2019年10月8日(火) 開演:19時
予定枚数終了
主催:日本製鉄文化財団
- エレガントで情感あふれるグザヴィエ・ドゥ・メストレのハープと、躍動感に満ち衝撃的なルセロ・テナのカスタネットが和すとき、聴き手の心は異次元の世界へと運ばれる。
- フランスのトップ・ハーピストと、メキシコに生まれスペインで人間国宝的スターとなったパリジェラ(カスタネット奏者)との奇跡のデュオ。ハープの典雅で柔らかな響きに超絶技巧のパリージョ(フラメンコ・カスタネット)が切れのよいシャープなリズムを加え、絶妙な味わいを生み出します。珍しい組み合わせですが、聴けばたちまち虜に。
- 出演者
- グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)、ルセロ・テナ(カスタネット)
- 曲目
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- マテオ・アルベニス:ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.13*
- ヘスース・グリーディ:古いソルチコ
- イサーク・アルベニス:12の性格的な小品集Op.92より 第12曲 「朱色の塔」*
- イサーク・アルベニス:スペイン組曲第1集 Op.47より
第1番「グラナダ」
第5番「アストゥリアス」* - イサーク・アルベニス:スペイン組曲第2集 Op.97より
第2番「サラゴサ」
- アントニオ・ソレール:ハープ・ソナタ ニ長調*
- エンリケ・グラナドス:詩的なワルツ集
- エンリケ・グラナドス:スペイン舞曲集 Op.37より 第5番「アンダルーサ」*
- フランシスコ・タレガ:アルハンブラの思い出
- マヌエル・デ・ファリャ/マルセル・グランジャニー編:歌劇《はかなき人生》より スペイン舞曲第1番*
- *はカスタネットとのデュオ
- チケット料金(税込)
- S席8,000円 A席5,000円 U29* A席2,000円
*U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする割引料金です。詳しくはこちらをご覧ください。 - チケット発売日
- 2019年5月11日(土)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
- 友の会優先チケット発売日
- 2019年5月8日(水)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
- チケットお取扱い
- 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休) - チケットお取扱い
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チケットぴあ(Pコード:145-731 セブンイレブン店頭購入方法)
ローソンチケット(Lコード:32537)
- お問合せ
- 紀尾井ホールチケットセンター tel: 03-3237-0061(10時~18時/日祝休)
- 出演者プロフィール
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©︎Jean-Baptiste Millot
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)Xavier de Maistre, harp
9歳からハープを学び、ジャクリーヌ・ボローとカテリーヌ・ミシェルに師事。パリとロンドンで政治と経済も学ぶ。16歳の時に、パリ・ハープ・コンクールで優勝、その後、カーディフ、ミュンヘン、ウィーン、エルサエレムでの主要な国際コンクールでも数々の賞を受賞。
96年バイエルン放送交響楽団にソロ・ハーピストとして入団。98年、世界で最も権威のあるUSA国際ハープ・コンクールで優勝と同時に2つの演奏賞受賞。その翌年、25歳という若さで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ハーピストに就任、02年にはアンドレ・プレヴィンの指揮でウィーン・フィル史上、ハーピストとして初めてハープ協奏曲を演奏した。
ソリストとしての活動も活発で、アンドレ・プレヴィン、ハインリヒ・シフ、アルミン・ジョルダン、アレクサンダー・ラザレフ、ベルトランド・ドゥ・ビリー、フィリップ・ジョルダン等著名な指揮者のもと、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ放送響、バイエルン放送響、KBS交響楽団、ボルドー交響楽団、スペイン国立交響楽団、NHK交響楽団等数多くの一流オーケストラと共演。
また、シュレスヴィッヒ・ホルスタイン音楽祭、ザルツブルク音楽祭、シューベルティアーデ、ラインガウ音楽祭、ウィーン芸術週間、ウィーン復活祭音楽祭、ブタペストの春音楽祭、ヴェルビェ音楽祭、ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭を含む世界各地の主要な音楽祭に招かれ、キャスリーン・バトル、ディアナ・ダムラウ、インゴルフ・ターバン、ボー・スコウフス、バーバラ・ボニー等のアーティストと共演するほか、ピーター・シモニシェック、ミゲル・ヘルツ・ケストラネク、アンドレア・ジョナサン等の俳優とも共演。
録音はハルモニア・ムンディ、オブリガット、クラヴェスからリリースされており、08年よりSony-BMG Internationalで専属的に録音を始めた。「エトワールの夜」(ソニー・ミュージック)では、世界的にも大きな成功をおさめ、エコー・クラシック・アワード2009「演奏家賞」受賞。
01年ハンブルク音楽大学教授に就任。ジュリアード音楽院、桐朋音楽大学、上海音楽院、トリニティ音楽院で定期的にマスタークラスを行っている。 -
ルセロ・テナ(カスタネット)Lucero Tena, Castanets
ルセロ・テナは、カスタネット演奏において、独自の明白なスタイルを確立し、この楽器をオーケストラ曲のソロ楽器として大ホールに登場させることで、自らの名声を獲得してきた。この意味において、彼女は「カスタネット・ソリスト」という言葉の生みの親であり、それは彼女の活動に相応しい呼び名である。
彼女はこれまでに、ロリン・マゼール、ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、ヘスス・ロペス=コボス、セルジュ・コミッショーナ、フランツ=パウル・デッカー、ミゲル・アンヘル・ゴメス=マルティネス、ペーター・グート、ガルシア・ナバロ、エイドリアン・リーパー他多数の指揮者の下、5大陸のコンサート・ホールでソリストとして演奏している。
クラシックギターやピアノを伴奏楽器としたリサイタル以外では、ソリストとしてイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、バンクーバー交響楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、フランス国立リヨン管弦楽団、エルサレム交響楽団、バイエルン放送交響楽団、スペイン国立管弦楽団などの名門オーケストラと共演している。また、ローザンヌ室内管弦楽団との共演は、ファンや批評家たちから常に絶賛されてきたが、ローザンヌで行われた(ヘスス・ロペス=コボスの首席指揮者退任)フェアウェル・コンサートも同様に大成功を収めた。2002年1月には、スペインのEEC議長国就任を記念してマドリードで行われた公式コンサートで、スペイン国立放送(RTVE)交響楽団と共演した。さらに、ネルハ洞窟国際舞踏音楽祭でマラガ・フィルハーモニー管弦楽団と共演した他、ガルシア交響楽団、ストラスブールやオタワのオーケストラなど、数多くの楽団と共演している。ハノーファー歌劇場、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭(ナント、東京、ワルシャワ)、プラシド・ドミンゴ指揮の下にベルリン・フィルハーモニー・ホール(2015年)への出演がある。2016年11月には、ヘスス・ロペス=コボス指揮のガラ・コンサートに出演した。
今後の活動としては、ハープ奏者のグザヴィエ・ドゥ・メストレとの共演で、世界各地でリサイタル・ツアーなどが予定されている。
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