KIOI Resident Series III
紀尾井レジデント・シリーズ III
青木尚佳(第2回)“Fantasy”

2024年12月6日(金) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

レジデント・シリーズの初回でイザイの無伴奏作品を採りあげ、“個”としての実力を披露した青木尚佳。2回目となる今回はピアノとのデュオで、ヴァイオリン作品の真髄を聴かせます。プログラムもこのシリーズらしくとことんこだわり、すべて“ファンタジー(幻想曲)”で揃えました。

《こども招待》のごあんない 文化庁
この公演では《こども招待》を設定し、小学生以上18歳以下の方(こども)を入場料無料*)で招待します。
また、《こども招待》2名につき保護者等の同伴者(《同伴保護者》)は1名まで定価料金の半額で鑑賞できます。

*)入場料無料/ただし、決済手数料・発券手数料・システム利用料は別途申し受けます。

 
この招待は、「文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」により設置するものです。


対   象 小学1年生以上 満18歳以下 (誕生日が2005年12月7日以降の方)
※《同伴保護者》について ――《こども招待》2名につき保護者等の同伴者は1名まで定価料金の半額で購入可能
座席数上限  《こども招待》20席  《同伴保護者》8席
紀尾井ホールウェブチケットで、先着により座席数上限まで予約を受付けます。
予約可能期間 チケット発売と同時に予約できます。座席数上限に達するまで予約を受付けます。
手続きと入場方法 こちらのページを開いてよくお読みいただき、紀尾井ホールウェブチケット(販売サイト)で座席を0円で購入し、 情報登録フォーム(Microsoft Forms)で入場者情報を登録してください。
入場前に登録情報と照合して座席券に検印を押します。
本公演では紀尾井みらいシートは設定しません。これに代えて《こども招待》を設定しています。

 

出演者
青木尚佳(ヴァイオリン)Naoka Aoki violin
ボリス・クズネツォフ(ピアノ)Boris Kusnezow piano
早川りさこ(ハープ)Risako Hayakawa harp
曲目
  • シェーンベルク:幻想曲 op.47
    Schönberg: Phantasy for Violin with Accompaniment of the Piano op. 47
  • シューベルト:幻想曲ハ長調 D934
    Schubert: Fantasia for Violin and Piano in C major op. post. 159, D 934
  • シューマン:幻想曲ハ長調 op.131
    Schumann: Fantasy for Violin and Piano in C major op. 131
  • サン=サーンス:幻想曲 op.124
    Saint-Saëns: Fantasy for Violin and Harp op.124
  • サラサーテ:カルメン幻想曲 op.25
    Sarasate: Carmen Fantasy for Violin and Piano op. 25
チケット料金(税込)
S席 6,000円
A席 4,000円
U29 A席 1,500円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※出演者・曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。
チケット発売日
2024年8月23日(金)正午
チケットお取扱い

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お問合せ
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出演者プロフィール
  • 青木尚佳(ヴァイオリン)Naoka Aoki <i>violin</i>

    © 井村重人

    青木尚佳(ヴァイオリン)Naoka Aoki violin

    2014年11月、フランス・パリで行われたロン=ティボー=クレスパン国際コンクールで第2位受賞。併せてコンチェルトの最良の解釈に贈られるモナコ大公アルベール二世賞を受賞する。同コンクール入賞後、本格的な演奏活動を開始。浜離宮朝日ホール、東京・春・音楽祭をはじめとする各地でのリサイタル活動、N響、東響、東京シティ・フィル、仙台フィル、大阪フィル、大阪響、兵庫芸術文化センター管など各地のオーケストラとの共演で高い評価を得ている。2018年4月にはフォンテック社よりデビューCDをリリース。
    2009年第78回日本音楽コンクール第1位。2010年NHK交響楽団とパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲を共演しデビュー。桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコースを経て、2011年より英国王立音楽大学にトム・ナッパー氏及びローム ミュージック ファンデーションより奨学金を得て留学。全卒業生の中から男女各1名ずつ贈られるタゴール・ゴールドメダルを受賞。続いてABRSM(英国王立音楽検定)全額奨学金により英国王立音楽院で学んだ。ロンドンでの多数のリサイタルの他、2012年、2014年と2回にわたり英国王立音楽大学協奏曲コンクールにて優勝。室内楽も積極的に行っており、2013年英国王立音楽大学弦楽四重奏コンクールにて優勝、ロイヤル・アルバートホール、ウィグモアホールその他多数のフェスティバルにて演奏を行う。
    2014年6月にはスイス国際音楽アカデミーに参加し、小澤征爾氏の指導を受けた。
    これまでに、堀正文、藤川真弓、堀米ゆず子の各氏に師事。ミュンヘン音楽大学にてアナ・チュマチェンコ氏のもと研鑽を積む。
    2021年、ミュンヘン・フィルのコンサートマスターに合格、22年3月に正式に就任した。
    使用楽器はアントニオ・ストラディヴァリウス 1713年製“Rodewald”。

  • ボリス・クズネツォフ(ピアノ)Boris Kusnezow <i>piano</i>

    © Zuzanna Specjal

    ボリス・クズネツォフ(ピアノ)Boris Kusnezow piano

    1985年モスクワ生まれ。伝統あるグネーシン音楽院で音楽教育を開始した。8歳からドイツに住み、ハノーファーでベルント・ゲツケ教授に師事。
    2009年3月ビョル・カン(ヴァイオリン)とのデュオでドイツ音楽コンクールピアノ・パートナー部門で1位および特別賞、同年10月Kissinger KlavierOlymp国際ピアノコンクールで第2位を受賞。その後2012〜15年にかけてビョル・カンとのデュオでボルレッティ=ブイトーニ財団フェローシップに選ばれた。さらにドイツ音楽財団とドイツ全国奨学金財団からの奨学金を受けている。
    同世代で最も人気の高い共演ピアニストの一人として、アンティエ・ヴァイトハースやリヤ・ペトロヴァら著名な器楽奏者や歌手と共演しており、また、カーネギーホール(ニューヨーク)、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール(ロンドン)、ウィーン・コンツェルトハウス、ベルリン・フィルハーモニー、ハンブルク・ライスハレ、ミュンヘン・プリンツレーゲンテン劇場、ガスタイクなどに出演している。
    レコーディングも多く、多数の放送録音のほか、すでに12を超えるアルバムをリリースし、それらは、オプス・クラシックやドイツ・シャルプラッテン批評家賞などを含む多くの賞にノミネートされた。
    自身のコンサートのほか、世界で最も権威のある音楽コンクールの公式ピアニストとしても人気があり、最近ではミュンヘンARD、ハノーファー・ヨーゼフ・ヨアヒム、シュトゥットガルト国際、エリザベート王妃などの各コンクールに招待されている。
    活発な演奏活動に加え、イタリアのモンテカステッリでピアノ室内楽アカデミー「チェンバー・ラボ」を創設、また国際ソリスト音楽アカデミー(IMAS)の芸術監督、ビュッケブルク城のシャウムブルク城コンサートの芸術監督を務め、さらにレーヴェ財団のボランティアとしてクラシック音楽の振興に取り組んでいる。
    教育にも熱心で、 2020年にはライプツィヒのフェーリクス・メンデルスゾーン音楽演劇大学のピアノ室内楽教授に就任した。
    公式ウェブサイト https://boriskusnezow.com

  • 早川りさこ(ハープ)Risako Hayakawa <i>harp</i>

    © Nobutoshi.Sato

    早川りさこ(ハープ)Risako Hayakawa harp

    幼少よりピアノを学んでいたが、家に楽器があったことがきっかけでハープに転向する。
    東京藝術大学卒業後、第3回日本ハープコンクール、第2回アルピスタ・ルドビコ・スペイン国際ハープコンクール優勝。
    アルウィン《ハープ協奏曲》、リーバーマン《フルートとハープのための協奏曲》の日本初演、タン・ドゥン《13のマイクロフィルムとハープのための協奏曲》の世界初演をしている、
    NHK交響楽団ハープ奏者。国立音楽大学にて非常勤講師として後進の指導にもあたっている。