紀尾井 明日への扉 
第35回 河井勇人(ヴァイオリン)

2023年5月19日(金) 開演:19時(開場:18時15分)

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

協賛:三菱地所株式会社

若手アーティストを紹介し音楽ファンに推薦する「紀尾井 明日への扉」シリーズ。
2023年度第1弾は、「飛び入学」生として入った東京藝術大学をこの春に 早期卒業する異才の河井勇人です。
「明日への扉」を常にたたきつづける若者たちの心の声を聞こう。

明日への扉シリーズを聴く楽しさは、才能の発見だけではなく、その才能が次にどんな扉を開けようとしているか、扉への彼ら彼女らのノックの音を聴き取る点にもある。それは、すべての音楽を愛する人の心の鼓動と重なるはずである。〈いま〉を目撃しよう。(紀尾井だより158号 文:片桐卓也)

※記事の全文は画面右のPDF、またはこちらからご覧いただけます。



紀尾井みらいシート のごあんない

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。
対  象 小学1年生から高校3年生(保護者とペア) ※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 10席
募集期間 3月10日(金) 正午 ~ 4月19日(水)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。
出演者
河井勇人(ヴァイオリン)Eugene Kawai, violin
清水和音(ピアノ)Kazune Shimizu, piano
曲目
  • モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40 (32)番 変ロ長調 K.454
    Wolfgang Amadeus Mozart: Violin Sonata No. 40 (32) in B-flat major K. 454
  • ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
    Ravel: Violin Sonata in G major
  • バッハ:シャコンヌ〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
    Johann Sebastian Bach: Partita for solo violin No. 2 in D minor BWV 1004 - Ciaccona
  • ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
    Debussy: Violin Sonata in G minor
  • プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 op.94a
    Prokofiev: Violin Sonata No. 2 in D major op. 94a

    演奏者の希望で当初の発表から曲目が一部変更になりました(2023年1月21日)
チケット料金(税込)
S席 3,000円
A席 500円
U29 S席 1,000円

4公演セット券 S席 10,000円 A席2,000円  販売期間:5月19日(金)第35回公演当日 13時まで
※ セット券は、第35回から第38回まで4公演を同一座席でご鑑賞いただけます。

・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする優待料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります(各種割引の適用外)。

※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※不測の事態で公演中止となる可能性がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。
 やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケットご購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。
 公演中止以外での払戻しはいたしません。予めご了承ください。

紀尾井サポートシステムあおい会員のお申込みは、こちらから承ります。
チケット発売日
4公演セット券 2023年2月17日(金)正午 紀尾井ホールウェブチケット
単券 2023年3月10日(金)正午 紀尾井ホールウェブチケット・チケットぴあ・イープラス 共通
チケットお取扱い

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出演者プロフィール
  • 河井勇人(ヴァイオリン)
    Eugene Kawai, violin

    東京藝術大学SSP(飛び入学)3年在籍 2020年度宗次德二特待奨学生
    2002年 東京生まれ
    2013年 第67回全日本学生音楽コンクールバイオリン部門小学校の部東京大会第1位、全国大会第1位、横浜市民賞(聴衆賞)、兎束賞、東儀賞受賞
    2015年 第13回リピンスキ・ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(ポーランド)
    同年 第16回シェルクンチク国際テレビコンテストヴァイオリン部門銀賞(ロシア)
    2017年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール第10回記念大会ヴァイオリン部門第1位(カザフスタン)。同年、米国の主要クラシック音楽専門サイトThe Violin ChannelのRising Starに抜擢・特集される。
    2019年 日本音楽コンクール第3位
    2021年 第2回ヴィクトル・トレチャコフ国際ヴァイオリンコンクール第1位(ロシア)
    現在堀正文・玉井菜採・トレチャコフ各氏に師事している。
    使用楽器は一般財団法人ITOHより貸与されているアントニオ・ストラディヴァリウス「Lyall」(クレモナ 1702年製)。
    国内外で多数の演奏会に出演してきた。ソリストとして、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、プレジデンシャル交響楽団、東京交響楽団、中国四川交響楽団等のオーケストラと共演。また、「Ideal au Potager du Roi」(22年7月)・「International Tchaikovsky Festival」(19年6月)・「Moscow Meets Friends」(18年5月)等の国際音楽祭でリサイタルを重ねている。

    河井勇人(ヴァイオリン)<br>Eugene Kawai, <i>violin</i>

    河井勇人(ヴァイオリン)
    Eugene Kawai, violin

  • 清水和音(ピアノ)
    Kazune Shimizu, piano

    完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたピアニスト。
    ジュネーヴ音楽院にて、ルイ・ヒルトブラン氏に師事。1981年、弱冠20歳で、パリのロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門優勝、あわせてリサイタル賞を受賞した。1982年、デビュー・リサイタルを開き、高い評価を得た。1983年、第9回日本ショパン協会賞を受賞。同年『プラハの春音楽祭』にて、プラハ室内管と共演。この成功により1984年、ブラティスラヴァ音楽祭のオープニングでスロヴァキア・フィルのソリストとして招待された。また同年、ミュンヘンのヘルクレスザールでデビュー・リサイタルを行った。ロジェストヴェンスキー指揮ロンドン交響楽団、ジャナンドレア・ノセダ指揮キーロフ歌劇場フィルハーモニー管弦楽団、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団、アシュケナージ指揮シドニー交響楽団などと共演を重ね、国内外で広く活躍。室内楽の分野でも活躍し、共演者から厚い信頼を得ている。
    1995年秋から2年にわたって行われた、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲演奏会は、その完成度を新聞紙上で高く評価され、ライヴ録音がリリースされている。これまでにソニーミュージックやオクタヴィア・レコードなどから多数のCDをリリースし、各誌で絶賛されている。
    2011年には、デビュー30周年を記念して、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第4番とパガニーニの主題による狂詩曲の全5曲を一度に演奏するという快挙を成し遂げた。2014年から2018年の5年間では春秋・年2回のリサイタル・シリーズ『清水和音 ピアノ主義』を開催。スカルラッティとバッハに始まり、古典派からロマン派を中心に20世紀のピアノ曲まで、幅広いレパートリーで聴衆を魅了した。デビュー35周年を迎えた2016年5月には、バッティストーニの指揮で、ブラームスのピアノ協奏曲第1番及び第2番を熱演。同年4月からは、年6回の室内楽シリーズ『芸劇ブランチコンサート』を開始するなど精力的な活動を続けている。デビュー40周年となる2021年には、春に毎年開催している『3大ピアノ協奏曲の饗宴』で、ベートーヴェンの《皇帝》、チャイコフスキー第1番そしてラフマニノフ第2番の3曲を一気に披露。秋には『清水和音 ピアノの祭典』と題し、ソロから室内楽まで4時間を超えるプログラムで大きな存在感を示した。桐朋学園大学・大学院 教授。

    清水和音(ピアノ)<br>Kazune Shimizu, <i>piano</i>

    清水和音(ピアノ)
    Kazune Shimizu, piano

    (c)Mana Miki