「紀尾井みらいシート」あるいは「こども招待」の応募方法などの詳細は、後日改めて発表します。
(2024年3月30日現在)
2025年2月13日(木) 開演:19時
主催:日本製鉄文化財団
紀尾井ホールウェブチケット・チケットぴあ・イープラス・CNプレイガイド
© Victor Marin
金川真弓(ヴァイオリン)Mayumi Kanagawa violin
音楽への専心と、豊潤かつ深い音色で奏でられる音楽性が聴衆を魅了している。2019年チャイコフスキー国際コンクール第4位、2018年ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位入賞および最優秀協奏曲賞を受賞し、一躍注目を集める。
これまでに、プラハ放送交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、フランス国立ロワール管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団等と、日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団に客演し、ハンヌ・リントゥ、セバスティアン・ヴァイグレ、ユーリ・シモノフ、パスカル・ロフェ、アレクサンダー・シェリー、ヒュー・ウルフ、モデスタス・ピトレナス、カーチュン・ウォン、アンドルー・リットン、ケン=デイヴィッド・マズア、ヴァシリー・シナイスキー、リオ・クオクマン、尾高忠明、秋山和慶、小泉和裕、井上道義、広上淳一、沼尻竜典、飯森範親、川瀬賢太郎等の指揮者と共演している。2022年、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団へデビュー。
室内楽やアウトリーチでは、トランス=シベリア芸術祭やヴェルビエ音楽祭等に出演するほか、トナリ・ツアーズのドイツ・ツアーに出演した。日本では、シャネル・ピグマリオン・デイズでの公演も好評を得る。2023年、デビュー・アルバム『リサイタル(RECITAL)』をエクストン・レーベルよりリリース。
ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後ニューヨークを経て、12歳でロサンゼルスに移る。現在はベルリンを拠点に演奏活動を展開させている。ハンス・アイスラー音楽大学でコリヤ・ブラッハーに、また名倉淑子、川崎雅夫、ロバート・リプセットの各氏に師事。
使用楽器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ウィルへルミ」(1725年製)。
公式サイト mayumikanagawa.com
© Seiichi Saito
佐藤晴真(チェロ)Haruma Sato cello
現在、その将来が最も期待される新進気鋭のチェロ奏者。2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞している。ほかにも泉の森ジュニア チェロ・コンクール金賞、全日本学生音楽コンクール第1位および日本放送協会賞、日本音楽コンクール第1位および徳永賞・黒柳賞、ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第1位、アリオン桐朋音楽賞など、多数の受賞歴を誇る。
すでに、国内外のオーケストラと共演を重ねており、室内楽公演などにも出演して好評を博している。テレビ、ラジオ番組にもたびたび出演。18年、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。
20年11月には、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムとなる『The Senses~ブラームス作品集~』をリリースし、第13回CDショップ大賞2021クラシック賞を受賞。21年11月には、セカンド・アルバム『SOUVENIR~ドビュッシー&フランク作品集』をリリース。今春、待望の3rdアルバム『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』が同じくドイツ・グラモフォンよりリリースされ、発売当初より話題を集めている。
これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン芸術大学にてイェンス=ペーター・マインツ氏に師事している。
15年東京都北区民文化奨励賞受賞。15年ヤマハ音楽振興財団奨学生。16年度東京藝術大学宗次特待奨学生。18年ロームミュージックファンデーション奨学生。20年、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される若手チェリストに贈られる、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞を受賞。21年度文化庁長官表彰。22年、第32回日本製鉄音楽賞を受賞。江副記念リクルート財団第52回奨学生。
使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年。ベルリン在住。
© Janine Guldener
久末航(ピアノ)Wataru Hisasue piano
現在、その将来が嘱望される新進気鋭の実力派ピアニスト。2017年、伝統と格式あるミュンヘン国際音楽コンクールで第3位および委嘱作品特別賞を受賞して一躍国際的注目を集める。14歳にして受賞した青山音楽新人賞をはじめ、リヨン国際ピアノコンクール第1位および聴衆賞、メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール第1位および特別賞、青山音楽賞バロックザール賞など多数の受賞歴を誇る。
大津市出身。5 歳よりピアノを始める。平和堂財団芸術奨励賞音楽部門受賞して同財団海外留学助成者、公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。辰巳晴生・美行、村上久仁子、田隅靖子各氏の指導を受け、滋賀県立膳所高等学校卒業後、渡独。フライブルク音楽大学、パリ国立高等音楽院、べルリン芸術大学にて研鑽を積み、それぞれ最優秀の成績をもって修了。G.ミショリ、E.シュトロッセ、 P .ドヴァイヨン、K.ヘルヴィヒ各氏に師事。
これまで、AUDI 音楽フェステバル、ヴュルツブルク音楽祭はじめ、数々の音楽祭に出演。バイエルン放送交響楽団、シュツットガルト室内管弦楽団、東京都交響楽団、京都市交響楽団などと共演。コンツェルトハウス・べルリン、紀尾井ホールで開催されたリサイタルはいずれも絶賛を博した。シャネル・ピグマリオン・デイズ 2019 アーティスト。21 年には、 CD「ザ・リサイタル」をリリース。「レコード芸術」誌で特選盤に選ばれる。
現在、べルリン在住。