    Enjott Schneider (1950): Mozart in New Orleans. Variations on "House of the Rising Sun"
  • ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ[ソロ][追加曲目]
    Ravel (1875-1937): Pavane pour une infante défunte
  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413 (387a)[作曲者によるピアノと弦楽四重奏版](1783)
    Mozart: Piano Concerto No. 11 in F major K. 413 (387a) [Version for Piano and String Quartet]
    I. Allegro
    II. Larghetto
    III. Tempo di Menuetto
    *当公演ではヴィオローネを加えて演奏します。
  • リー:小協奏曲(1934)
    Walter Leigh (1905-42): Concertino for Harpsichord or Piano and Strings
    I. Allegro
    II. Andante
    III. Allegro vivace

  • 出演者の希望で曲目が追加となりました(2023年6月11日)
チケット料金(税込)
S席 6,000円
A席 4,500円
U29 A席1,500円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。
チケット発売日
2023年4月7日(金)正午 紀尾井ホールウェブチケット・チケットぴあ・イープラス
チケットお取扱い

イープラスイープラス購入ページファミリーマート店頭購入方法

紀尾井ホールウェブチケット

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お問合せ
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出演者プロフィール
  • 川口成彦(フォルテピアノ)
    Naruhiko Kawaguchi, fortepiano

    1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)、モンテヴェルディ音楽祭(クレモナ)をはじめとした音楽祭にも出演。協奏曲では18世紀オーケストラ、{oh!} Orkiestra Historycznaなどと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。第46回日本ショパン協会賞、第31回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。CDは『ゴヤの生きたスペインより』(MUSIS, レコード芸術/朝日新聞特選盤)などを発表し、最新作はEt’ceteraよりリリースされた『月の光に〜フランダース・ロマン派のピアノ作品選集』。
    紀尾井ホールでは2022~2024年度のレジデント・シリーズを務める。
    公式ホームページ: https://naru-fortepiano.jimdofree.com/



    今回の使用楽器 John Broadwood & son(1800年頃 太田垣至 修復)

    川口成彦(フォルテピアノ)<br />Naruhiko Kawaguchi, <i>fortepiano</i>

    川口成彦(フォルテピアノ)
    Naruhiko Kawaguchi, fortepiano

    © Fumitaka Saito

  • 丸山韶(ヴァイオリン)
    Sho Maruyama,violin

    神奈川県立弥栄高等学校音楽コースを経て、京都市立芸術大学を首席で卒業。京都市長賞、京都音楽協会賞受賞。東京藝術大学別科古楽科修了。NHK Eテレ『ららら♪クラシック』、NHK-FM『リサイタル・パッシオ』にソロ出演。バッハ・コレギウム・ジャパン、チェンバー・ソロイスツ・佐世保、各メンバー。古楽アンサンブル コントラポント コンサートマスター。古楽オーケストラLa Musica Collanaディレクター、ソロ・コンサートマスター。木心トリオ ヴァイオリン奏者。ソロCD『Con affetto』、『FRENESIA』をリリース。『FRENESIA』は音楽之友社『レコード芸術』準特選盤、読売新聞『サウンズBOX』推薦盤に選出されるなど、高い評価を得ている。

    丸山韶(ヴァイオリン)<br>Sho Maruyama,<i>violin</i>

    丸山韶(ヴァイオリン)
    Sho Maruyama,violin

  • 廣海史帆(ヴァイオリン)
    Shiho Hiromi, violin

    東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、同大学大学院修士課程古楽科を修了。これまでに、佐々木晶子、久合田緑、田中千香士、原田幸一郎、若松夏美、アレッサンドロ・モッチアの各氏に師事。第22回古楽コンクール〈山梨〉最高位、併せて栃木・蔵の街音楽祭賞を受賞。2007、08年、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団より奨学金を受け、サント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参加。NHK-FM『名曲リサイタル』、旧奏楽堂デビューコンサート等に出演。また、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ボレアード、横浜シンフォニエッタ等の公演・録音に多数参加する他、古楽、モダンを問わず様々な演奏活動をしている。

    廣海史帆(ヴァイオリン)<br> Shiho Hiromi,<i> violin</i>

    廣海史帆(ヴァイオリン)
    Shiho Hiromi, violin

  • 佐々木梨花(ヴィオラ)
    Rika Sasaki, viola

    仙台市出身。桐朋女子高等学校音楽科経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。ヴァイオリンをHenrich Tatar、勅使河原真実、辰巳明子、豊田弓乃各氏に、バロックヴァイオリンを若松夏美氏に師事。ヴィオラ・ダ・ガンバを福澤宏、森川麻子各氏に師事。古楽オーケストラLa Musica Collanaのメンバーとして2017年NHK・Eテレ『ららら♪クラシック』に全国放映される。2019年まで桐朋女子高等学校非常勤講師を務める。現在、BONUM MUSICA MEMBRAメンバー。東京藝術大学大学院修士課程古楽科(バロックヴァイオリン)に在籍。

    佐々木梨花(ヴィオラ)<br>Rika Sasaki, <i>viola</i>

    佐々木梨花(ヴィオラ)
    Rika Sasaki, viola

  • 島根朋史(チェロ)
    Tomofumi Shimane, cello

    現代とヒストリカルのチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバを操る三刀流奏者、音楽博士。東京藝術大学にて博士号(音楽・チェロ)を取得。研究はバロックからベートーヴェンの時代に至る楽譜読解と弦楽器の奏法。同声会賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。パリ・サティ音楽院古楽科修了。東京文化会館、パリ・スービズ邸にてソロ・リサイタルを開催。ソロCD『レ・モノローグ』は、新聞・雑誌5誌の推薦盤に選出された。古楽オーケストラLa Musica Collana首席・サブディレクター。同団でNHK『ららら♪クラシック』に出演。バッハ・コレギウム・ジャパン、木心トリオ、各メンバー。フランス・バロック音楽団体On verra副代表。日本弦楽指導者協会正会員。昭和音楽大学非常勤講師。

    島根朋史(チェロ)<br>Tomofumi Shimane, <i>cello</i>

    島根朋史(チェロ)
    Tomofumi Shimane, cello

  • 諸岡典経(ヴィオローネ)
    Noritsune Morooka, violone

    東京都出身。国立音楽大学卒業。コントラバスでオーケストラ、室内楽、合唱の伴奏等で活動する傍ら、古楽器(ヴィオローネ)を用い通奏低音奏者として多くのグループで演奏会やレコーディングなどに多数参加。オーケストラ・シンポシオン、東京バロックプレイヤーズ、La Musica Collanaメンバー。同時にジャズ、ラテン音楽等ジャンルを超えて活動中。MOGメンバー。東京五美術大学管弦楽団トレーナー。2010年より父の後を引き継いで青梅リコーダーオーケストラ指揮者。オンライン朗読コンテストに2020年2位特別賞、2021年1位受賞。朗読と演奏による宮澤賢治のYouTubeコンサート「よだかの星」に出演。

    諸岡典経(ヴィオローネ)<br>Noritsune Morooka, <i>violone</>

    諸岡典経(ヴィオローネ)
    Noritsune Morooka, violone