紀尾井 明日への扉
第41回 井上玲(リコーダー)

2024年12月12日(木) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

協賛:三菱地所株式会社

「明日への扉」シリーズとしても、さらに紀尾井ホール主催としても初のリコーダー・リサイタル
若き才能の飛躍の後押しをする「紀尾井 明日への扉」。この回は同シリーズとしても、さらに紀尾井ホール主催としても初となるリコーダーです。小鳥に歌を教えるための楽器ともいわれ、きわめて歴史が古いリコーダーは、古楽ファンのみならず、あらゆる音楽ファンを魅了する楽器。そのリコーダーの奥深き世界へと井上玲が誘います。使用する楽器の音色やキャラクターはもちろん、その種類や数にもご注目ください。

紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 10席
募集期間 2024年8月30日(金) 正午 ~ 11月12日(火)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法 こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
井上玲(リコーダー)Rei Inoue recorder
桒形亜樹子(チェンバロ)Akiko Kuwagata harpsichord
森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)Asako Morikawa viola da gamba
曲目
  • ヘンデル:歌劇《リナルド》HWV7a~序曲(リコーダー編曲版)
    Händel: Overture from "Rinaldo" HWV 7a (arr. for recorder)
  • コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 op.5-1(リコーダー編曲版)
    Corelli: Violin Sonata No. 1 op. 5-1 (arr. for recorder)
  • ヘンデル:オーボエ・ソナタ ヘ長調 HWV 363a(リコーダー編曲版)
    Händel: Oboe Sonata in F major HWV 363a (arr. for recorder)
  • ヘンデル:リコーダー・ソナタ イ短調 HWV 362
    Händel: Recorder Sonata in A minor HWV 362
  • ヘンデル:リコーダー・ソナタ ニ短調 HWV 367a
    Händel: Recorder Sonata in D minor HWV 367a
  • コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番《フォリア》op.5-12(リコーダー編曲版)
    Corelli: Violin Sonata No. 12 “Follia” op. 5-12 (arr. for recorder)
  • 作者不詳:コレッリのソナタ第7番のサラバンダによるグラウンド(リコーダー編曲版)
    Anon.: Ground upon the Sarabanda Theme of the 7th Sonata op. 5-7 by Mr. Corelli
チケット料金(税込)
S席 3,000円
A席 500円
U29 S席 1,000円

4公演セット券 S席 10,000円 A席2,000円 [発売]2024年2月9日(金)正午販売終了
※ セット券は、第39回から第42回まで4公演を同一座席でご鑑賞いただけます。

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。

紀尾井サポートシステムあおい会員のお申込みは、こちらから承ります。
チケット発売日
4公演セット券 2024年2月9日(金)正午 紀尾井ホールウェブチケットのみの取り扱い
1公演券 2024年8月30日(金)正午
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:272-765 購入ページ セブンイレブン店頭購入方法

イープラス購入ページ ファミリーマート店頭購入方法

CNプレイガイド購入ページ tel: 0570-08-9999(10:00~18:00 年中無休))

お問合せ
紀尾井ホールウェブチケット こちらのお問合せフォームをご利用ください。
出演者プロフィール
  • 井上玲(リコーダー)
    Rei Inoue recorder

    1998年、大阪生まれ。8歳よりリコーダーを、11歳よりフラウト・トラヴェルソを始める。東京大学文学部(美術史学専修課程)を経て、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程(音楽文化学専攻)を修了。修了時には最優秀の学生に与えられる大学院アカンサス音楽賞を受賞。修士論文『17世紀後半から18世紀前半にかけてのリコーダーとフルートの編曲文化──パリとロンドンの音楽愛好家の活動を中心に』は高い評価を受け、学内論文発表会および日本音楽学会東日本支部定例会に推薦を受ける。
    一方、中学在学中よりコンクールでの受賞を重ね、2011年第17回KOBE国際音楽コンクールにて奨励賞、高校では2014年第2回兵庫県リコーダーコンテストで金賞・兵庫県教育長賞、および同年第35回全日本リコーダーコンテストで金賞を受賞。大学在学中の2019年には第32回国際古楽コンクール〈山梨〉旋律楽器部門で第3位(第1位なし)。2021年、第11回テレマン国際古楽コンクール(ドイツ・マクデブルク)で第2位および聴衆賞を受賞。審査委員長を務めたフラウト・トラヴェルソ奏者バルトルド・クイケン氏をはじめ審査員からの激賞を受けた。
    これまでにリコーダーを山岡重治、庄野龍夫の各氏に師事。またケース・ブッケ、ペーテル・ファン・ヘイヘン各氏ら国内外の演奏家から定期的に指導を受け、研鑽を積む。現在は気鋭のリコーダー奏者として東京と大阪を中心とした演奏活動を展開。2023年NHK-FM「リサイタル・パッシオ」出演。2024年ザ・フェニックスホール(大阪)でのリサイタル『コンチェルト×リコーダー〜イタリアの熱狂、ドイツの愉悦』では6つのリコーダー協奏曲を一夜で吹き切り、大手新聞社・音楽雑誌に取り上げられるなど大きな反響を呼んだ。
    https://reiinoue.wordpress.com/biography/

    井上玲(リコーダー) <br>Rei Inoue <i>recorder</i>

    井上玲(リコーダー)
    Rei Inoue recorder

  • 桒形亜樹子(チェンバロ)Akiko Kuwagata <i>harpsichord</i>

    © 林喜代種

    桒形亜樹子(チェンバロ)Akiko Kuwagata harpsichord

    桒形亜樹子(チェンバロ)Akiko Kuwagara harpsichord
    東京生まれ。東京藝術大学附属音楽高校作曲科卒、同大作曲科を中退し、DAADドイツ政府奨学生としてデトモルト音楽院、シュトゥットガルト芸術大学のチェンバロ科を卒業、国家演奏家資格取得。パリに移りセルジー国立地方音楽院、ショーモン市立音楽院等で教鞭を取る傍らヨーロッパ各地で演奏活動に従事。日本文化庁在外研修員としてイタリア、スペインでチェンバロ、オルガンの研鑽を積む。第8回ブリュージュ国際チェンバロコンクールで1位無し2位他、FEPパリ国際チェンバロコンクール、ライプツィヒ・バッハ国際コンクールなどに上位入賞。17年に亘る欧州滞在後2000年に帰国し、東京を中心に多様な活動を展開、古典音律、奏法に関するセミナーなどを数多く開催している。
    チェンバロをケネス・ギルバート、リナルド・アレッサンドリーニ、ヴァルデマール・デューリンク氏に、オルガンをオディール・バイユー、ゴンサレス・ウリオル氏に師事。現在東京藝術大学非常勤講師、松本市音楽文化ホール講師。1997.2003.2007年山梨古楽コンクール審査員。2017年以降 Dream Window Tree レーベルより、J.S.バッハ、フローベルガー、ルイ・クープランのソロアルバムをハイレゾ世界配信開始。2018年、全音楽譜出版社よりF.クープラン『クラヴサン奏法』の新邦訳を出版。

  • 森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)Asako Morikawa <i>viola da gamba</i>

    ©Atsuko Ito (Studio LASP)

    森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)Asako Morikawa viola da gamba

    香川県高松市出身。
    幼少期よりピアノ、ヴァイオリンを学ぶ。中学生時代、大橋敏成氏にヴィオラ・ダ・ガンバの手ほどきを受ける。桐朋女子高等学校音楽科にてヴァイオリンを徳永二男氏に師事、副科にてヴィオラ・ダ・ガンバを履修。桐朋学園大学音楽学部古楽器科に進み、ヴィオラ・ダ・ガンバ専攻第一期生として、中野哲也氏に師事。
    同大学卒業後、オランダのデン·ハーグ王立音楽大学にてヴィーラント・クイケン氏に師事し、ソリスト・ディプロマを得て終了。その後、ドイツのブレーメン国立音楽大学では、バロック・ヴァイオリンをトーマス・アルバート氏に師事。室内楽、オーケストラにて活動。
    1996年にイギリスへ移住。
    1986年に結成され、常に精力的に活動を続けるヴィオラ・ダ・ガンバ・コンソート·グループ「FRETWORK」のメンバーとして17年間、古楽および現代音楽の演奏、録音を世界各地で行う。CD「Purcell Fantazias」は、2009年にグラモフォン賞を受賞。「The Linarol Consort」では15世紀〜16世紀の音楽を中心に、ルネサンス様式のヴィオラ・ダ・ガンバを用いて演奏、録音を行う。
    2011年より 「Dartington International Summer School」、2014年より「The Easter Early Music Course」、その他アメリカ、オーストラリア、日本などの各地の講習会で指導。2019年には英ケント州に「Folkestone Early Music」を設立し、地方に古楽を広める活動を行う。
    2022年春に帰国。東京藝術大学非常勤講師。今後は日本においても、ヴィオラ·ダ·ガンバの魅力と愉しみを、一層拡げていきたいと熱望し、動き始めている。
    https://asakomorikawa.jimdofree.com/

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