2020年1月17日(金) 開演:19時
残席僅少
主催:日本製鉄文化財団
後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム
- KCO と首席指揮者ホーネック&ウィーン・フィルのメンバーが紡ぐウィーンの情緒と知性、そしてマーラーのエッセンス
- これまでパリ管やバイエルン放送響のメンバーをゲストに迎え、20世紀前半に活動した私的演奏協会の作品を中心に展開してきた紀尾井ホール室内管メンバーによるアンサンブル・シリーズ。第3弾となる今回は、ウィーン・フィルとの共演です。これまでで最大編成となるマーラーの《大地の歌》をメインに、編曲の魅力とKCOとWPhとが刺激しあって生み出すケミストリーをお楽しみください。
- 出演者
- ライナー・ホーネック(第1ヴァイオリン)、野口千代光(第2ヴァイオリン)、安藤裕子(ヴィオラ)、ゼバスティアン・ブル(チェロ)、助川龍(コントラバス)、カール=ハインツ・シュッツ(フルート)、蠣崎耕三(オーボエ)、勝山大舗(クラリネット)、ソフィー・デルヴォー(ファゴット)、日橋辰朗(ホルン)、武藤厚志(打楽器)、安東友樹子(打楽器)、津田裕也(ピアノ)、西沢央子(ハルモニウム&チェレスタ)
ミヒャエラ・ゼーリンガー(メゾ・ソプラノ)、アダム・フランスン(テノール) - 曲目
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- ヨハン・シュトラウス2世:入り江のワルツ op.411(シェーンベルク編曲サロン・アンサンブル版)
Johann Strauß (Sohn): Lagunen-Walzer op. 411 (1883) für Klavier, Harmonium und Streichquartett bearbeitet von Arnold Schönberg (1921) - ヨハン・シュトラウス2世:シュトラウス:酒、女、歌 op.333(ベルク編曲サロン・アンサンブル版)
Johann Strauß (Sohn): Wein, Weib und Gesang op. 333 (1869) für Salon-Ensemble bearbeitet von Alban Berg (1921) - ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 op.437(シェーンベルク編曲サロン・アンサンブル版)
Johann Strauß (Sohn): Kaiserwalzer op. 437 (1888) für Salon-Ensemble bearbeitet von Arnold Schönberg (1925) - マーラー:大地の歌(シェーンベルク&リーン編曲室内オーケストラ版)
Gustav Mahler: Das Lied von der Erde für Kammerorchesterfassung von Arnold Schönberg (1921), vollendet von Rainer Riehn (1983)
- ヨハン・シュトラウス2世:入り江のワルツ op.411(シェーンベルク編曲サロン・アンサンブル版)
- チケット料金(税込)
- S席9,000円 A席6,500円 *U29A席2,000円 *U29チケットは公演当日に29歳以下を対象とする割引料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
- チケット発売日
- 2019年7月13日(土)ウェブチケット:午前0時~/電話:午前10時~
- 友の会優先チケット発売日
- 2019年7月10日(水)ウェブチケット:午前0時~/電話:午前10時~
- チケットお取扱い
- 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休) - チケットお取扱い
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チケットぴあ(Pコード:154-890 セブンイレブン店頭購入方法)
ローソンチケット(Lコード:34962)
- お問合せ
- 紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061(10時~18時/日祝休)
- 出演者プロフィール
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(C)ヒダキトモコ
ライナー・ホーネック(ヴァイオリン)Rainer Honeck, 1st Violin
1961年、オーストリアの西端国境に近いネンツィング生まれ。7歳からヴァイオリンを学び始め、ウィーン国立音楽大学でエディト・ベルチンガーに師事、またウィーン・フィルのアルフレート・シュタールにもプライベートに師事した。1978年にカール・ベーム基金の奨学金を得て、初めてウィーン・フィルに参加。その後、1981年にウィーン国立歌劇場管およびウィーン・フィルに第1ヴァイオリン奏者として正式に入団し、1984年より国立歌劇場管、92年からはウィーン・フィルのコンサートマスターに就任。2017年にキュッヒルが定年退職した現在、同オーケストラで最も長いキャリアを誇るコンサートマスターとして活躍している。その名演奏は、小澤征爾指揮の《シェエラザード》、ティーレマン指揮の《英雄の生涯》など、多くの録音や映像ソフトでも聴くことができる。
オーケストラ以外にも、ソリストとしてオーストリア、欧州、日本、アメリカなどで活躍。これまでにウィーン・フィル、ロンドン響、ピッツバーグ響、マリインスキー響などの著名オーケストラや、ブロムシュテット、ビシュコフ、アダム・フィッシャー、ガッティ、ゲルギエフ、ハーディング、マンフレート・ホーネック、ヤンソンス、ムーティ、オロスコ=エストラーダ、キリル・ペトレンコ、ティルソン・トーマスらと共演している。
室内楽奏者としては、ウィーン・ヴィルトゥオーゼンの創設者兼リーダー(1989~99)をはじめ、ウィーン弦楽ゾリステン(1982~2004)、アンサンブル・ウィーンのリーダー(~2010)、2008年からはウィーン=ベルリン室内管のリーダーを務めた。
録音ではチェコ・フィルとのドヴォルジャークとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をはじめ、シューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集などをリリースしている。
指揮者としても活動しており、これまでにマルメ響のほか、日本では名古屋フィル、読売日響、山形響、新日本フィルなどを指揮。紀尾井ホール室内管弦楽団には、2008年5月の第64回定期演奏会シューベルト・プログラムでデビューし(当時の名称は紀尾井シンフォニエッタ東京)、2017年4月より同室内管首席指揮者に就任した。
使用楽器は、以前は1709年製のストラディヴァリウス“ex-Hammerle”だったが、現在はキュッヒルが使っていた1725年製のストラディヴァリウス“シャコンヌ”を受け継いでいる(ともにオーストリア国立銀行からの貸与)。 -
(C)ヒダキトモコ
野口千代光(第2ヴァイオリン)Chiyoko Noguchi, 2nd violin
ジュリアード音楽院卒業後、東京藝術大学に復学し首席で卒業。アンサンブル・コルディエコンサートマスター、アンサンブル・ノマド、カルテット・プラチナムのメンバー。バロックから現代まで幅広いレパートリーでソロ及びアンサンブル活動を展開。東京藝術大学准教授。日本大学藝術学部客員教授、桐朋学園芸術短期大学講師。
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(C)ヒダキトモコ
安藤裕子(ヴィオラ)Yuko Ando, viola
東京藝術大学大学院修士課程修了。第3回日本室内楽コンクール第1位。同年第17回ヴィットーリオ・グイ国際室内楽コンクール最高位。第52回ジュネーヴ国際コンクール、セミファイナリスト。東京シティ・フィル首席奏者を務めた後、現在藝大フィルハーモニア管弦楽団首席奏者。東京藝術大学、洗足学園、聖徳大学非常勤講師。
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(C) Lukas Beck
ゼバスティアン・ブル(チェロ)Sebastian Bru, cello
1987年10月24日にウィーンで音楽一家に生まれ、8歳でウィーン・フォルクスオーパー首席奏者を務める父リカルド・ブルから初のチェロのレッスンを受けた。その後、クリスティーナ・ヴィマー(トーンキュンストラー管)、ヨーゼフ・ポドホランスキー(ブラティスラヴァ音楽院)のもとでチェロを学び、ウィーン私立音楽芸術大学でローベルト・ナジにも師事。
クレメンス・ハーゲン、ダヴィッド・ゲリンガス、スティーヴン・イッサーリス、ハインリヒ・シフらの授業とマスタークラスも受け、早くからウィーン・ジュネス管やグスタフ・マーラー・ユーゲント管、ヴェルビエ音楽祭管をはじめとするオーケストラで活動。
“プリマ・ラ・ムジカ”青少年コンクール、“フィデリオ”コンクールなど若くして多くの賞を受け、18歳でオーディションを通過し、2006年ウィーン国立歌劇場に入団、ウィーン・フィル協会には2013年に加入した。
2019年3月には、ソニー・クラシカルからデビュー・アルバム『A Deux』(ピアニストはシュテファン・シュトロイスニク)をリリース。
使用楽器はオーストリア国立銀行から貸与されているG.B.グァダニーニ。 -
助川龍(コントラバス)Ryu Sukegawa, contrabass
国立音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科修了。コントラバスを松野茂、池松宏、ゲーリー・カーの各氏に師事。第7回日本クラシック音楽コンクール第2位入賞。札幌交響楽団首席奏者を経て、現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団ソロ首席コントラバス奏者。
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(C) Claudia Prieler
カール=ハインツ・シュッツ(フルート)Karl-Heinz Schütz, flute
インスブルックで生まれ、チロル地方のランデックで育った。フォアアールベルクの州立音楽院でエーファ・アムスラーに、バーゼルでオーレル・ニコレ、リヨン国立高等音楽院でフィリップ・ベルノルドにそれぞれ師事。在学中の1998年にカール・ニールセン、1999年にクラクフの2つの国際的コンクールで第1位。2000年にリヨン音楽院を卒業し、2000~04年シュトゥットガルト・フィル、2005~11年ウィーン交響楽団のそれぞれソロ・フルート奏者を務めた後、2012年にウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルのソロ・フルート奏者に就任した(2015年からウィーン・フィル協会メンバー)。2013年にはヴォルフガング・シュルツの後任として、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルに加入。
故郷ランデックでは、現地の音楽週間HORIZONTEの芸術監督を務めている。
ムラマツ・ジャパンの24金のフルートと、エマニュエル・ボストンのシルバーのフルートを使用。
https://www.karlheinzschuetz.com -
(C)ヒダキトモコ
蠣崎耕三(オーボエ)Kozo Kakizaki, oboe
1983年京都市立芸術大学を音楽学部を首席で卒業。在学中、第51回日本音楽コンクール入選。1984年から1987年までドイツ政府給費留学生としてミュンヘン音楽大学へ留学。第4回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第1位入賞。札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団を経て、読売日本交響楽団首席オーボエ奏者、桐朋学園大学教授。岩崎勇、ギュンター・パッシーンの各氏に師事。
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(C)ヒダキトモコ
勝山大舗(クラリネット)Daisuke Katsuyama, clarinet
東京音楽大学卒業。第84回日本音楽コンクール第1位入賞。これまでにクラリネットを日向秀司、浜中浩一、亀井良信、加藤明久の各氏に師事。東京佼成ウインドオーケストラを経て、現在東京都交響楽団クラリネット奏者。国立音楽大学、桐朋学園大学各非常勤講師。
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(C) Benjamin Brinckmann
ソフィー・デルヴォー(ファゴット)Sophie Dervaux, bassoon
1991年パリ郊外のクラマール生まれ。最初はギターとクラリネットを学び、2003年からファゴットを始めた。2008年から11年にかけてリヨン国立音楽院でカルロ・コロンボとジャン・ピニョリに、続いてハンス・アイスラー音楽学校、2011年からカラヤン・アカデミーでフォルカー・テスマン、ダニエーレ・ダミアーノ、マリオン・ラインハルト、マルクス・ヴァイトマンに師事した。
2010年国際アウディ・モーツァルト・コンクールおよびワルシャワ・カール=マリア・フォン・ヴェーバー・コンクールで共にに第1位、2013年にはミュンヘンARD国際コンクールで第2位(最高位)に入賞した。また2014年にはベートーヴェン音楽祭でボンのベートーヴェン市民協会(Bürger für Beethoven)が選ぶベートーヴェン・リングを授与されてもいる。そのほかにも、2011年クルーセル国際コンクール第2位、2013年第1回ムーリ国際コンクール第2位など数々の受賞歴を誇る。
2013年~2015年はベルリン・フィルの首席コントラファゴット奏者を務め、2015年ウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルの首席奏者として入団。2018年ウィーン・フィル協会に入会。
ファゴットメイカーのピュヒナー社の契約アーティストである。
https://sophiedervaux.com -
(C)ヒダキトモコ
日橋辰朗(ホルン)Tatsuo Nippashi, horn
東京都出身。2010年東京音楽大学卒業。第26回日本管打楽器コンクール第1位。第80回日本音楽コンクール第1位。2013年4月、日本フィルハーモニー交響楽団に入団。同年10月から首席ホルン奏者を務め、2015年4月から読売日本交響楽団首席ホルン奏者。
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(C)ヒダキトモコ
武藤厚志(打楽器)Atsushi Muto, percussion
東京都出身。東京音楽大学を首席で卒業。桐朋オーケストラ・アカデミー修了。
2006年より2015年まで札幌交響楽団に首席ティンパニ&打楽器奏者として在籍。2013年5月札幌交響楽団定期演奏会にてW.テーリヒェンのティンパニ協奏曲をソリストとして出演。現在読売日本交響楽団首席ティンパニ奏者。 -
安東友樹子(打楽器)Yukiko Ando, percussion
国立音楽大学音楽学部卒業。同大学上級アドヴァンスト・ソリストコース修了。
桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。
サイトウ・キネン・フェスティバル、宮崎音楽祭、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」などの音楽祭に参加し、現在フリーランスとして活躍している。 -
(C) Christine Fiedler
津田裕也(ピアノ)Yuya Tsuda, piano
仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程、ベルリン芸術大学で学ぶ。2007年第3回仙台国際音楽コンクール優勝、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。2011年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。ソリストとしてベルリン響や日本各地のオーケストラとの共演、並びに、ソロリサイタルや室内楽にも活発に取り組む。東京藝術大学准教授。
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西沢央子(ハルモニウム&チェレスタ)Nakako Nishizawa, harmonium & celesta
東京藝大卒業。チェロをV.アダミーラ、三木敬之、R.フラショに師事。同大別科で鈴木雅明にオルガンを師事。在学中バッハ・カンタータ・クラブで小林道夫の薫陶を受け通奏低音奏者として在籍。2017年下野竜也指揮アンサンブル・ヴァガボンズ公演でハルモニウム奏者としてデビュー。現在、伊藤園子の下で研鑽を積んでいる。東京学芸大学非常勤講師。
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ミヒャエラ・ゼーリンガー(メゾソプラノ)Michaela Selinger, mezzosoprano
オーストリアのオーバーエスターライヒ州生まれ。リンツ音楽院を卒業後、ウィーンでヴァルター・ベリー、バーゼルでローベルト・ホルに師事。
もっぱら宗教曲を中心にキャリアを開始し、2003年ウィーンのベルヴェデーレ声楽コンクールでオペレッタ部門の第2位(1位なし)に入賞後、2004年にジュネーヴ大劇場で《パルジファル》花の乙女役でデビュー。同年ケルンテン州立クラーゲンフルト劇場、およびインスブルック劇場でもデビューし成功を収めた。2005~10年にはイアン・ホーレンダー監督時代のウィーン国立歌劇場のメンバーとして活動し、彼女の当たり役となったモーツァルト《フィガロの結婚》ケルビーノ、《イドメネオ》イダマンテ、ロッシーニ《セビーリャの理髪師》ロジーナ、R.シュトラウス《バラの騎士》オクタヴィアン、《ナクソス島のアリアドネ》作曲家など中心に、数多くの重要な役を歌った。2009年5月にはウィーン国立歌劇場創立140周年を記念した《ドン・ジョヴァンニ》でツェルリーナも担当、その人物描写は聴衆、批評ともに好評を博した。その他にもアリベルト・ライマンの《メデア》世界初演でのクレオサ役やショスタコーヴィチ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》ソネートカ、タバシュニクの歌劇《ヴァルター・ベンヤミン》のハンナ・アーレント役なども歌っている。
オペラだけでなくコンサート歌手としても人気で、プレートル、リリング、ハーガー、ムーティ、フェドセーエフ、ヴェルザー=メスト、ボルトン、ガフィガン、ユロフスキ、ティーレマン、ノット、キリル・ペトレンコらと共演。日本では2000年10月に新国立劇場《フィガロの結婚》にケルビーノ役で出演、2012年には東京・春・音楽祭でリサイタル(ピアノ:小菅優)も開催し、2017年にはノット指揮東京交響楽団《ドン・ジョヴァンニ》でドンナ・エルヴィーラを歌い聴衆を魅了した。
http://michaelaselinger.com -
(C) Darren Trentacosta
アダム・フランスン(テノール) Adam Frandsen, tenor
デンマーク生まれのリリック・テノール。コペンハーゲン王立聖歌隊で声楽を始め、2005年にコペンハーゲン王立歌劇場でダグラス・イェイツ客員教授のもとオペラを学び始めた。その後、2007〜09年にヒューストン大学のモース音楽学校でティモシー・ジョーンズ、指揮者のピーター・ジャコビー、同じく指揮者のルーシー・アルネル、オペラ演出家のバック・ロスに師事。後に短期間イェール音楽大学にも在籍し(09〜10)、バス歌手のリチャード・クロスに師事し、10〜13年にかけてはカーティス音楽院でミケル・エリアスン、次いでマルリーナ・マラスにも学んだ。オペラでは、小澤征爾音楽塾で《蝶々夫人》ピンカートンのカヴァーを、2014年2月にはショスタコーヴィチのオペレッタ《モスクワ・チェリョームシキ》セルゲイ・グルシコフ役でドレスデン・ゼンパーオーパーにデビュー。2016年10月にはシドニー・オペラハウス建設を舞台にした野外オペラ《8番目の奇跡》の世界初演で同オペラハウスをデザインしたデンマークの建築家ヨーン・ウツソン役に抜擢された。2017年4 〜6月ヨーテボリ歌劇場での《魔笛》タミーノ、 5月ポーランド国立歌劇場の《白鯨》イシュメイル、9月クリスチャンサンのキルデン・オペラの演奏会形式《椿姫》アルフレード、2019年4月にはザルツブルク復活祭音楽祭でのティーレマン指揮《ニュルンベルクのマイスタージンガー》アウグスティン・モーザー、7月オークランド・フィルとの《ドン・ジョヴァンニ》ドン・オッターヴィオ、デンマーク国立歌劇場《椿姫》アルフレードなどに招かれている。2020年には英国ロイヤル・オペラでの《エレクトラ》若い召使(6月)および《サロメ》ナラボート、マルメ交響楽団との《エディプス王》羊飼いなどが予定されている。また、デンマークの屋外円形劇場で上演されるHedelandオペラでは常連メイン・キャストとして、2010年《ノルマ》フラヴィオ、2011年《椿姫》ガストーネ、 2015年《コジ・ファン・トゥッテ》フェッランド、2016年《清教徒》エルヴィーノ、2017年《ラ・ボエーム》ロドルフォ、2018年《ランメルムーアのルチア》エドガルドと出演を重ねている。コンサート・ソリストとしては、ベートーヴェンの第9をロリン・マゼールの指揮で歌ったほか、ヘンデルの《メサイア》、サン=サーンス《クリスマス・オラトリオ》、デュボワ《キリストの最後の7つの言葉》、シューベルト《美しき水車屋の娘》などに出演。2017年6月にはイオン・マリン指揮マーラー・チェンバー管と《大地の歌》(シェーンベルク&リーン編)で共演。
https://www.adamfrandsen.com/
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