公演情報

主催公演

日本製鉄紀尾井ホール

2025年4月19日(土) 14時00分

紀尾井ホール室内管弦楽団 第142回定期演奏会
指揮:サッシャ・ゲッツェル

Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo - The 142nd Subscription Concert

ゲッツェル8年振りの再登場。ブルガリアの名花ストヤノヴァを迎え、 ウィーン作品と前回の2番に続くシューマン第4番をお届けします。

2025年度はゲッツェル8年振りの再登場で幕を開けます。KCO3度目の出演となる今回は、2020年にキャンセルを余儀なくされたプログラムを再編成し、ハイドン、ツェムリンスキー、ベルクというゲッツェルのお国ものとも言うべきウィーン作品と、シューマンの交響曲第4番を組み合わせました。ハイドンの全方位的才能を見事に示す短調交響曲の傑作第39番に、ブラームスに評価され世に出、後にコルンゴルトの師にもなったツェムリンスキーのモダンさが光る《シンフォニエッタ》、ロマンティシズムと官能性を漂わせ、声とオーケストラが濃密な絡み合いを聴かせるベルクの《7つの初期の歌》、そしてシューマンがクララと結婚後、最初の彼女の誕生日にプレゼントした交響曲第4番の初稿版をお聴きいただきます。ソリストには、2020年の企画時と同じく、ウィーン国立歌劇場から世界の舞台へと活躍の場を転じたスヴェトリーナ・ストヤノヴァをお迎えします。

公演基本情報

日時 2025年4月19日(土) 14時00分
会場 日本製鉄紀尾井ホール
出演者 サッシャ・ゲッツェル(指揮)
スヴェトリーナ・ストヤノヴァ(メゾソプラノ)
紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目 ハイドン:交響曲第39番ト短調 Hob. I:39
ツェムリンスキー:シンフォニエッタ op.23
ベルク:7つの初期の歌
シューマン:交響曲第4番ニ短調 op.120[1841年初稿]
料金
(税込)
2025年度選択セット券(4回セット)

詳細・お申込みはこちらから
S席 30,000円 A席 26,000円 B席 18,800円

<単券>
S席 8,800円
A席 7,800円
B席 5,800円
U29 A席 2,000円
U29 B席 1,500円
発売日 2025年01月10日(金)正午
協賛等 特別協賛:三井不動産株式会社
協賛:住友商事株式会社 三井物産株式会社 三菱商事株式会社
主催 公益財団法人 日本製鉄文化財団
問合せ先 紀尾井ホールウェブチケット こちらのお問合せフォームをご利用ください。

※料金はすべて消費税込みの金額です。
※出演者・曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
※発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
※U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
※各会員割引は1会員様4枚までとなります。
※会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。
※やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。
※定期会員の方で、特別なご事情により公演日振替(金→土/土→金)をご希望の場合は、こちらをご覧ください。

チケット

プレイガイド

窓口 コード 購入
チケットぴあ コード: 286786 購入ページ
セブン-イレブンでの
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ファミリーマートでの
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電話予約:0570-08-9999
(10:00~18:00/年中無休)

紀尾井みらいシートのご案内

日本製鉄紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。

対象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア)
※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
招待席数 10席
募集期間 2025年1月10日(金) 正午 ~ 3月18日(火)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。

出演者プロフィール

  • Özge Balkan

    サッシャ・ゲッツェル

    (Sascha Goetzel)

    指揮

    ウィーン生まれ。ヴァイオリニストとしての教育を受けつつ、指揮をリチャード・エスターライヒャーとヨルマ・パヌラに師事。その後、米国にて小澤征爾、リッカルド・ムーティ、アンドレ・プレヴィン、ズービン・メータ、ベルナルト・ハイティングらの薫陶を受ける。
    2022年9月より、フランス国立ロワール管弦楽団音楽監督に4年間の任期で就任予定。2022年1月からは、カナダ・ナショナル・ユース管弦楽団の音楽監督にも指名されている。現在ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者。

    これまでにボルサン・イスタンブール・フィルハモニー管弦楽団(BIFO)の芸術監督並びに首席指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、ブルターニュ交響楽団の首席客演指揮者、クオピオ交響楽団(フィンランド)首席指揮者を務める。
    オペラでは、ウィーン国立歌劇場で14年秋に大成功を収めた《フィガロの結婚》によるデビューに続き、《こうもり》、《ドン・ジョヴァンニ》、《魔笛》、《ラ・ボエーム》、《ばらの騎士》など6演目を指揮。また、マリインスキー劇場およびチューリヒ歌劇場にてモーツァルトの数々のオペラも指揮している。
    イスラエル・フィル、バーミンガム市交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィル、フランス国立管弦楽団、ベルリン交響楽団などに客演。国内では、NHK交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団などを指揮している。
    ボルサン・イスタンブール・フィルハモニー管弦楽団とは、タネジ、チャイコフスキー、ベルリオーズ、ビゼー、リムスキー=コルサコフ、レスピーギ、シュミットなどのCDをドイツ・グラモフォン、ONYX、ワーナーレーベルよりリリースしており、いくつかの受賞アルバムも含まれる。
    https://sascha-goetzel.com/

  • Benjamin Ealovega

    公式ホームページ

    スヴェトリーナ・ストヤノヴァ

    (Svetlina Stoyanova)

    メゾソプラノ

    ブルガリアのソフィア生まれ。グラスゴー大学で心理学を学んだ後、スコットランド王立音楽院の声楽科でクレア・シアラーに師事した。
    在学中の2017年に権威あるノイエ・シュティメン(新しい声)コンクールで優勝し、その後すぐに2018年ニース・コート・ダジュール歌劇場で《フィガロの結婚》ケルビーノ役で国際デビューを果たした。この成功に続き、同年のブレゲンツ音楽祭で《セビリアの理髪師》ロジーナ役にも出演。
    さらに同じ2018年からはウィーン国立歌劇場で《ナクソス島のアリアドネ》を皮切りに、2シーズンにわたりソリストおよびアンサンブルの一員を務め、同歌劇場とのツアーでも、アダム・フィッシャー指揮のもと、ハンブルク・エルプフィルハーモニーで《フィガロの結婚》ケルビーノ、デュッセルドルフ・トーンハレで《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナ役を歌った。
    2020/21年には、フィレンツェのニュージェネレーション・フェスティバルでチェネレントラ役でイタリアデビュー、続いてロッシーニ・オペラ・フェスティバルでミラノ大使のコンサートに出演。ボリショイ劇場でロジーナ役、ソフィア歌劇場でチェネレントラ役でもデビューを果たした。2022年にはジョナサン・コーエン指揮《アルチーナ》でグラインドボーン音楽祭デビュー。24年は《ジューリオ・チェーザレ》で再登場。22年アムステルダム・コンセルトヘボウでのアンドレア・バッティストーニ指揮マスカーニ《友人フリッツ》にも出演。
    ミラノ・スカラ座でも2021年ダントーネ指揮《アルジェのイタリア女》、ハーディング指揮《フィガロの結婚》、シャイー指揮《セビリアの理髪師》、ルセ指揮《ラ・カリスト》と立て続けに出演。その後も《ナクソス島のアリアドネ》、《アドリアナ・ルクヴルール》、2023年《ルサルカ》、《フィガロ》と頻繁に招かれており、2024年10月にも《ラインの黄金》ヴェルグンデ役を歌った。
    チューリヒ歌劇場では《カヴァレリア・ルスティカーナ》ローラ役でデビュー。2024年末には《ロミオとジュリエット》ステファノ役で出演。
    2022/2023シーズンにはラトヴィア国立歌劇場に《チェネレントラ》のタイトルロールでデビュー。その後、22年10月イヴァン・レプシッチ指揮ミュンヘン放送交響楽団との《美しきガラテア》(コンサート形式)に出演、同響とは23年に《エルナーニ》も共演した。また、ハンブルク国立歌劇場でケルビーノ役でデビューし、22年アムステルダム・コンセルトヘボウではアンドレア・バッティストーニ指揮のマスカーニ《友人フリッツ》に出演。
    今後は2025年2月ライン・ドイツ・オペラ《ラ・チェネレントラ》、4月ワルシャワ大劇場《ナクソス島のアリアドネ》などが予定されている。
    オペラ以外でも、リサイタルやオーケストラ・コンサートのソリストとしてウィーンのムジークフェライン、ロンドンのウィグモア・ホールをはじめ名高いホールに数多く登場。
    2019年のフォーブス・ブルガリア「30歳未満の30人」リストに選ばれ、2020年にはブルガリア共和国文化省から「ブルガリア文化の世界的な普及に貢献した功績に対する証明書」を授与された。
    今回が日本デビュー。