NEW!▶ 日本経済新聞「こころの玉手箱」に山崎伸子さん連載中です。(初回は2019.10.15)電子版はこちら(有料)
NEW!▶ 月刊「音楽の友」2019年10月号に山崎伸子さん、中木健二さんの対談が掲載されました。音楽の友
2019年11月28日(木) 開演:19時
予定枚数終了
主催:日本製鉄文化財団
協賛:三菱商事株式会社
後援:駐日ブラジル大使館
- チェロの巨匠と日本チェロ界のトッププレイヤーたちによる華麗なアンサンブル
- 2017年11月の第109回紀尾井ホール室内管弦楽団でシューマンの協奏曲を聴かせてくれたアントニオ・メネセスが、今度はリサイタルで紀尾井ホールに戻ってきます。バッハのガンバ・ソナタに彼の生まれ故郷ブラジルの大作曲家ヴィラ=ロボスを組み合わせるというユニークなプログラムです。ヴィラ=ロボスは8本のチェロを要しますが、共演するチェリストたちがこれまた豪華絢爛。山崎伸子さんをはじめ、元N響首席の向山佳絵子、日本フィル首席の辻本玲、読売日響首席の遠藤真理、紀尾井ホール室内管弦楽団のメンバーである中木健二、それに若きホープ伊東裕(紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー)と今年9月にARDミュンヘン国際音楽コンクールで優勝を飾った佐藤晴真の各氏と、日本の第一線で活躍するメンバーばかりです。チェロ・ファンにはまさに垂涎の公演です。
- 出演者
- アントニオ・メネセス、山崎伸子、中木健二、向山佳絵子、遠藤真理、辻本 玲、伊東 裕、佐藤晴真(チェロ)
田村 響(ピアノ)
秦 茂子(ソプラノ) - 曲目
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- J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第3番ト短調 BWV1029
- ヴィラ=ロボス:チェロ・ソナタ第2番
- ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第1番
- J.S.バッハ/ヴィラ=ロボス編:プレリュード BWV867(平均律クラヴィーア曲集第1巻第22番変ロ短調より)
- J.S.バッハ/ヴィラ=ロボス編:フーガ BWV850(平均律クラヴィーア曲集第2巻第5番ニ長調より)
- ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番
- ※当初の発表から曲目が変更になりました。
- チケット料金(税込)
- S席8,000円 A席5,500円 U29* A席2,000円
*U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする割引料金です。詳しくはこちらをご覧ください。 - チケット発売日
- 2019年6月29日(土)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
- 友の会優先チケット発売日
- 2019年6月26日(水)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
- チケットお取扱い
- 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休) - チケットお取扱い
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チケットぴあ(Pコード:154-293 セブンイレブン店頭購入方法)
ローソンチケット(Lコード:33224)
- お問合せ
- 紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061(10時~18時/日祝休)
- 出演者プロフィール
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© CLIVE BARDA
アントニオ・メネセス(チェロ)Antonio Meneses, cello
1957年ブラジル生まれ。10歳でチェロをはじめ、16歳のときに著名チェロ奏者アントニオ・ヤニグロと出会い渡欧。デュッセルドルフ、シュトゥットガルトでヤニグロに学び、1977年にはミュンヘン国際音楽コンクール、1982年にはモスクワのチャイコフスキー国際コンクールで優勝を果たす。メネセスは欧州、北南米、アジアの主要都市で、世界有数のオーケストラや世界を代表する指揮者と共演をしてきた。その中には、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、ロンドン響、ニューヨーク・フィル等の世界のオーケストラなどがあり、共演した指揮者には、カラヤン、ヤンソンス、アバド、プレヴィン等が挙げられる。近年ではロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やスコットランド室内管弦楽団、パリ管弦楽団、サンパウロ州立交響楽団等との共演が予定されている。
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© 武藤章
山崎伸子(チェロ)Nobuko Yamazaki, Cello
第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。文化庁海外派遣研修員として、2年間ジュネーヴでピエール・フルニエに師事。2007年から10年にわたりチェロ・ソナタ・シリーズを開催。2017年度からフィリアホールにて山崎伸子プロデュース「未来に繋ぐ室内楽」と題し、優秀な若手演奏家の紹介と室内楽を共演するシリーズを開催するほか、2019年11月には「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲」全曲演奏会を行う。現在、桐朋学園大学特任教授、東京藝術大学名誉教授。
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© 大窪道治
向山佳絵子(チェロ)Kaeko Mukoyama, Cello
東京藝術大学を経てドイツ・リューベック国立音楽大学留学。第54回日本音楽コンクール第1位、第10回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位、1987年度アリオン賞審査委員奨励賞、第2回出光音楽賞受賞。ギトリス、アルゲリッチほか世界の一流演奏家や、N響、都響他国内外の主要オーケストラと共演。現在リサイタル、室内楽、公演プランナー、京都市立芸術大学准教授など日本を代表するチェロ奏者の一人として活躍中。
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© ヒダキトモコ
中木健二(チェロ)Kenji Nakagi, Cello
東京藝術大学を経て2003年渡仏。パリ国立高等音楽院、ベルン芸術大学の両校を首席で卒業。05年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位など受賞多数。2010年より14年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管の首席奏者を務め、帰国後はソリスト及び室内楽の演奏活動を本格始動。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。使用楽器は東京藝術大学所蔵の1691年製ジョヴァンニ・バティスタ・グランチーノ。Thomastik Infeld社契約アーティスト。
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© Yusuke Matsuyama
遠藤真理(チェロ)Mari Endo, Cello
第72回日本音楽コンクール第1位、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。国内外の一流オーケストラや指揮者と共演を重ねる一方、読売日本交響楽団ソロ・チェロ奏者も務める。NHK大河ドラマ「龍馬伝」にて「龍馬伝紀行」のテーマ曲演奏、NHK-FM「きらクラ!」(毎週日曜日/全国放送)のパーソナリティも8年目を迎えるなど幅広く活躍中。
遠藤真理オフィシャル・ウェブサイト http://endomari.com -
辻本 玲(チェロ)Rei Tsujimoto, Cello
東京藝術大学を首席で卒業後シベリウス・アカデミー、ベルン芸術大学に留学。第72回日本音楽コンクール第2位。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞。齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。2011年に東京サントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェロ奏者。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。公式サイト http://www.rei-tsujimoto.com
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© Kei Uesugi
伊東 裕(チェロ)Yu Ito, Cello
日本音楽コンクールチェロ部門第1位受賞。葵トリオとして、第67回ARDミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門第1位受賞。関西フィル他オーケストラと協演。クラシック倶楽部、紀尾井ホール「明日への扉」などに出演。斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子、中木健二各氏に師事。東京藝術大学音楽学部を首席で卒業し、同大学院を修了。現在ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてE・ブロンツィ氏に師事。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。
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© FUKAYA Yoshinobuaura
佐藤晴真(チェロ)Haruma Sato, Cello
2018年、ポーランドで開かれた世界でも有数のコンクール、第11回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞して一躍国際的な注目を集める。 第83回日本音楽コンクール チェロ部門第1位および徳永賞・黒柳賞、第1回アリオン桐朋音楽賞など多数の受賞歴を誇る。国内外の著名なオーケストラと共演し、18年8月には、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演し好評を博す。現在は、ベルリン芸術大学在学。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年。
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© 武藤章
田村 響(ピアノ)Hibiki Tamura, Piano
2007年ロン=ティボー国際コンクールにて弱冠20歳で優勝し、一躍世界に注目される。オーケストラではケルン放送響、N響、都響、読売日響、日本フィル、新日本フィル、名古屋フィル等と、室内楽ではヴェンゲーロフ、宮田大、三浦文彰等と共演。愛知県安城市生まれ。18歳でザルツブルク・モーツァルテウムに留学。15年大阪音楽大学大学院修了。06年出光音楽賞、09年ホテルオークラ音楽賞、15年文化庁芸術祭音楽部門新人賞等、受賞多数。京都市立芸術大学専任講師。
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秦 茂子(ソプラノ)Shigeko Hata, Soprano
国立音楽大学卒業後、昭和音楽大学大学院オペラ科修了。パリ国立高等音楽院を満場一致の首席で卒業、同音楽院第三課程で研鑽を積む。2005年、エクサン=プロヴァンス音楽祭アカデミーに参加。2008年にエコール・ノルマル音楽院高等演奏家ディプロマ取得。1998年関西フランス歌曲コンクール1位入賞、2007年リリ=ナディア・ブーランジェ・コンクールにて1位。現在、パリ19区音楽学校で声楽の指導を務めている。
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