紀尾井ホール室内管弦楽団 第137回定期演奏会
指揮:オッターヴィオ・ダントーネ
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo - The 137th Subscription Concert

2023年11月18日(土) 開演:14時
(開場:13時30分)

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

特別協賛:三井不動産株式会社 協賛:三井物産株式会社 三菱商事株式会社

2023年11月17日(金)公演はこちら

2021年5月からの再企画公演となります。バロック音楽の世界的権威ダントーネがKCOとの舞台で日本のオーケストラにデビューします。
プログラムは得意のヴィヴァルディからハイドンまでのバロック&古典派音楽に、アバドの追悼公演用にダントーネ自身が編曲したポルポラの傑作協奏曲のアジア初演も加え、ダントーネの音楽の魅力を指揮とソロの両面で存分にお楽しみいただきます。
またコンサートの前半には、彼と公私ともにパートナーで、これが初来日となるデルフィーヌ・ガルーによる、華麗なアジリタや美しくしっとりとした情感で彩られたバロック・オペラの名アリアの数々もお届けします。

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紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 10席
募集期間 7月21日(金)正午 ~ 10月17日(火)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
オッターヴィオ・ダントーネ Ottavio Dantone(指揮&ピアノ)KCOデビュー
デルフィーヌ・ガルー Delphine Galou(コントラルト)日本デビュー
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • ヘンデル: 歌劇《アルチーナ》HWV34
     ~序曲、ガヴォット、サラバンド、ガヴォット、アリア〈復讐してやりたい〉
    Georg Friedrich Händel: Overture, Gavotte, Sarabande, Gavotte, Aria “Vorrei vendicarmi” from «Alcina» HWV 34
  • ヘンデル: 歌劇《ジューリオ・チェーザレ》HWV17~アリア〈花咲く心地よい草原で〉
    Georg Friedrich Händel: Aria “Se in fiorito ameno prato” from «Giulio Cesare» HWV 17
  • ヘンデル:歌劇《リナルド》HWV7~アリア〈風よ、暴風よ、貸したまえ〉
    Georg Friedrich Händel: Aria “Venti turbini prestate” from «Rinaldo» HWV 7
  • ポルポラ/ダントーネ編:ピアノ協奏曲ト長調 (原曲:チェロ協奏曲)[アジア初演]
    Nicola Porpora: Piano Concerto in G major (transcription by O. Dantone from Cello Concerto) [Asian premiere]
  • ヴィヴァルディ:歌劇《テンペのドリッラ》RV709~シンフォニア
    Antonio Vivaldi: Sinfonia from «Dorilla in Tempe» RV 709
  • ヴィヴァルディ:歌劇《救われたアンドロメダ》~アリア〈太陽はしばしば〉
    Antonio Vivaldi: Aria “Sovente il sole” from «Andromeda liberata»
  • ヴィヴァルディ:歌劇《狂えるオルランド》RV728~アリア〈真っ暗な深淵の世界に〉
    Antonio Vivaldi: Aria “Nel profondo cieco mondo” from «Orlando furioso» RV 728
  • グルック:歌劇《パリーデとエレーナ》Wq.39~アリア〈甘い恋の美しい面影が〉
    Christoph Willibald Gluck: Aria “Le belle immagini” from «Paride e Elena» Wq. 39
  • ハイドン:交響曲第81番ト長調 Hob.I:81
    Joseph Haydn: Symphony No. 81 in G major Hob.I:81
チケット料金(税込)
2023年度定期会員
(全4公演 同一曜日・同一座席 連続券)
S席32,000円 A席27,500円 B席20,000円
今年度の販売は終了いたしました。

単券
S席 8,800円
A席 7,800円
B席 5,800円
U29 A席 2,000円
U29 B席 1,500円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・各会員割引は1会員様4枚までとなります。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※出演者・曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。

※定期会員の方で、特別なご事情により公演日振替(金→土/土→金)をご希望の場合は、こちらをご覧ください。
チケット発売日
2023年7月21日(金)正午 紀尾井ホールウェブチケット・チケットぴあ・イープラス
チケットお取扱い

イープラスイープラス購入ページファミリーマート店頭購入方法

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:244000チケットぴあ購入ページセブンイレブン店頭購入方法 セブンイレブン店頭購入方法

お問合せ
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出演者プロフィール
  • オッターヴィオ・ダントーネ(指揮&ピアノ)Ottavio Dantone, conductor & piano

    (c) Giulia Papetti

    オッターヴィオ・ダントーネ(指揮&ピアノ)Ottavio Dantone, conductor & piano

    ミラノのヴェルディ音楽院でオルガンとチェンバロを学んだ後、コンサート活動を開始。すぐに同世代のチェンバロ奏者の中で最も才能ある一人として批評家の注目を浴びるようになった。
    1985年パリ国際コンクールにて通奏低音賞、1986年にはブルージュ国際コンクールにて第3位を受賞。特に後者での入賞はイタリア人として初めてであり、国際的な知名度を一気に高めた。
    ラヴェンナのバロック・オーケストラ、アッカデミア・ビザンティーナとのコラボレーションは1989年に始まり、バロック時代の歴史的演奏法に対する深い理解から、1996年には同グループの音楽監督に指名された。彼とアッカデミア・ビザンチーナのコンビは、今日の国際舞台で最も優れたピリオド楽器オーケストラのひとつであると評価されている。
    この20年間、ダントーネは、ソリスト、室内楽や室内オーケストラの指揮者としての活動に加え、古典派やロマン派のレパートリーにも徐々に手を広げている。
    オペラ指揮者としては、1999年、ラヴェンナのアリギエーリ劇場でジュゼッペ・サルティの《ジュリオ・サビーノ》をアッカデミア・ビザンティーナと初めて現代に復活上演し、デビューを果たした。以来、ミラノ・スカラ座、パリ国立オペラ座、マドリッド・レアル劇場、チューリヒ歌劇場、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、ロンドン・プロムスなど、世界の著名な音楽祭や劇場で、有名なオペラからほとんど上演されてこなかったオペラの再発見や現代初演までを指揮している。
    2021年イタリア共和国大統領よりイタリア共和国功労勲章コンメンダトーレ(Commendatore dell'Ordine al Merito della Repubblica)を授与される。2022年ボルツァーノ・トレント・ハイドン・オーケストラの首席指揮者に就任。
    ソリストおよび指揮者として、デッカ、ドイツ・グラモフォン、ナイーヴ、ハルモニア・ムンディなどのレコード会社で録音。映像ソフトも多く、数々の国際的な賞を受賞し、高い評価を受けている。

  • デルフィーヌ・ガルー(コントラルト)Delphine Galou, contralto

    (c) Giulia Papetti

    デルフィーヌ・ガルー(コントラルト)Delphine Galou, contralto

    パリ生まれ。ソルボンヌ大学で哲学を学ぶ傍ら、ピアノと歌を学ぶ。2000年にフランス・ラン国立歌劇場のオペラ研修センター「Jeunes Voix du Rhin」のアンサンブルメンバーとしてキャリアをスタート。その後、古楽を専門とし、バルタザール・ノイマン・アンサンブル(トーマス・ヘンゲルブロック)、イ・バロッキスティ(ディエゴ・ファゾリス)、アッカデミア・ビザンチーナ(オッターヴィオ・ダントーネ)、コレギウム1704(ヴァーツラフ・ルクス)、ヴェネツィア・バロックオーケストラ(アンドレア・マルコン)、イル・コンプレッソ・バロッコ(アラン・カーチス)、レ・シエクル(フランソワ=グザヴィエ・ロト)、レザール・フロリサン(ジョナサン・コーエン)、ル・コンセール・ナシオン(ジョルディ・サバ―ル)、アンサンブル・マテウス(ジャン=クリストフ・スピノジ)、レ・ミュジシャン・ドゥ・ルーヴル(マルク・ミンコフスキ)、コンセール・ダストレ(エマニュエル・アイム)、レ・ザンバサドゥール(アレクシス・コセンコ)、レ・タラン・リリク(クリストフ・ルセ)といった名うてのアンサンブルとコラボレーションを重ね、コンサートや、特にバロック・古典派のオペラに出演。2004年にはフランス若手芸術家振興会ADAMIの「ディスカバリー・オブ・ザ・イヤー」に選出される。
    これまでに、シャンゼリゼ劇場、アンジェ・ナント・オペラ、モンペリエ歌劇場、ロイヤルオペラハウス、ザンクト・ガレン劇場、バーゼル劇場、カールスルーエのヘンデル音楽祭、シュヴェツィンゲン音楽祭、ベルリン州立歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場、フィレンツェのマッジオ・ムジカーレなどに出演している。
    2018年9月、アッカデミア・ビザンティーナと録音したCD『Agitata』がグラモフォン賞の年間ベストリサイタル賞を受賞。コンサート・ソリストとしては、ボーヌ・バロック音楽祭の常連で、ヘンデルの《リナルド》と《アレッサンドロ》、ポルポラ《セミラミデ》、ヴィヴァルディ《勝利のユディータ》と《狂えるオルランド》、2013年にはヴィヴァルディ《ダリオの戴冠》で絶賛を浴びる。2013年にはニューヨークのリンカーン・センター、アリス・タリー・ホールで、エマニュエル・アイム指揮ル・コンセール・ダストレとヘンデルの《アチ、ガラテアとポリフェーモ》でアメリカ・デビューも果たす。
    2021年は6月にラヴェンナ音楽祭、ボーヌ・バロック音楽祭ほかでヘンデル《時と悟りの勝利》(悟り)、フィレンツェ5月音楽祭で《ウリッセの帰還》(ペネロペ)、9月チューリヒ歌劇場での《ポッペアの戴冠》(オットーネ)など、22年はモンテヴェルディ音楽祭ほかで《ウリッセの帰還》(ペネロペ)、ボーヌ・バロック音楽祭でヘンデル《ジューリオ・チェーザレ》(コルネリア)、同年11月のアン・デア・ウィーン劇場や23年2月モデナ市立劇場、5月カタルーニャ音楽堂ではヴィヴァルディ《イル・タメルラーノ(バヤゼット)》(アステリア)に出演した。
    録音では、バッハ《ヨハネ受難曲》(マルク・ミンコフスキ指揮、ナイーヴ)、ヴィヴァルディ《テウッツォーネ》(ジョルディ・サヴァール指揮、ナイーヴ)、ヴィヴァルディ《オルランド》1714(フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮、ナイーヴ)、《ダリオの戴冠》、ロッシーニ《小荘厳ミサ曲》(オッターヴィオ・ダントーネ指揮、ナイーヴ)、ステファン《ニオベ》(トーマス・ヘンゲルブロック指揮、DVD Opus Arte)、アンドレア・マルコン指揮カルダーラの歌劇《惑星の調和》(ドイツ・グラモフォン)、レナード・スラトキン指揮リヨン国立管弦楽団とラヴェルの歌劇《子供と魔法》(ドイツ・グラモフォン)など多数をリリースしている。

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