「紀尾井みらいシート」あるいは「こども招待」の応募方法などの詳細は、後日改めて発表します。
(2024年3月30日現在)
2024年10月24日(木) 開演:19時
主催:日本製鉄文化財団
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© GIANNI RIZZOTTI
マリオ・ブルネロ(チェロ)Mario Brunello cello
1986年にチャイコフスキー国際コンクール優勝。以来テミルカーノフ、アバド、シャイー、ムーティ、ユロフスキ、ガッティ、コープマン、小澤征爾らの指揮のもと、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィル、フィラデルフィア管、ロンドン響、ベルリン・ドイツ響、マーラー・チェンバー・オーケストラ、フランス国立管、N響、紀尾井シンフォニエッタなど代表的なオーケストラと共演している。とりわけアバドとの関係は長年にわたり、ルツェルン祝祭管やモーツァルト管には首席メンバーとして度々招かれた。最近のハイライトとしては、パッパーノ指揮サンタ・チェチーリア管との共演、クレメラータ・バルティカとのツアー、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管とのサンクトペテルブルク共演などが挙げられる。これらのオーケストラとは弾き振りも多い。1994年にはオーケストラ・ダルキ・イタリアーナを創設し、イタリア国内外のツアーを行っている。室内楽にも熱心で、クレーメル、アルゲリッチ、F.P.ツィンマーマン、バシュネット、ポリーニ、ルケシーニ、アルバン・ベルク四重奏団などと共演。録音も多く、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲、ブラームス、ベートーヴェン、ショパンのチェロ・ソナタ、また無伴奏チェロのための現代作品も録音している。グラモフォンに録音したアバド指揮によるベートーヴェンの三重奏曲や、オデュッセウスの冒険を描いた『オデュシア』などをはじめとするEGEAレーベルでのシリーズは特筆される。最新録音はリッカルド・ドーニ指揮アカデミア・デッラヌンチアータとの『チェロ・ピッコロによる協奏曲集』(2021年収録)。
使用楽器は1600年代に製作された「マッジーニ」。
© Taira Tairadate
川口成彦(フォルテピアノ)Naruhiko Kawaguchi fortepiano
1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)、モンテヴェルディ音楽祭(クレモナ)をはじめとした音楽祭にも出演。協奏曲では18世紀オーケストラ、{oh!} Orkiestra Historycznaなどと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。第46回日本ショパン協会賞、第31回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。CDは『ゴヤの生きたスペインより』(MUSIS, レコード芸術/朝日新聞特選盤)などを発表し、最近作は『月の光に〜フランダース・ロマン派のピアノ作品選集』(Et’cetera)、ミニピアノを用いた『おはよう』(MUSIS・2023年12月リリース)。
紀尾井ホールでは2022~24年度のレジデント・シリーズを務める。
公式ホームページ https://naru-fortepiano.jimdofree.com/