紀尾井ホール室内管弦楽団 第141回定期演奏会
指揮:トレヴァー・ピノック
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo - The 141st Subscription Concert

2025年3月16日(日) 開演:14時 ※終演予定17時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

予定枚数終了

主催:日本製鉄文化財団

特別協賛:三井不動産株式会社  協賛:住友商事株式会社 三井物産株式会社 三菱商事株式会社

2025年3月14日(金)公演はこちら

ピノックが首席指揮者3年目の集大成として贈るアンサンブル・オペラの傑作
《コジ・ファン・トゥッテ》は女の愛を試そうとする男たち、自由な恋愛に惹かれ浮気心をくすぐられる女たちの恋模様を描いたアンサンブル・オペラの傑作。ソリストにも登場人物それぞれの魅力を引き出す、最高の布陣を揃えました。バレンボイムやメータと共演するマンディ・フレードリヒ、バイエルン州立歌劇場のホープでユロフスキやヴァイグレに重用されるコンスタンティン・クリメル、平野和はウィーン・フォルクスオーパーの専属として活躍しています。さらに2023年のメンデルスゾーン・プログラムを歌ったラゥリーナ・ベンジューナイテとマウロ・ペーターが再び舞台に立ちます。


《コジ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ役 出演者変更のお知らせ

本公演におきましてドラベッラ役に出演を予定しておりました湯川亜也子は本人の都合により出演できなくなりました。代わりまして、小泉詠子が出演いたします。

紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 10席
募集期間 2024年9月13日(金)正午 ~ 2025年2月14日(金)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock, conductor
フィオルディリージ:マンディ・フレードリヒ(Sop)Mandy Fredrich, Fiordiligi/soprano
ドラベッラ:小泉詠子(MSop)Eiko Koizumi, Dorabella/mezzosoprano
グリエルモ:コンスタンティン・クリメル(Bar)Konstantin Krimmel, Guglielmo/baritone
フェッランド:マウロ・ペーター(Ten)Mauro Peter, Ferrando/tenor
デスピーナ:ラゥリーナ・ベンジューナイテ(Sop)Lauryna Bendžiūnaitė, Despina/soprano
ドン・アルフォンソ:平野 和(Bass-Bar)Yasushi Hirano, Don Alfonso/bass-baritone
ペドロ・ベリソ(通奏低音&声楽コーチ)Pedro Beriso, continuo & coach
東京オペラシンガーズ(合唱) Tokyo Opera Singers, choir
紀尾井ホール室内管弦楽団

演出:家田淳 June Iyeda
曲目
  • モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》K.588[演奏会形式]
    [日本語字幕/上演時間約3時間]

    Mozart: Dramma giocoso «Così fan tutte ossia La scuola degli amanti» K. 588
    [Concert performance]
チケット料金(税込)
2024年度定期会員 【募集は締め切りました】
(全4公演 同一曜日・同一座席 連続券)
S席33,500円 A席28,300円 B席20,700円


単券(第141回特別価格)
S席 13,000円
A席 10,500円
B席 8,500円
U29 A席 4,500円
U29 B席 3,500円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・各会員割引は1会員様4枚までとなります。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※出演者・曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。

※定期会員の方で、特別なご事情により公演日振替(金→日/日→金)をご希望の場合は、こちらをご覧ください。
チケット発売日
2024年9月13日(金)正午
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:272-770 購入ページ セブンイレブン店頭購入方法

イープラス購入ページ ファミリーマート店頭購入方法

CNプレイガイド購入ページ tel: 0570-08-9999(10:00~18:00 年中無休))

お問合せ
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出演者プロフィール
  • トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock <i>conductor</i>

    © Gerard Collett

    トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock conductor

    1946年英国カンタベリー生まれ。奨学金を得て王立音楽院でオルガンを、さらにチェンバロも学び、チェンバロ奏者としてアカデミー室内管等で活動を開始。学生時代にはガリヤード・トリオを結成し、1966年に同トリオでロンドン・デビュー、1968年にはチェンバロ奏者としてソロ・デビューした。
    1972年にガリヤード・トリオを発展させ、ピリオド楽器オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」を創設。当初7名だった同楽団はすぐに発展拡大し、世界的名声を獲得した。2003年まで30年間にわたって同楽団を率いた後、活動の幅を広げるため勇退。以降は指揮、独奏、室内楽や数々の教育プロジェクトなどで活躍している。特に指揮者としては2011~15年シーズンに首席客演指揮者を務めたモーツァルテウム管弦楽団をはじめ、ドイツ・カンマーフィル、ロス・フィル、ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管、フランス国立管、サンタ・チェチーリア管ほかに定期的に出演。2006年には自身の60歳の記念にヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルを創設。彼らと録音した《ブランデンブルク協奏曲》全曲のディスクは08年のグラモフォン・アワードに輝いた。
    2023/24シーズンは、スロヴェニア・フィル(メンデルスゾーン《讃歌》)、グラン・カナリア管(メンデルスゾーン《宗教改革》およびモーツァルト3大交響曲)、フランス国立管(ソリスト:ギル・シャハム)、コンセルトヘボウ管(バッハ《ヨハネ受難曲》)、モーツァルテウム管(ソリスト:ヤン・リシエツキ)に出演。
    2024/25シーズンは、グラン・カナリア管とヘンデル、モーツァルト、メンデルスゾーン(ソリスト:アレクサンドラ・ドヴガン)を共演。さらにオタワ・ナショナル・アーツ・センター管とヘンデル《メサイア》、ヴィリニュスの聖クリストフォロス室内管とヘンデル《アシスとガラテア》を指揮する予定。
    また、2021年にはダニエル・ハーディングの後任として、イタリア・ピサの音楽祭「アニマ・ムンディ」(ジュゼッペ・シノーポリ創設)の音楽監督にも就任した。
    録音での最新作は、トマス・エーラー編曲の室内オーケストラ版バッハ《パルティータ集》(2023年録音)とアリソン・バルサムをソリストに迎えピノック・プレイヤーズを指揮した『バロック・コンチェルト』(2024年録音)。
    1992年大英帝国勲章CBE、1998年フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。
    紀尾井ホールには1995年にイングリッシュ・コンサートを率いて初登場。1995年に再び同コンビで、さらに1999年および2001年にはレイチェル・ポッジャーやジョナサン・マンソンらとのアンサンブルで出演した。紀尾井ホール室内管弦楽団には2004年の第46回定期演奏会でデビューし、12年第86回、16年第104回に再登場、さらに15年の創立20周年記念特別演奏会と20年の創立25周年記念特別演奏会も指揮した。2022年4月より紀尾井ホール室内管弦楽団第3代首席指揮者に就任。

  • マンディ・フレードリヒ(フィオルディリージ/ソプラノ)Mandy Fredrich (Fiordiligi) <i>soprano</i>

    © Steffi Henn

    マンディ・フレードリヒ(フィオルディリージ/ソプラノ)Mandy Fredrich (Fiordiligi) soprano

    今、同世代でもっとも人気のあるドイツ人歌手の一人。ベルリン芸術大学、ライプツィヒ音楽演劇大学で学んだ後、ローマとアムステルダムで研鑽を積む。
    ザルツブルク音楽祭でニコラウス・アーノンクールの指揮のもと、夜の女王を演じて世界的にその名を知られることとなった。その後、ヨーロッパ各地の主要な歌劇場に多数出演。現在はとりわけベルリン国立歌劇場にたびたび出演し、《魔笛》夜の女王、《フィデリオ》マルツェリーネ、《ウィンザーの陽気な女房たち》(ダニエル・バレンボイム指揮)フルート夫人、《ニーベルングの指環》(ティーレマンおよびジョルダン指揮チェルニアコフによる新演出)グートルーネなどで大きな成功を収めている。またリヨン公会堂で上演されたセミ・ステージ形式の《コジ・ファン・トゥッテ》のフィオルディリージ役では聴衆を魅了した。

  • 小泉詠子(ドラベッラ/メゾソプラノ)Eiko Koizumi (Dorabella) <i>mezzosoprano</i>

    小泉詠子(ドラベッラ/メゾソプラノ)Eiko Koizumi (Dorabella) mezzosoprano

    東京学芸大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程、博士課程修了。博士号取得。修了時に三菱地所賞受賞。
    二期会オペラ研修所マスタークラス第51期修了。修了時に、優秀賞および奨励賞を受賞。
    平成24年度文化庁新進芸術家派遣制度により、イタリアで研鑽を積む。
    第76回日本音楽コンクール(オペラ・アリア)第3位、第8回藤沢オペラコンクール第2位入賞。
    藝大合唱定期ブルックナー《ミサ曲へ短調》、《テ・デウム》にて、M・シュナイト指揮芸大フィルハーモニアと共演。その後、ヘンデル《メサイア》、バッハ《ヨハネ受難曲》《マニフィカト》、ハイドン《軍隊ミサ》、ラインベルガー《レクイエム》など宗教曲のソリストとして出演を重ねる。モーツァルト《レクイエム》においてはプラハ国立歌劇場管弦楽団やコソボ交響楽団とも共演した。
    2009年ベルリンで開催されたヤング・ユーロ・クラシック音楽祭で「第九」ソリストを務める。また、在ベルリン日本大使館にて同大使館主催『平和のためのコンサート』に出演し、日本歌曲などを披露した。
    オペラでは、2008年《カルメン》タイトルロールでオーケストラ・アンサンブル金沢と共演を果たした他、《フィガロの結婚》ケルビーノ、《魔笛》童子、《皇帝ティートの慈悲》アンニオ、《セビリャの理髪師》ロジーナ、《チェネレントラ》タイトルロール、《友人フリッツ》ベッペなどを演じる。
    2009~10年、2012~14年とサイトウ・キネン・フェスティバル松本にて、《ヘンゼルとグレーテル》ヘンゼル役で出演を重ね、2012年には小澤征爾音楽塾にて《蝶々夫人》スズキ役のカヴァーキャストを務めて同役で「特別演奏会」に出演。
    2010年M.プラッソン指揮《ファウストの劫罰》マルグリートで二期会デビューを飾り、以降、《コジ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ、《ノルマ》〈セミ・ステージ形式〉アダルジーザ、《リゴレット》ジョヴァンナ、《椿姫》フローラ、《蝶々夫人》スズキ等を演じる。
    また、近年新国立劇場への出演も多く、《魔笛》侍女Ⅱ、《ワルキューレ》ジークルーネ、《イェヌーファ》バレヤ、《ボリス・ゴドゥノフ》フョードル、《スーパーエンジェル》ルイジ等を演じている。
    日生劇場では、《ヘンゼルとグレーテル》ヘンゼル、《ルサルカ》料理人の少年等で出演。
    他にも、東京・春・音楽祭《エレクトラ》〈セミ・ステージ形式〉に出演するなど、堅実な歌唱でめざましい活躍を遂げている。
    NHKニューイヤーオペラコンサートやNHK FM「リサイタル・パッシオ」にも出演するなど、今後益々の活躍が期待されている。
    2021年度岩城宏之音楽賞受賞。
    二期会会員

  • コンスタンティン・クリメル(グリエルモ/バリトン)Konstantin Krimmel (Guglielmo) <i>baritone</i>

    © Fio Huber

    コンスタンティン・クリメル(グリエルモ/バリトン)Konstantin Krimmel (Guglielmo) baritone

    ルーマニア系ドイツ人。21歳の時に吉原輝教授のもとで声楽の勉強を始め、2020年に優秀な成績で修了。その後、ミュンヘンでトビアス・トルーニガーに師事。欧州各地の主要歌劇場に出演するほか、ロンドンのウィグモア・ホール、コンセルトヘボウ、オックスフォード歌曲音楽祭などに客演した。2023/24年シーズンは欧州各地で20以上のリサイタルを予定しており、さらにS.ヴァイグレ指揮オスロ・フィルとのブラームス《ドイツ・レクイエム》や、Ph.ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ヘントとのバッハ《マタイ受難曲》の欧州ツアーに出演する。21年からバイエルン国立歌劇場と専属契約し、2023/24年シーズンは、開幕でモーツァルト《フィガロの結婚》(E.ティトフ演出の新演出、S.モンタナーリ指揮)でフィガロを歌い、その後、《魔笛》パパゲーノ、ドニゼッティ《愛の妙薬》ベルコーレ、《コジ・ファン・トゥッテ》グリエルモなどで出演する。

  • マウロ・ペーター(フェッランド/テノール) Mauro Peter (Ferrando) <i>tenor</i>

    © Christian Felber

    マウロ・ペーター(フェッランド/テノール) Mauro Peter (Ferrando) tenor

    スイス・ルツェルン生まれ。ミュンヘン音楽・舞台芸術大学で学んだ。2012年ツヴィッカウのロベルト・シューマン国際コンクールで第1位と聴衆賞を受賞。2013年からはチューリヒ歌劇場の常任アンサンブルメンバーとして活動するほか、ザルツブルク音楽祭には2012年に5演目への出演でデビューし、2016年には《コジ・ファン・トゥッテ》フェッランド、2017年にはベルク《ヴォツェック》アンドレス、2018年と22年には《魔笛》タミーノを歌った。22年春、ネルソンス指揮による《ヴォツェック》(アンドレス役)でボストンおよびカーネギーホールにデビュー。9月には同時期にヤング指揮チューリヒ歌劇場のシュトラウス《サロメ》ナラボートおよびマナコルダ指揮パリ国立オペラ座の新制作版モーツァルト《魔笛》タミーノに出演。ピノックとは23年9月に紀尾井ホール室内管弦楽団第136回定期演奏会で共演し、好評を博した。

  • ラゥリーナ・ベンジューナイテ(デスピーナ/ソプラノ)Lauryna Bendžiūnaitė (Despina) <i>soprano</i>

    © R. T. Dunphy

    ラゥリーナ・ベンジューナイテ(デスピーナ/ソプラノ)Lauryna Bendžiūnaitė (Despina) soprano

    リトアニア出身。同地の音楽演劇アカデミーとロンドン王立音楽院で学び、キリ・テ・カナワに師事。ヴィリニュス市立歌劇場のメンバーとしてリトアニア国立歌劇場やスウェーデン王立歌劇場に客演した後、シュトゥットガルト州立歌劇場のアンサンブルに加わり、カンブルラン、ルスティオーニ、キリル カラビツらのもと、ムゼッタ、エンヒェン、スザンナ、ツェルリーナ、《アリオダンテ》ダリンダなどの役柄を担当。ラン国立歌劇場では2017年《フィガロの結婚》のスザンナに続き、22年4月に《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナ役で出演した。
    ピノックとは、2015年のルツェルン音楽祭メンデルスゾーン、16年マーラー交響曲第4番室内楽版、19年シューベルト《ラザルス》、21年ヘンデル《アシスとガラテア》、22年モーツァルト《レクイエム》などで共演を重ねている。

  • 平野和(ドン・アルフォンソ/バス・バリトン)Yasushi Hirano (Don Alfonso) <i>bass-baritone</i>

    © 武藤章

    平野和(ドン・アルフォンソ/バス・バリトン)Yasushi Hirano (Don Alfonso) bass-baritone

    日本大学芸術学部、ウィーン国立音楽大学修士課程を首席で修了。末芳枝、R. ハンスマン、R. ホルの各氏に師事。グラーツ歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパーの専属歌手として約500公演に出演するなど精力的な活動を経て、オペラやオーケストラのソリストとしてウィーンを拠点に活躍している。ウィーン楽友協会、ベルリンフィルハーモニーなどでアーノンクールら数々の著名指揮者との共演多数。またブレゲンツ音楽祭の湖上オペラ《トゥーランドット》《カルメン》に連続出演を果たしている。
    2023/24シーズンは欧州にてフォルクスオーパー《魔笛》など出演を予定している。日本国内では兵庫県立芸術文化センター《ドン・ジョヴァンニ》、尾高忠明指揮大阪フィルハーモニー交響楽団、飯森範親指揮群馬交響楽団の定期演奏会などへの出演。CDはシューベルト《冬の旅》を日本アコースティックレコーズからリリース。

  • ペドロ・ベリソ(通奏低音&コーチ)Pedro Beriso <i>continuo & coach</i>

    © Marcel Lennartz

    ペドロ・ベリソ(通奏低音&コーチ)Pedro Beriso continuo & coach

    1987年スペイン生まれ。バルセロナのカタルーニャ音楽大学(ESMUC)でピアニスト、歌手、指揮者として学び、2011年首席で卒業。2014/15/16シーズンにチューリヒ歌劇場のオペラスタジオに所属。2016年フランドル歌劇場の音楽スタッフに加わり、2022年《コジ・ファン・トゥッテ》とモーツァルト・コンサート・アリア(フランドル歌劇場バレエ団)でオペラ指揮者としてデビュー。50を超えるオペラのレパートリーを持ち、これまでにティチアーティ、ルイージ、ピノックらと共演。またオランダ国立オペラスタジオの声楽指導者を務める。グラインドボーン音楽祭にピアニストおよび声楽指導者として定期的にゲスト出演している。2023年ザルツブルク音楽祭にデビュー、ピション指揮ウィーン・フィルの《フィガロの結婚》で首席声楽コーチと通奏低音奏者を務めた。2024年にはバルトリの指名により同音楽祭で《皇帝ティートの慈悲》に出演を予定している。
    https://www.pedroberiso.com

  • 東京オペラシンガーズ(合唱) Tokyo Opera Singers <i>choir</i>

    東京オペラシンガーズ(合唱) Tokyo Opera Singers choir

    1992年、小澤征爾指揮、蜷川幸雄演出で話題を呼んだ《さまよえるオランダ人》の公演に際して、世界的水準のコーラスをという小澤氏の要請により、東京を中心に活躍する中堅、若手の声楽家によって組織された。当公演の合唱は圧倒的な成果を上げ、各方面から絶賛を受けた。その評価により同年、第1回サイトウ・キネン・フェスティバル松本《エディプス王》、バイエルン国立歌劇場日本公演《さまよえるオランダ人》に招かれ、再び高い評価を得た。翌1993年から活動は本格化し、サイトウ・キネン・フェスティバル(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)、東京・春・音楽祭等を活動の中心に置く他、ウィーン・フィル、シカゴ交響楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー、リヨン国立オペラ管弦楽団、バルセロナ交響楽団等の来日公演に出演、日本のクラシック界の活性化に貢献することとなった。海外での評価も高く、1999年エディンバラ音楽祭、2018年上海国際芸術祭、2019年上海交響楽団演奏会、2020年北京国際芸術祭「相約北京」に出演。

  • 家田淳(演出)June Iyeda <i>stage director</i>

    @ Yoshinobu Fukaya / auraY2

    家田淳(演出)June Iyeda stage director

    10代を過ごしたアメリカで声楽を始める。国際基督教大学卒業。エディンバラ大学に留学。新国立劇場、東京二期会ほか国内の主要オペラ公演、ラインドイツオペラなどでリチャード・ジョーンズ、ヴィリー・デッカー、カロリーネ・グルーバー、グラハム・ヴィック他、世界的な演出家の演出助手を務めたのち、英ロイヤルオペラハウスにて研修。現在は演出家、脚本家、翻訳家としてオペラ、コンサート、ミュージカルを幅広く手掛ける。演出作品に『エウリディーチェ』(佐川吉男音楽賞受賞)、兵庫県立芸術文化センター・ジルヴェスターコンサート他多数。最近の脚本作品として王子ホール主催『西山まりえの歴女楽:カルロ・ジェズアルド』、ベルナール・ビュフェ美術館『名取裕子朗読会:ビュフェとアナベルの物語」、ミュージカル『マリー=ガブリエルの自画像』など。洗足学園音楽大学准教授。
    https://juneiyeda.com

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