紀尾井ホール室内管弦楽団 第136回定期演奏会
指揮:トレヴァー・ピノック
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo - The 136th Subscription Concert

2023年9月23日(土) 開演:14時
(開場:13時30分)

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

特別協賛:三井不動産株式会社 協賛:三井物産株式会社 三菱商事株式会社

2023年9月22日(金)公演はこちら

[ソリスト変更のお知らせ]
出演を予定しておりました湯川亜也子は急病のため出演できなくなりました。つきましては、下記の通り出演者が交替いたします。

ソプラノⅡ独唱
湯川亜也子→澤江衣里

曲目の変更はございません。また、出演者変更に伴うチケット代金の払い戻しはございません。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
23年度ピノックとの2度目の定期演奏会はメンデルスゾーン・プログラムです。
オーケストラと声楽の双方に通じたピノックならではの芸術を満喫していただくため、合唱を用いた大作カンタータ《讃歌》と、シューマンが「メンデルスゾーンが教会の作曲家として到達した最高作」とまで絶賛した浄化されるような美しさを持つ《詩篇第42番》をご用意しました。
またコンサートの最初にはオラトリオ《聖パウロ》の序曲も。“目覚めよ ! と我らを呼ぶ声あり”のコラールに始まり、メンデルスゾーンらしい推進力が爽快な心沸き立つ序曲です。ピノック芸術の真髄を存分にご堪能ください。

紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 10席
募集期間 5月26日(金)正午 ~ 8月22日(火)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
トレヴァー・ピノック Trevor Pinnock(指揮)
ラゥリーナ・ベンジューナイテ Lauryna Bendžiūnaitė(ソプラノ Ⅰ 独唱)日本デビュー
マウロ・ペーター Mauro Peter(テノール独唱)
[変更] 湯川亜也子 Ayako Yukawa → 澤江衣里 Eri Sawae(ソプラノ Ⅱ 独唱)
新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus(合唱)
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • メンデルスゾーン:オラトリオ《 聖パウロ》op. 36 MWV A 14~序曲
    Felix Mendelssohn Bartholdy: Oratorio “Paulus (Saint Paul)” op. 36 MWV A 14 - Overture
  • メンデルスゾーン:詩篇第42番《鹿が谷の水を慕うがごとく》op.42, MWV A 15
    Felix Mendelssohn Bartholdy: Psalm 42 “Wie der Hirsch schreit (Like as the hart longs/As the Hart Pants)” op. 42, MWV A 15
  • メンデルスゾーン:交響的カンタータ(交響曲第2番)《讃歌》変ロ長調 op.52, MWV A 18
    Felix Mendelssohn Bartholdy: Symphony-Cantata (Symphony No. 2 in B-flat major) “Lobgesang (Hymn of Praise)” op. 52 MWV A 18
チケット料金(税込)
2023年度定期会員
(全4公演 同一曜日・同一座席 連続券)
S席32,000円 A席27,500円 B席20,000円
今年度の販売は終了いたしました。

単券
S席 11,000円
A席 9,500円
B席 7,500円
U29 A席 4,000円
U29 B席 3,000円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・各会員割引は1会員様4枚までとなります。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※出演者・曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。

※定期会員の方で、特別なご事情により公演日振替(金→土/土→金)をご希望の場合は、こちらをご覧ください。
チケット発売日
2023年5月26日(金)正午 紀尾井ホールウェブチケット・チケットぴあ・イープラスともに
チケットお取扱い

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紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:237558  チケットぴあ購入ページセブンイレブン店頭購入方法 セブンイレブン店頭購入方法

お問合せ
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出演者プロフィール
  • トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock, conductor

    © Gerard Collett

    トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock, conductor

    1946年英国カンタベリー生まれ。奨学金を得て王立音楽院でオルガンを、さらにチェンバロも学び、チェンバロ奏者としてアカデミー室内管等で活動を開始。学生時代にはガリヤード・トリオを結成し、1966年に同トリオでロンドン・デビュー、1968年にはチェンバロ奏者としてソロ・デビューした。
    1972年にガリヤード・トリオを発展させ、ピリオド楽器オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」を創設。当初7名だった同楽団はすぐに発展拡大し、世界的名声を獲得した。2003年まで30年間にわたって同楽団を率いた後、活動の幅を広げるため勇退。以降は指揮、独奏、室内楽や数々の教育プロジェクトなどで活躍している。特に指揮者としては2011~2015年シーズンに首席客演指揮者を務めたモーツァルテウム管弦楽団をはじめ、ドイツ・カンマーフィル、ロス・フィル、ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管、フランス国立管、サンタ・チェチーリア管ほかに定期的に出演。2006年には自身の60歳の記念にヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルを創設。彼らと録音した《ブランデンブルク協奏曲》全曲のディスクは08年のグラモフォン・アワードに輝いた。2021年はポツダム室内アカデミーへの客演のほか、リトアニアのNžemė国際音楽祭でヘンデルの歌劇《アシスとガラテア》(ウェイク=ウォーカー/カント演出)、22年はフランドル歌劇場でモーツァルトの歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》(ケースマイケル演出・振付)を指揮した。
    2022/23シーズンは、これまでにボルツァーノ=トレント・ハイドン管(モーツァルト《レクイエム》)、ロイヤル・アカデミー・オペラ(ストラヴィンスキー 歌劇《放蕩児の遍歴》)、パリ室内管(ソリスト:レ・ヴァン・フランセ)、バーゼル室内管およびモーツァルテウム管(ともにソリスト:ピレシュ)、ポツダム室内アカデミー(ソリスト:ポディヨモフ)等を指揮し、さらにフランス国立管と6月(ソリスト:ピレシュ)と12月(ソリスト:ギル・シャハム)、2024年にはコンセルトヘボウ管との共演等を控えている。
    また、2021年にはダニエル・ハーディングの後任として、イタリア・ピサの音楽祭「アニマ・ムンディ」(ジュゼッペ・シノーポリ創設)の音楽監督にも就任した。
    録音での最新作は、バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻全曲(2021年録音)。次回作としてトマス・エーラー編曲の室内オーケストラ版 バッハ《パルティータ集》が今秋リリースされる予定。
    1992年大英帝国勲章CBE、1998年フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。
    紀尾井ホールには1995年にイングリッシュ・コンサートを率いて初登場。1995年に再び同コンビで、さらに1999年および2001年にはレイチェル・ポッジャーやジョナサン・マンソンらとのアンサンブルで出演した。紀尾井ホール室内管弦楽団には2004年の第46回定期演奏会でデビューし、12年第86回、16年第104回に再登場、さらに15年の創立20周年記念特別演奏会と20年の創立25周年記念特別演奏会も指揮した。2022年4月より紀尾井ホール室内管弦楽団第3代首席指揮者に就任。

  • ラウリーナ・ベンジューナイテ(ソプラノⅠ独唱)Lauryna Bendžiūnaitė, soprano I

    © Ronan Collett

    ラウリーナ・ベンジューナイテ(ソプラノⅠ独唱)Lauryna Bendžiūnaitė, soprano I

    リトアニア出身。同地の音楽演劇アカデミーとロンドン王立音楽院で学び、キリ・テ・カナワに師事した。ヴィリニュス市立歌劇場のメンバーとして、またリトアニア国立歌劇場やスウェーデン王立歌劇場に客演した後、シュトゥットガルト州立歌劇場のアンサンブルに加わり、カンブルラン、ルスティオーニ、キリル カラビツらのもと、ムゼッタ、エンヒェン、スザンナ、ツェルリーナ、《アリオダンテ》ダリンダなどの役柄を担当。ラン国立歌劇場では2017年《フィガロの結婚》のスザンナに続き、22年4月に《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナ役で出演した。コンサートでは、パーセルからシェーンベルク、オルフ、アブラハムセンに至る幅広いレパートリーを持ち、これまでにハンブルク響、オランダ・フィル、ワルシャワ・フィル、リトアニア国立響、マルメ響、バーゼル室内管、シュトゥットガルト室内管などと共演し、エルプフィルハーモニー、ドレスデン・フラウエン教会、シュトゥットガルト・リーダーハレなどのホールで演奏。リトアニア国立響とは21年にブリテンの《4つのシャンソン》とルトスワフスキの《シレジア三部作》を共演。22年にはカンブルラン指揮ハンブルク響でフォーレ《レクイエム》を歌った。23年6月にはリトアニア国立響とのオルフ《アフロディーテの勝利》が予定されている。
    ピノックとは、2015年のルツェルン音楽祭メンデルスゾーン、16年マーラー交響曲第4番室内楽版、2019年シューベルト《ラザルス》、21年ヘンデル《アシスとガラテア》、22年モーツァルト《レクイエム》などで共演を重ねている。

  • マウロ・ペーター(テノール独唱)Mauro Peter, tenor

    © Christian Felber

    マウロ・ペーター(テノール独唱)Mauro Peter, tenor

    スイス・ルツェルン生まれ。ミュンヘン音楽・舞台芸術大学で学んだ。2012年ツヴィッカウのロベルト・シューマン国際コンクールで第1位と聴衆賞を受賞。また同年のシュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデにハルテロスの代役として登場、ヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で《美しき水車屋の娘》を歌いリサイタル・デビューを果たし、高い評価を得た。2013年からはチューリヒ歌劇場の常任アンサンブルメンバーとして活動するほか、ザルツブルク音楽祭には2012年に5演目への出演でデビューし、16年には《コジ・ファン・トゥッテ》フェッランド、17年にはベルク《ヴォツェック》アンドレス、18年と22年には《魔笛》タミーノを歌うなど常連出演者となっている。
    2022年春、ネルソンス指揮による《ヴォツェック》(アンドレス役)でボストンおよびカーネギーホールにデビュー。9月には同時期にヤング指揮チューリヒ歌劇場のシュトラウス《サロメ》ナラボートおよびマナコルダ指揮パリ国立オペラ座の新制作版モーツァルト《魔笛》タミーノに出演。また数々のリサイタルやコンサート活動も活発で、アーノンクール、ガーディナー、メータ、ドゥダメル、アダム・フィッシャー、ヘレヴェーヘ、マンフレート・ホーネック、ユロフスキ、コープマン、ルイージ、ノット、オロスコ=エストラダといった錚々たる指揮者と共演を重ね、23年4・5月にはキリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルとモーツァルト《戴冠式ミサ曲》も予定されている。
    録音では2014年の《美しき水車屋の娘》ウィグモアホールライヴに続き、2015年にはソニー・クラシカルからのデビュー・アルバムとしてシューベルトの『ゲーテ歌曲集』、翌16年には《詩人の恋》その他の『シューマン歌曲集』をリリース。映像では2015年ルイジ指揮チューリヒ歌劇場ゲルハーヘル主演と17年ザルツブルク音楽祭でのユロフスキ指揮ウィーン国立歌劇場ゲルネ主演の2種の《ヴォツェック》が出されている。

  • 澤江衣里(ソプラノ)Eri Sawae, soprano

    澤江衣里(ソプラノ)Eri Sawae, soprano

    島根県益田市出身。国立音楽大学首席卒業。東京藝術大学大学院修士課程及び博士課程修了。英国歌曲研究により博士号取得。ロンドン留学。第79回日本音楽コンクール2位入賞。第11回東京音楽コンクール最高位。
    声楽を永井和子、佐藤峰子に師事。2006年よりバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のアンサンブル・メンバーとして研鑽を積む。ソリストとして読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団などと共演。バッハ《ロ短調ミサ曲》、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《天地創造》、ブラームス《ドイツ・レクイエム》、オルフ《カルミナ・ブラーナ》やロイド=ウェバー《レクイエム》など後期バロックから現代まで幅広いレパートリーを持つコンサート歌手として活躍している。
    NHKテレビ番組『名曲アルバム』でのバッハ《コーヒー・カンタータ》独唱、NHK-FM『リサイタル・ノヴァ』等に出演。2021年、CD『ふるさとの歌。こころの歌。』をリリース。島根県ふるさと親善大使・遣島使。洗足学園音楽大学非常勤講師。
    トレヴァー・ピノック氏とは2015年の紀尾井シンフォニエッタ東京(現・紀尾井ホール室内管弦楽団)創立20周年記念特別演奏会バッハ《ロ短調ミサ曲》で共演。
    オフィシャル・ウェブサイトhttps://www.eri-sawae.com

  • 新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus

    1997年10月に開場した新国立劇場のオペラ公演の核を担う合唱団として98年4月から活動を開始。メンバーは男女100名を超え、新国立劇場が上演する多彩なオペラ公演により年々レパートリーを増やしている。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は、公演ごとに共演する出演者、指揮者、演出家・スタッフはもとより、国内外のメディアからも高い評価を得ている。外部出演公演ではNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団など国内オーケストラとの共演も積極的に行い、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、トリノ王立歌劇場管弦楽団&合唱団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団など海外のオーケストラとの共演も数多く、活躍の場を広げている。

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