モーリス・ブルグ&若尾圭介 オーボエジョイントリサイタル
巨匠と名手との邂逅

2016年6月1日(水) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

実力派アーティストを迎え、オーボエの魅力を再発見する
2009年紀尾井ホールで行われた巨匠モーリス・ブルグのリサイタルは、瑞々しさと気品溢れる演奏で多くの来場者を魅了しました。ボストン交響楽団の名手として知られる若尾圭介は、2013年にブルグの教えを受け二人は意気投合。今回日本では初めてジョイントリサイタルが実現しました。
共演者にはフルートの高木綾子(新日鉄住金音楽賞受賞者)、クラリネット界の重鎮 山本正治、東京フィル首席ヴィオリストの須田祥子、ピアノの広瀬悦子(アルゲリッチ国際ピアノコンクール優勝者)ら実力派演奏家を迎えて、オーボエデュオほか室内楽作品を通して艶やかな音色と精妙なアンサンブルを余すところなくお聴きいただきます。

若尾圭介スペシャルインタビュー


若尾圭介さんに、リサイタルへの意気込みや、ご自身のことをお伺いしました。
ぜひご覧下さい。特設ページはこちら
出演者
モーリスブルグ、若尾圭介(Ob),高木綾子(Fl),山本正治(Cl),須田祥子(Va),広瀬悦子(Pf)
曲目
  • 上林裕子:2つのオーボエとピアノによる「街の灯」
  • サン=サーンス:デンマークとロシアの歌によるカプリス Op.79 NAXOS
  • ミヨー:フルート、オーボエ、クラリネットとピアノのためのソナタ NAXOS
  • レフラー:オーボエ、ヴィオラとピアノのための2つのラプソディ NAXOS
  • シューマン:オーボエ、ヴィオラ、ピアノのための「おとぎ話」Op.132 NAXOS
  • 上林裕子:2つのオーボエとピアノによる「森を渡る声」
  • 【備考】表示のある曲は試聴できます。詳細はこちら。
チケット料金(税込)
S席 6,000円 A席 4,500円 学生A席 2,000円
 

※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。

※曲目は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
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お問合せ

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(10時~18時/日・祝休)

出演者プロフィール
  • モーリス・ブルグ(Ob) Maurice Bourgue

    1966年、バーミンガムで開催された国際管楽器コンクールで、サー・ジェームズ・ゴールウェイと一位を分け合い、その後もミュンヘン、プラハ、ブダペストの国際コンクールで優勝。シャルル・ミュンシュに見出され、パリ管弦楽団首席オーボエ奏者に就任。1979年、パリ管弦楽団を退団してから今日まで、ソリストとして世界各地で活躍している。世界の主要なオーケストラ、アバド、バレンボイムなど著名な指揮者とも数多く共演している。近年では指揮者として、ヨーロッパを中心に数多くのオーケストラに招かれている。教育者としても名高く、パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ音楽院、ギルドホール音楽院、フランツ・リスト音楽アカデミーをはじめ、世界中の主要な音楽学校で教鞭をとっており、音楽祭でもマスタークラスを行っている。

    モーリス・ブルグ(Ob) Maurice Bourgue

    モーリス・ブルグ(Ob) Maurice Bourgue

  • 若尾圭介(Ob) Keisuke Wakao

    1987年ニューヨークのマンハッタン音楽院卒業。翌年M.T.トーマス率いるニューワールド交響楽団首席奏者に就任し、1990年よりボストン交響楽団準首席及びボストンポップスオーケストラ首席オーボエ奏者として現在に至る。このほか1988年より「若尾圭介オーボエキャンプ」を主宰、ロンジー音楽院やニューイングランド音楽院で教鞭をとるほか、代官山ヒルサイドテラス音楽祭監督、日本アメリカ交流コンサートをプロデュース等で活躍。これまでにエマニュエル・アックス、クリストフ・エッシェンバッハ、モーリス・ブルグ、山本正治、豊嶋泰嗣、水谷上総各氏らと共演。2011年には作曲家ジョン・ウィリアムズが若尾圭介に作曲した初のオーボエ協奏曲を初演。CDは日本コロンビア(Denon)より3枚のソロ録音、2014年ワーナーミュージックジャパンより最新盤「Keisuke Wakao in Paris」をリリースしている。

    若尾圭介(Ob) Keisuke Wakao

    若尾圭介(Ob) Keisuke Wakao

    • 高木綾子(Fl) Ayako Takagi

      高木綾子(Fl) Ayako Takagi

      東京藝術大学を経て、同大学院修了。日本フルートコンベンションコンクール優勝、第17回日本管打楽器コンクール第1位及び特別賞、第70回日本音楽コンクール第1位、第12回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞 、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位、神戸国際フルートコンクール第3位など多数の受賞歴を誇る。国内主要オーケストラをはじめサンクトペテルブルク響、パリ室内管などと共演。CDは、エイベックス・クラシックス、日本コロムビアより多数リリース。現在、東京藝術大学准教授、洗足学園大学客員教授、日本大学藝術学部、武蔵野音楽大学非常勤講師。
      Photo:FUMI

    • 山本正治(Cl) Masaharu Yamamoto

      山本正治(Cl) Masaharu Yamamoto

      1972年毎日音楽コンクール管楽器部門第1位。翌年東京芸術大学を安宅賞を受賞して卒業。その後ドイツに留学し、ソロイスト国家試験を最優秀の成績で合格。1975年デュッセルドルフ交響楽団のソロ・クラリネット奏者に就任。1976年フランス・コルマー国際室内楽コンクール第2位。1980年デュッセルドルフ市より“カンマームジカー”のタイトルを受ける。帰国後は、木曽音楽祭、倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、サイトウキネンオーケストラなどに参加。現在、東京芸術大学教授、同大演奏芸術センター長、武蔵野音楽大学講師、日本クラリネット協会会長。

    • 須田祥子(Va) Sachiko Suda

      須田祥子(Va) Sachiko Suda

      桐朋学園大学在学中にヴィオラに転向、同大学を首席で卒業。室谷高廣、岡田伸夫の各氏に師事。現在東京フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者、洗足学園大学非常勤講師。第23回ヴィットリオ・グイ国際コンクール、第2回淡路島しづかホールなど国内外の4つのコンクールで第1位優勝。オーケストラの他、コンテンポラリー作品の演奏や、世界的指揮者チョン・ミョンフンと室内楽で共演するなどソロや室内楽でも活躍。初のソロCD「ビオラは歌う」では多彩で豊かな音色をヴィオラで表現し、ヴィオラの新たなファンを増やしている。

    • 広瀬悦子(Pf) Etsuko Hirose

      広瀬悦子(Pf) Etsuko Hirose

      パリ・エコール・ノルマル音楽院とパリ国立高等音楽院をそれぞれ首席で卒業。ヴィオッティ、ミュンヘンの両国際コンクール入賞後、1999年マルタ・アルゲリッチ国際コンクールで優勝。これまでシャルル・デュトワ指揮N響をはじめ、バイエルン放送響、モスクワ・フィルほか国内外のオーケストラと多数共演。2010年フランスでフレイレの代役で演奏し、大成功を収める。同年5枚目のCD『ショパン:バラード&ノクターン』が、フランスのレーベル「MIRARE」初の日本人アーティストのCDとしてリリース。続いて『シューマン&リスト』の協奏曲が世界的に発売された。最新盤は、「バラキレフ/ピアノ作品集」。
      photo:A.Muto