紀尾井たっぷり名曲8長唄「春興鏡獅子」
杵屋勝四郎×杵屋栄八郎

2024年11月28日(木) 開演:18時30分

  • 主催公演
  • 邦楽
  • 紀尾井小ホール

主催:日本製鉄文化財団

三味線音楽の名曲をじっくり味わうシリーズ第8弾
名曲はどうして名曲なのか?
「春興鏡獅子」は、中国の清涼山を訪れた寂昭法師が、牡丹に戯れて舞う獅子を目にするという能の『石橋』に取材した「獅子物」や「石橋物」作品の一つで、明治26年に初演されました。
江戸城大奥の正月お鏡曳きの日のこと、踊りを望まれた小姓が舞っているうちに獅子の精につかれて、胡蝶とともに牡丹の花に遊び狂う、迫力満点の大曲です。

紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 6席
募集期間 2024年9月5日(木)正午 ~ 2024年10月28日(月)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
杵屋勝四郎、今藤政貴、杵屋巳之助、杵屋勝四寿、杵屋勝四助(唄)、杵屋栄八郎、杵屋栄八郎、杵屋勝十朗、杵屋勝国悠、杵屋三禄、杵屋勝司郎(三味線)、藤舎呂英、藤舎清之、望月太津之、藤舎呂近、藤舎英心/福原寬(囃子)、児玉竜一(解説)
曲目
  • お話「筋の(通ら)ない鏡獅子 廓から千代田城へ」
    児玉竜一
  • 春興鏡獅子
    唄   杵屋勝四郎、今藤政貴、杵屋巳之助、杵屋勝四寿、杵屋勝四助
    三味線 杵屋栄八郎、杵屋勝十朗、杵屋勝国悠、杵屋三禄、杵屋勝司郎
    小鼓  藤舎呂英、藤舎呂近、藤舎英心
    大鼓  望月太津之
    太鼓  藤舎清之
    笛   福原寬
チケット料金(税込)
全席指定 4,500円
U29   2,000円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とした優待料金です。詳しくはこちらをご覧下さい。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります。(各種割引の適用外)

※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※「車椅子専用」は、車椅子のままでご鑑賞いただけるよう座席を取り外してご用意しており、車椅子ご使用の方を対象に販売しています。ご同伴の方(1名)もご購入いただけます。
※公演中止以外での払い戻しはいたしません。やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。
チケット発売日
2024年9月5日(木) 正午
チケットお取扱い

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出演者プロフィール
  • 杵屋勝四郎(きねやかつしろう)

    杵屋勝四郎(きねやかつしろう)

    昭和三十四年東京都生まれ。同三十八年杵屋和四蔵の元で稽古を開始。人間国宝杵屋勝国、人間国宝東音宮田哲男に師事。同五十六年長唄杵勝会の名取、杵屋崇光となる。同五十七年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。平成九年文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞受賞。同十九年六代目杵屋勝四郎襲名。同二十四年度日本文化藝術財団 「創造する伝統賞」受賞。同二十五年度文化庁芸術祭音楽部門大賞受賞。同二十八年松尾芸能賞優秀賞受賞。同三十年文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。令和5年日本芸術院賞受賞。現在、杵勝会理事、長唄協会理事。長唄煌光会主宰。

  • 杵屋栄八郎(きねやえいはちろう)

    杵屋栄八郎(きねやえいはちろう)

    昭和四十二年東京都生まれ。同四十九年より杵屋栄敏郎に師事。同五十五年二代目杵屋栄八郎を襲名。平成元年東京藝術大学別科修了。同年大和楽を二代目家元大和久満に師事、大和壽の芸名を許される。若手五人による長唄演奏会星華会に参加。歌舞伎、演奏会、舞踊会等で活躍。

  • 藤舎呂英(とうしゃろえい)

    藤舎呂英(とうしゃろえい)

    昭和四十一年大阪府生まれ。父は藤舎呂浩。六世家元藤舎呂船に師事。平成元年東京藝術大学音楽学部卒業。同十八年第十回日本伝統文化振興財団賞奨励賞受賞(同時にCD発売)。現在、放送・舞台(舞踊公演・長唄演奏会等)・海外公演等、幅広く音楽活動を行う。藤舎流真しほ会、青濤会同人。いしかわ子ども邦楽アンサンブル講師。

  • 児玉竜一(こだまりゅういち)

    児玉竜一(こだまりゅういち)

    昭和四十二年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、東京国立文化財研究所芸能部、日本女子大学などを経て、早稲田大学教授。演劇博物館の展示などにも携わり、平成二十五年から演劇博物館副館長。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』(教育芸術社、平成十四年)、共編著に『最新 歌舞伎大事典』(柏書房、平成二十四年)、図録『よみがえる帝国劇場展』(早稲田大学演劇博物館、平成十四年)など。「朝日新聞」(東京)で歌舞伎評担当。紀尾井ホール邦楽専門委員。