2018年3月24日(土) 開演:14時
予定枚数終了
主催:日本製鉄文化財団
- ゆう志の会の最終回は長唄特別公演をお届けします。長唄の魅力を十二分にお楽しみください。
- ゆう志の会について
「ゆう志の会」は、<邦楽に志しをもつ者の集い>という意味をこめた演奏会シリーズで、2003年3月に第一回演奏会を開催し、今回はその第十回、最終回となります。日本の文化を知り育む場としての音楽ホールの創設に情熱をそそいだ新日鐵文化財団(現・新日鉄住金文化財団)前理事長齋藤裕の遺志を継ぐご遺族のご支援のもと、従来のしきたりや慣習にとらわれない自由な発想で演奏会が創造されることを願って企画しております。
- 出演者
- 今藤長一郎、杵屋正一郎、芳村辰三郎、杵屋三瓶(唄)、杵屋裕光、杵屋勝正雄、杵屋裕太郎、松永忠三郎(三味線)、杵屋巳津也、東音味見純、杵屋正一郎、芳村辰三郎、杵屋巳勇次(唄)、今藤長龍郎、杵屋五三吉雄、松永忠三郎、杵屋勝国悠(三味線)、杵屋勝十朗(上調子)、今藤尚之、芳村金四郎、今藤龍之右、杵屋佐喜(唄)、杵屋勝国、杵屋勝正雄、杵屋勝国毅(三味線)、今藤長龍郎(上調子)、花柳寿美藏(立方)、杵屋利光、東音味見純、杵屋勝英治(唄)、稀音家祐介、今藤龍市郎、稀音家一郎(三味線)、藤舎呂船社中(囃子)
- 曲目
-
- 操三番叟
唄 今藤長一郎、杵屋正一郎、芳村辰三郎、杵屋三瓶
三味線 杵屋裕光、杵屋勝正雄、杵屋裕太郎、松永忠三郎
囃子 藤舎呂船社中 - 勧進帳
唄 杵屋巳津也、東音味見純、杵屋正一郎、芳村辰三郎、杵屋巳勇次
三味線 今藤長龍郎、杵屋五三吉雄、松永忠三郎、杵屋勝国悠
上調子 杵屋勝十朗
囃子 藤舎呂船社中 - 時雨西行
唄 今藤尚之、芳村金四郎、今藤龍之右、杵屋佐喜
三味線 杵屋勝国、杵屋勝正雄、杵屋勝国毅
上調子 今藤長龍郎
囃子 藤舎呂船社中 - 越後獅子
立方 花柳寿美藏
唄 杵屋利光、東音味見純、杵屋勝英治
三味線 稀音家祐介、今藤龍市郎、稀音家一郎
囃子 藤舎呂船社中
- 操三番叟
- チケット料金(税込)
一般 4,000円【予定枚数終了】 学生優待 2,000円【予定枚数終了】
-
※掲載の料金のほか、発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
※学生席は、紀尾井ホールチケットセンター(電話)のみで取扱います。
※出演者・曲目・演奏順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学の方のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※演奏中のご入場はご遠慮いただいております。
- チケットお取扱い
- 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休) - チケットお取扱い
- お問合せ
紀尾井ホールウェブチケット E-mail:webticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]
- 出演者プロフィール
-
-
-
今藤長一郎
昭和48年京都市生まれ。同54年今藤文子に師事、長唄(唄、三味線)を学ぶ。同63年藤舎呂船に師事、長唄囃子を学ぶ。平成元年今藤長一郎の名を許される。現在、邦楽演奏会、日本舞踊公演、NHKテレビ・ラジオ等に出演。
-
杵屋裕光
昭和35年東京都生まれ。父、杵屋和四蔵に師事。3歳で初舞台。歌舞伎座、メトロポリタンオペラハウスなど国内外の歌舞伎公演、舞踊公演等で長唄三味線演奏家、作曲家として活動。平成2年三味線ファンクバンド「THE家元」に参加。同11年春風亭小朝とロック三味線の「六九家流」を旗揚げ。現在、古典の研鑽、継承を基本としながら「和風ビートルズ」など新感覚邦楽の第一人者として楽曲制作やライブ活動もおこなっている。長唄杵勝会名取師範。
-
杵屋巳津也
昭和42年東京都生まれ。七世杵屋巳太郎、東音福田克也に師事。平成2年東京藝術大学邦楽科卒業。演奏会、舞踊会、歌舞伎公演等、様々な舞台に出演、海外公演も多数。2004年中村勘九郎名跡最後の舞踊公演立唄を勤めたほか、中村勘九郎、中村七之助舞踊公演、新春浅草歌舞伎等の立唄を勤める。長唄白風会主宰。長唄協会演奏委員、長唄東音会同人。国立劇場養成課講師。
-
今藤長龍郎
昭和44年東京都生まれ。同54年、今藤綾子(人間国宝)に入門。同60年、今藤長龍郎の名を許される。平成3年、東京藝術大学邦楽科を卒業。同16年アテネオリンピックシンクロナイズドスイミング「ジャパニーズドール」三味線パート演奏。同17年、ビクター伝統文化振興財団賞奨励賞受賞。同28年、市川染五郎ラスベガス歌舞伎公演「獅子王」作曲。代表作に「赤穂の風」「女を論ず」「弧」等がある。現在、国立劇場、歌舞伎座、紀尾井ホール公演、NHK等に出演。長唄五韻会同人、現邦連会員、創邦21同人。国立音楽大学非常勤講師。
-
今藤尚之
昭和11年神戸市生まれ。今藤長尚、三世今藤長十郎、今藤綾子に師事。荻江露喬の名を許される。同58年大阪芸術大学長唄講師となり、現在に至る。平成19年パリ・オペラ座市川團十郎、海老蔵歌舞伎公演に参加。同20年「尚之の会」開催。現在ラジオ、TV、舞踊公演、歌舞伎公演等に出演。
-
杵屋勝国
昭和二十年福岡県生まれ。同四十二年東京芸術大学卒業。杵屋勝三郎に師事。歌舞伎公演では、坂東玉三郎、中村勘三郎の舞踊の立三味線を務める。杵勝会、東成会ほか演奏会に出演。CD『日本舞踊曲大全集』発表。平成二十年松尾芸能邦楽優秀賞受賞。現在(財)杵勝会理事長。有明教育芸術短期大学教授。長唄くにね会主宰。
-
花柳寿美藏
昭和51年、東京生まれ。幼少より母・花柳維寿美より日本舞踊の手ほどきを受け、のちに三世宗家花柳壽輔、現在は二代目花柳壽應に師事。平成11年、亡父・花柳寿美藏の名を二代目として許される。日本舞踊協会公演、国立劇場主催公演、中央区古典芸能の会、品川区舞踊連盟公演などに出演。日本舞踊家集団「弧の会」同人。日本舞踊協会各流派合同新春舞踊大会にて奨励賞、大会賞受賞。平成28年に最優秀賞を受賞。
-
杵屋利光
昭和四十二年東京都生まれ。杵屋勝五郎、杵屋勝国、東音宮田哲男に師事。同六十一年杵屋利光の名を許され杵勝会の名取師範となる。平成元年長唄東音会同人となる。同二十一年よりリサイタル「としみつの会」開催。第六十六回文化庁芸術祭大賞受賞。現在、演奏会、舞踊公演、歌舞伎、放送等に多数出演。
-
稀音家祐介
昭和三十二年東京都生まれ。五歳で稀音家六節治に入門。その後八世稀音家三郎助、稀音家六多郎、初世日吉小三八に師事。同五十一年家元四世稀音家六四郎より、祐介の名を許される。同五十五年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。同六十年より稀音家祐介の会主宰。平成元年長唄研精会所属。同三年〜二十二年国立音楽大学非常勤講師。同十四年より四代目市川猿之助の歌舞伎公演等の立三味線をつとめる。
-
藤舎呂船
昭和十九年京都府生まれ。四世藤舎呂船、五世藤舎呂船(藤舎せい子)に師事。同四十一年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。藤舎流家元。平成十三年松尾芸能優秀賞受賞。平成二十一年エクソンモービル音楽賞受賞。CD『鳴物選集』ほか発表。現在京都造形芸術大学客員教授。藤舎会、藤舎流囃子研究会、真しほ会、藤舎呂船の会主宰。
-
-