2025年度 紀尾井 明日への扉 公演のご案内

紀尾井 明日への扉2025

いまキラリと光る若手アーティストが開く「紀尾井 明日への扉」
――― その向こうにある大きな未来と豊かな音楽の世界へご案内します。

魅力あふれる未来の巨匠たちが、リサイタルを通して大きく羽ばたく。
これからの音楽界を担う才能に、驚嘆、感動し、惜しみない拍手をお贈りください。
 
協賛:三菱地所株式会社

第43回 河野星(ファゴット)

2025年4月4日(金)19時 [発売日]2025年2月21日(金)正午
公演内容詳細
東京藝大在学中の2023年に東京音楽コンクールで第2位に入賞。同時期に東京フィルハーモニー交響楽団のオーディションに合格し、翌24年から正団員として首席に就任した。万全のテクニックと豊かなサウンドで常にハイクラスの演奏を聴かせ、ソロ、室内楽の双方で評価が高い。
本公演がデビュー・リサイタル。
[曲目] ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲イ短調 RV497
ギャロン:叙唱とアレグロ
ヒンデミット・ファゴット・ソナタ
タンスマン:組曲
フランセ:2つの小品
シューマン:3つのロマンス op.94
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド op.35, J.158
[プロフィール]
河野星
 河野星 Akari Kono
京都市出身。12歳よりファゴットをはじめる。神奈川県立弥栄高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部を卒業。
第21回東京音楽コンクール木管部門第2位、第2回日本ファゴットコンクール第2位、第21回日本Jr.管打楽器コンクール金賞 並びに文部科学大臣賞、第15回日本管打楽器ソロコンクール金賞並びに川越市長賞、第4回K木管コンクール1位、第1回日本奏楽コンクール1位。
2023年「宮田亮平奨学金」を受賞。
2023年度 公益財団法人青山音楽財団 奨学生。
第29回浜松国際管楽器アカデミーにて David Seidel氏のクラスを受講。
第49回、50回藝大定期「室内楽」出演。
モーニングコンサートにて藝大フィルハーモニア管弦楽団とウェーバーのファゴット協奏曲を共演。
第28回ヤマハ新人演奏会出演。
ファゴットを坂井由佳、神山純、井上俊次、岡本正之の各氏に師事。室内楽を日髙剛、蠣崎耕三、齋藤雄介、佐藤由起、福士マリ子の各氏に師事。
現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席ファゴット奏者。
[共演者] 大堀晴津子(ピアノ)

第44回 瀬千恵美(クラリネット)

2025年5月16日(金)19時 [発売日]2025年2月28日(金)正午
公演内容詳細
2021年日本クラリネットコンクール第3位。現在ザルツブルク・モーツァルテウム大学に籍を置きつつ、2023年からは日本人初のオーディションを経たクラリネット奏者としてベルリン・フィル・カラヤン・アカデミーで研鑽を積んでいる。インスピレーションに富み、強い個性と自在な音色を持った若き才能のデビュー・リサイタル。
[曲目] ヴィトマン:幻想曲
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 K.378 (317d)(クラリネット版)
シューマン:3つのロマンス op.94(クラリネット版)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001
    ~第1楽章 アダージョ&第4楽章 プレスト(クラリネット版)
ベルク:4つの小品 op.5
ヴェーバー:協奏的大二重奏曲 op.48, J.204, WeV P.12
[プロフィール]
瀬千恵美
 瀬千恵美 Chiemi Se
3歳よりピアノを始め、12歳よりクラリネットを学ぶ。
都立総合芸術高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。ザルツブルク・モーツァルテウム大学修士課程を休学し、2023年10月よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン・アカデミー奨学生。
これまでにクラリネットを竹森かほり、鈴木生子、三界秀実、山本正治、伊藤圭、ヴェンツェル・フックス、ダリオ・ツィンガレス、アンドレアス・シャブラス、アレクサンダー・バーダー、マティッツ・クーダー、アンドラシュ・ゴロブの各氏に師事するほか、数多くのマスタークラスを受講。
2015年第8回ヤング・クラリネッティストコンクール ジュニアB部門および2017年第9回同コンクールヤング・アーティスト部門でともに第1位。2018年BCJクラリネットアカデミー ビュッフェ・クランポン奨励賞。2021年小澤征爾音楽塾特別公演塾生、第10回日本クラリネットコンクール第3位。2022年チロル音楽祭アカデミー第1位、マーラーアカデミー修了、モーツァルテウム大学アカデミーオーケストラ在籍。2023年ザルツブルク・フィルハーモニー管弦楽団アカデミー生。2024年公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション奨学生。。
この「明日への扉」がデビュー・リサイタルとなる。
[共演者] 小澤佳永(ピアノ)

第45回 山下裕賀(メゾソプラノ)

2025年6月26日(木)19時 [発売日]2025年3月21日(金)正午
公演内容詳細
2023年第92回日本音楽コンクールで第1位、さらに同年の第9回静岡国際オペラコンクールで三浦環特別賞を受賞。デビュー以来オペラはもとよりオーケストラからの招待も多く、その圧倒的な美声とテクニック、細やかな表現力で高い評価を受けている。今最も注目すべきメゾ。
[曲目] ロッシーニ:《老いの過ち》第2巻~《フランスのアルバム》~ゾラの歌
ブラームス:《ジプシーの歌》op.103より
ドヴォルジャーク:《ジプシーの歌》op.55
ドニゼッティ:ジプシーの女
ロッシーニ:ヴェネツィアの競艇
[プロフィール]
山下裕賀
 山下裕賀 Hiroka Yamashita
東京藝術大学卒業、同大学院修士課程を首席修了。同大学院博士後期課程単位取得。武藤舞奨学金を得て、在学中にウィーンへ短期留学。2023年、第92回日本音楽コンクール声楽部門第1位および聴衆賞、第9回静岡国際オペラコンクール三浦環特別賞を受賞。
これまでに日生劇場主催オペラ《ヘンゼルとグレーテル》ヘンゼル、《カプレーティとモンテッキ》ロメーオ、《セビリアの理髪師》ロジーナ、藤沢市民オペラ《ナブッコ》フェネーナなどに出演。コンサートでは、大野和士指揮・東京都交響楽団によるヤナーチェク《グラゴル・ミサ》、ドヴォルジャーク《スターバト・マーテル》をはじめ、ベートーヴェン《第九》、ヴェルディ《レクイエム》、プロコフィエフ《アレクサンダー・ネフスキー》などでソリストを務める。日本声楽アカデミー会員。
https://reiinoue.wordpress.com
[共演者] 多田聡子(ピアノ)

第46回 佐々木つくし(ヴァイオリン)

2025年7月24日(木)19時 [発売日]2025年3月21日(金)正午
公演内容詳細
日本音楽コンクールや東京音楽コンクールでの入賞を経て、2024年プラハの春国際で、日本人として同コンクール史上2人目となる第1位を受賞。現在はリューベック音楽大学で学び、2025年からはベルリン・フィル・カラヤン・アカデミーでの活躍も始まる佐々木のデビュー・リサイタル。
[曲目] モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 K.454
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119
武満徹:妖精の距離
シューベルト:幻想曲ハ長調 D934
[プロフィール]
佐々木つくし
 佐々木つくし Tsukushi Sasaki
第75回プラハの春国際音楽コンクールヴァイオリン部門にて第1位(日本人としては玉井菜採氏に次ぐ2人目の受賞)、及びプラハ市賞、ベーレンライター賞、Viktor Kalabis and Zuzana Růžičková Prize賞を受賞。
第87回日本音楽コンクール第2位、併せて聴衆賞、黒柳賞を受賞。第18回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。
これまでに、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団、ホーフ交響楽団(ドイツ)、プラハ・フィルハーモニア(チェコ)と共演。
2021・2022年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。第50回江副記念リクルート財団奨学生。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学を卒業。大学内にて安宅賞、宮田亮平奨学金、アカンサス賞を受賞。これまでに主に、川合左余子、川上久雄、小林美恵、清水髙師、玉井菜採の各氏に師事。現在はリューベック音楽大学修士課程にてハイメ・ミュラー氏に学んでいる。
当「明日への扉」公演が本格的な日本デビューとなる。
[共演者] 秋元孝介(ピアノ)
料金(税込・手数料別)
〈4公演セット券〉※ S席:10,000円 A席:2,000円
 [発  売] 2025年1月10日(金)正午
紀尾井ホールウェブチケットのみでお取扱い
 [販売期間] 4月4日(金)(第43回公演当日)13時まで
  ※ 第43回から第46回までの2025年度4公演を、同一座席でご鑑賞いただけます。
   
〈各公演 単券〉 S席 3,000円 A席 500円 U29 S席 1,000円
紀尾井サポートシステムあおい会員の皆さまへ

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紀尾井 明日への扉2025
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