紀尾井ホール室内管弦楽団 第143回定期演奏会
指揮:トレヴァー・ピノック
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo - The 143rd Subscription Concert

2025年7月4日(金) 開演:19時(開場:18時30分)

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

特別協賛:三井不動産株式会社 協賛:住友商事株式会社 三井物産株式会社 三菱商事株式会社

2025年7月5日(土)公演はこちら

ピノックが絶賛するドヴガンとの再共演と、 記念碑的公演と高く評価された《讃歌》に続くメンデルスゾーン第2弾。
ピノックの首席指揮者第2期最初の回。日本製鉄紀尾井ホール改修直前にあたり、このホールの唯一無二のアコースティクを多くの方の耳と心に刻み付けていただけるよう、王道にして個性豊かなプログラムをご用意しました。ラヴェルの軽妙と洗練、ベートーヴェンが楽想の聴きやすさと実験的な手法(独奏ピアノによる弱音での開始、楽章ごとの編成の差異等)を同時に成立させたピアノ協奏曲、そして陽光が燦々と降り注ぐような明るさとリズムの喜びに溢れたメンデルスゾーン。これらの作品で、およそ30年にわたって熟成させてきた日本製鉄紀尾井ホールの音をじっくり味わっていただきます。なお、《イタリア》は2023年の《讃歌》に続くピノックのメンデルスゾーン第2弾となります。ソリストは2022年以来2度目となるアレクサンドラ・ドヴガン。ピノックが「今彼女の成長を聴き逃してはならない」と絶賛する才能です。

紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 10席
募集期間 2025年3月7日(金) 正午 ~ 6月4日(水)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock conductor
アレクサンドラ・ドヴガン(ピアノ)Alexandra Dovgan piano
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • ラヴェル:クープランの墓
    Ravel: Le Tombeau de Couperin
    I. Prelude
    II. Forlane
    III. Menuet
    IV. Rigaudon
  • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
    Beethoven: Piano Concerto No. 4 in G major op. 58
  • メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調《イタリア》op.90, MWV N 16
    Mendelssohn: Symphony in A major "Italian" op. 90, MWV N 16
チケット料金(税込)
2025年度選択セット券(4回セット)
2024年度定期会員優先発売 2024年11月15日(金)正午
一般発売 2024年12月13日(金)正午
詳細・お申込みはこちらから


<全4回分>
S席 30,000円 A席 26,000円 B席 18,800円
<単券>
S席 8,800円
A席 7,800円
B席 5,800円
U29 A席 2,000円
U29 B席 1,500円

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※出演者・曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。

※選択セット券(4回セット)をご購入された方で、特別なご事情により公演日振替(金→土/土→金)をご希望の場合は、こちらをご覧ください。
チケット発売日
2025年3月7日(金)正午
チケットお取扱い

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お問合せ
紀尾井ホールウェブチケット こちらのお問合せフォームをご利用ください。
出演者プロフィール
  • トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock <i>conductor</i>

    © Gerard Collett

    トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock conductor

    1946年英国カンタベリー生まれ。奨学金を得て王立音楽院でオルガンを、さらにチェンバロも学び、チェンバロ奏者としてアカデミー室内管等で活動を開始。学生時代にはガリヤード・トリオを結成し、1966年に同トリオでロンドン・デビュー、1968年にはチェンバロ奏者としてソロ・デビューした。
    1972年にガリヤード・トリオを発展させ、ピリオド楽器オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」を創設。当初7名だった同楽団はすぐに発展拡大し、世界的名声を獲得した。2003年まで30年間にわたって同楽団を率いた後、活動の幅を広げるため勇退。以降は指揮、独奏、室内楽や数々の教育プロジェクトなどで活躍している。特に指揮者としては2011~2015年シーズンに首席客演指揮者を務めたモーツァルテウム管弦楽団をはじめ、ドイツ・カンマーフィル、ロス・フィル、ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管、フランス国立管、サンタ・チェチーリア管ほかに定期的に出演。2006年には自身の60歳の記念にヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルを創設。彼らと録音した《ブランデンブルク協奏曲》全曲のディスクは08年のグラモフォン・アワードに輝いた。2021年はポツダム室内アカデミーへの客演のほか、リトアニアのNžemė国際音楽祭でヘンデルの歌劇《アシスとガラテア》(ウェイク=ウォーカー/カント演出)、22年はフランドル歌劇場でモーツァルトの歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》(ケースマイケル演出・振付)を指揮した。
    2023/24シーズンは、これまでにスロヴェニア・フィル(メンデルスゾーン《讃歌》)、グラン・カナリア管(メンデルスゾーン《宗教改革》)、フランス国立管(ソリスト:ギル・シャハム)、コンセルトヘボウ管(バッハ《ヨハネ受難曲》)、再びグラン・カナリア管(モーツァルト3大交響曲)などに出演、さらにモーツァルテウム管(ソリスト:ヤン・リシエツキ)との公演等を控えている。
    また、2021年にはダニエル・ハーディングの後任として、イタリア・ピサの音楽祭「アニマ・ムンディ」(ジュゼッペ・シノーポリ創設)の音楽監督にも就任した。
    録音での最新作は、バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻全曲(2021年録音)、トマス・エーラー編曲の室内オーケストラ版 バッハ《パルティータ集》(2023年3月録音)。
    1992年大英帝国勲章CBE、1998年フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。
    紀尾井ホールには1995年にイングリッシュ・コンサートを率いて初登場。さらに1999年および2001年にはレイチェル・ポッジャーやジョナサン・マンソンらとのアンサンブルで出演した。
    紀尾井ホール室内管弦楽団には2004年の第46回定期演奏会でデビューし、12年第86回、16年第104回に再登場、さらに15年の創立20周年記念特別演奏会と20年の創立25周年記念特別演奏会も指揮した。2022年4月より紀尾井ホール室内管弦楽団第3代首席指揮者に就任。

  • アレクサンドラ・ドヴガン(ピアノ)Alexandra Dovgan <i>piano</i>

    © Irina Schymchak

    アレクサンドラ・ドヴガン(ピアノ)Alexandra Dovgan piano

    2007年音楽家の家庭に生まれ、4歳半からピアノを学び始めた。難関で知られるモスクワ音楽院附属の中央音楽学校に5歳で入学。現在、著名な教師であるミラ・マルチェンコに師事している。
    2015年のビヤエルモサ・コンクール(メキシコ)をはじめ、2015年ウラル・プロコフィエフ国際コンクール、サフォノフ・ヤングピアニスト国際コンクール、全ロシア音楽タレントインターネット・コンクール、さらに2017年にはクライネフ国際ピアノコンクール、「アスタナ・ピアノ・パッション」国際ヤングピアニスト・コンクール、若い音楽家のための国際テレビコンクール「くるみ割り人形」などで入賞。2018年にはまだ10歳で第2回若いピアニストのための「グランド・ピアノ国際コンクール」でグランプリを獲得した。
    すでにヨーロッパの最も有名なコンサートホールにもデビューしており、2019年には早くもベルリンのフィルハーモニーとアムステルダムのコンセルトヘボウ、ザルツブルク音楽祭にもデビュー。
    2020年秋以降にはパンデミックにもかかわらず、トレヴァー・ピノック指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、大野和士指揮バルセロナ交響楽団やトン・コープマン指揮ストックホルム・フィル、グスターボ・ドゥダメル指揮マーラー室内管弦楽団らと共演した。22年上半期にはバレアレス諸島交響楽団との協奏曲演奏のほか、サンカルロ劇場、フェニーチェ劇場、グラナダ音楽舞踊祭、ルール・ピアノ音楽祭、ソルスベルク(ソル・ガベッタの音楽祭)、ラインガウ音楽祭などに招かれ、欧州で毎月3〜5公演にも及ぶ精力的な活動を続けている。現在スペイン在住。

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