邦楽探検 詞章の謎 File.5 清元「文屋」

2025年3月6日(木) 開演:18時30分

  • 主催公演
  • 邦楽
  • 紀尾井小ホール

主催:日本製鉄文化財団

わかりやすく詞章を紐解いてより音楽を楽しむシリーズ。
詞章とともに踊りの振りの意味にも光を当てます。
三味線音楽は、歌物や語り物として詞章を大切にしてきました。
しかし、その詞章が分かりにくい!そう感じている方へ、詞章を分かりやすく紐解いていき、実際に素踊りと演奏を鑑賞してもっと作品を楽しみましょう。

第5回は清元「文屋」。
平安時代の六人の歌人『六歌仙(ろっかせん)』の一人で、遊び人とうわさの公卿・文屋康秀(ぶんやのやすひで)は、小野小町を口説こうとするも、官女たちに阻まれて?
今回は、官女たちとのやりとり「恋尽くし」の部分を「草尽くし」に変えて、素踊りにて上演致します。


「邦楽探検 詞章の謎」


~ これまでのシリーズ関連ムービーのご紹介 ~


「邦楽探検 詞章の謎」では、児玉竜一の軽妙なお話で邦楽の名曲の歌詞=詞章を分かりやすく解説するほか、素踊りとともに動きのある舞台でお楽しみいただいています。また、舞踊家による振りの解説で舞踊への興味も一段と深まります。これまでの公演の一部などを動画でご試聴ください。







File.3 長唄「供奴」
(2022年4月15日公演)
公演告知ムービー
File.2 長唄「越後獅子」
(2021年11月2日公演)
海外発信用ムービー
supported by J-Lod Live
File.1 清元「三社祭」
(2021年9月9日公演)
海外発信用ムービー
supported by J-Lod Live


紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 6席
募集期間 2024年12月19日(木)正午 ~ 2025年2月6日(木)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
花柳源九郎、花柳昌鳳生、花柳寿々彦(立方)、清元清美太夫、清元一太夫、清元成美太夫(浄瑠璃)、清元斎寿、清元美十郎(三味線)、清元美一郎(上調子)、堅田新十郎連中(囃子)、児玉竜一(解説)
曲目
  • 清元「文屋」の詞章
    児玉竜一
    花柳源九郎
    清元清美太夫
    清元斎寿
  • 清元「文屋」
    立方  花柳源九郎
          ●
        花柳昌鳳生
        花柳寿々彦
    浄瑠璃 清元清美太夫、清元一太夫、清元成美太夫
    三味線 清元斎寿、清元美十郎
    上調子 清元美一郎
    囃子  堅田新十郎連中
チケット料金(税込)
全席指定 4,500円
U29   2,000円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とした優待料金です。詳しくはこちらをご覧下さい。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります。(各種割引の適用外)

※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※「車椅子専用」は、車椅子のままでご鑑賞いただけるよう座席を取り外してご用意しており、車椅子ご使用の方を対象に販売しています。ご同伴の方(1名)もご購入いただけます。
※公演中止以外での払い戻しはいたしません。やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。
チケット発売日
2024年12月5日(木) 正午
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:280-188 購入ページ セブンイレブン店頭購入方法

CNプレイガイド購入ページ tel: 0570-08-9999(10:00~18:00 年中無休))

お問合せ
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出演者プロフィール
  • 花柳源九郎(はなやぎげんくろう)

    花柳源九郎(はなやぎげんくろう)

    昭和五十六年奈良県生まれ。平成二年初舞台。同十年花柳源九郎の名を許される。同年大阪府知事賞受賞。同十二年新進舞踊家競演会新人奨励賞受賞。同十五年東京藝術大学卒業。在学中、安宅賞・浄観賞を受賞。同十九年文部科学大臣奨励賞受賞。その他、日本舞踊協会公演、国立劇場公演、東京藝術大学公演を始め、NHK芸能花舞台など数多くの作品に出演。

  • 清元清美太夫(きよもときよみだゆう)

    清元清美太夫(きよもときよみだゆう)

    昭和五十五年東京都生まれ。同六十一年清元延古摩に入門。父二代目清元初栄太夫にも師事。平成七年二代目清元清美太夫となる。同二十四年清栄会奨励賞受賞。

  • 清元斎寿(きよもとさいじゅ)

    清元斎寿(きよもとさいじゅ)

    昭和五十九年生まれ。七代目清元延寿太夫の長男。曽祖父は六代目尾上菊五郎、母方の祖父には俳優鶴田浩二。平成六年、清元延古摩に入門。同七年より清元美治郎より手ほどきを受け、三味線方として修業を始める。同十三年、清元昂洋を名のる。同二十八年、歌舞伎座の六月大歌舞伎『吉野山』で初めて歌舞伎座公演の立三味線を務める。同三十年、初代清元斎寿を襲名。

  • 児玉竜一(こだまりゅういち)

    児玉竜一(こだまりゅういち)

    昭和四十二年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、東京国立文化財研究所芸能部、日本女子大学などを経て、早稲田大学教授。演劇博物館の展示などにも携わり、平成二十五年から演劇博物館副館長。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』(教育芸術社、平成十四年)、共編著に『最新 歌舞伎大事典』(柏書房、平成二十四年)、図録『よみがえる帝国劇場展』(早稲田大学演劇博物館、平成十四年)など。「朝日新聞」(東京)で歌舞伎評担当。紀尾井ホール邦楽専門委員。