桂冠名誉指揮者

尾高忠明の顔写真

尾高忠明(Tadaaki Odaka)

桂冠名誉指揮者

1947年生まれ。国内主要オーケストラへの定期的な客演に加え、ロンドン響、ベルリン放送響など世界各地のオーケストラへ客演。これまで91年度第23回サントリー音楽賞受賞。93年ウェールズ音楽演劇大学より名誉会員の称号、ウェールズ大学より名誉博士号、97年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを、さらに99年には英国エルガー協会より、日本人初のエルガー・メダルを授与されている。2012年有馬賞(NHK交響楽団)、14年北海道文化賞、18年度関西音楽クリティック・クラブ賞本賞、大阪文化祭賞、日本放送協会放送文化賞、19年第49回JXTG音楽賞洋楽部門本賞を受賞、21年旭日小綬章を受章。
2008年新国立歌劇場オペラ部門芸術参与を経て、10年~14年8月までオペラ部門芸術監督、10年~12年オーストラリア・メルボルン交響楽団首席客演指揮者にそれぞれ就任した。
現在NHK交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督、BBCウェールズナショナル管弦楽団桂冠指揮者、札幌響名誉音楽監督、東京フィルハーモニー響桂冠指揮者、読売日本交響楽団名誉客演指揮者、紀尾井ホール室内管弦楽団桂冠名誉指揮者、東京音楽大学付属オーケストラ・アカデミー音楽監督、「東京国際指揮者コンクール」審査委員長を務め、後進の指導では東京藝術大学名誉教授、相愛大学及び京都市立芸術大学で客員教授、国立音楽大学招聘教授、桐朋学園大学特命教授に就任している。

写真:Martin Richardson