紀尾井ホール開館25周年記念演奏会
紀尾井ホール室内管弦楽団 トレヴァー・ピノックのモーツァルト「レクイエム」

2020年2月8日(土) 開演:14時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

完売御礼

主催:日本製鉄文化財団

2020年2月9日(日)公演はこちら

開館25周年と紀尾井ホール室内管弦楽団の創立25周年のアニヴァーサリーひと足先に、そして贅沢に寿ぐ特別プロジェクト
紀尾井ホールと紀尾井ホール室内管弦楽団(KCO)は2020年に創立25周年を迎えます。四半世紀という節目を迎えるに当たり、その直前にひと足早く開館25周年を先取りした特別プロジェクトを企画しました。それが、トレヴァー・ピノックとKCOによるモーツァルト・プログラムです。この作曲家の生涯最後の傑作《レクイエム》と大ト短調交響曲というセレクトは、いささか重厚なイメージですが、作品そのものの充実と深さでもって25周年を祝い飾ろうというピノックの意気込みが伝わってきます。そして《アヴェ・ヴェルム・コルプス》はまさに美しさの極み。その旋律は、昨年のKCO定期でブルネロが採り上げたチャイコフスキーの《モーツァルティアーナ》にも引用されており、前年からの繋がりも感じられます。独唱陣のアルト・パートはカウンターテナーが担当するのも注目です。また、この日のために特別に編成された合唱団にもご期待ください。
出演者
トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock
紀尾井ホール室内管弦楽団、
望月万里亜(ソプラノ)、青木洋也(アルト)、中嶋克彦(テノール)、山本悠尋(バス)、
紀尾井ホール室内合唱団(特別編成)
曲目
  • モーツァルト:交響曲第40番ト短調 KV550(第2稿)
  • モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス ニ長調 KV618
  • モーツァルト:レクイエム ニ短調 KV626 [Franz Xaver Süßmayr / edited by Leopold Nowak]
チケット料金(税込)
S席9,000円 A席7,500円 B席6,000円  *U29-A席2,000円 U29-B席1,500円 *U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする割引料金です。詳しくはこちらをご覧ください。
チケット発売日
2019年9月21日(土)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
友の会優先チケット発売日
2019年9月18日(水)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
チケットお取扱い

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出演者プロフィール
  • トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock, conductor

    (C) Gerard Collett

    トレヴァー・ピノック(指揮)Trevor Pinnock, conductor

    1946年生まれ。トレヴァー・ピノックはチェンバロ奏者としての活動とともに、1972年にピリオド楽器オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」を創設し30年間率いてきた。2003年以降は活動の幅を広げ、指揮、独奏、室内楽や数々の教育プロジェクトなどで活躍している。特に指揮者としては、2011~2015年シーズンに首席客演指揮者を務めたモーツァルテウム管弦楽団、ドイツ・カンマーフィル、ロス・フィル、ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管ほかに定期的に出演。2006年には自身の60歳の記念にヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルを創設。彼らと録音した《ブランデンブルク協奏曲》全曲のディスクは08年のグラモフォン・アワードに輝いた。
    紀尾井ホール室内管弦楽団への客演はオール・モーツァルト・プログラムでの2004年と2012年、およびフォーレ、ベートーヴェン、ハイドンによる2016年の定期演奏会に続き4回目となる。
    1992年大英帝国勲章CBE、1998年フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。

  • 望月万里亜(ソプラノ)Maria Mochizuki, soprano

    望月万里亜(ソプラノ)Maria Mochizuki, soprano

    大宮光陵高校音楽科卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。これまでに声楽を朝倉蒼生、佐々木典子、鈴木美登里の各氏に師事。日墺文化協会主催フレッシュコンサートにてアウガルテン賞受賞。ルネサンス、バロックの声楽作品やロマン派のドイツリートを得意とする。バッハ《ミサ曲ロ短調》、ペルゴレージ《スターバト・マーテル》等、教会音楽にてソリスト及びアンサンブルメンバーとして多数出演、録音に参加。バッハ・コレギウム・ジャパン、ベアータ・ムジカ・トキエンシス、レ・グラース、各メンバー。

  • 青木洋也(アルト)Hiroya Aoki, alto

    青木洋也(アルト)Hiroya Aoki, alto

    東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学ぶ。宗教音楽を専門とし、J. S.バッハの《マタイ》《ヨハネ》の両受難曲や、多数のカンタータの独唱をつとめる。バッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして国内外の公演・録音に参加している。合唱指揮者としての評価も非常に高い。

  • 中嶋克彦(テノール)Katsuhiko Nakashima, tenor

    (C) SONY DSC

    中嶋克彦(テノール)Katsuhiko Nakashima, tenor

    福岡教育大学音楽科卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了。同大学院博士課程修了、博士号取得。2012年より文化庁在外派遣研修員としてドイツに留学。マインツ音楽大学バロック声楽コースにて研鑽を積んだ。宗教曲やコンサートのソリストとして多数出演しているほか、新国立劇場などオペラの舞台でも活躍している。

  • 山本悠尋(バス)Yukihiro Yamamoto, bass

    山本悠尋(バス)Yukihiro Yamamoto, bass

    東京芸術大学大学院独唱専攻を首席修了。大学院アカンサス音楽賞、武藤舞賞を受賞。モーツァルト《レクイエム》、ベートーヴェン《交響曲第9番》、《セビリアの理髪師》フィガロ役等、数多くの作品でソリストを務める。
    第9回藤沢オペラコンクールファイナリスト。
    第4回アルトゥーロ・ペッシーナ・オペラコンクール入賞。

  • 紀尾井ホール室内合唱団 Kioi Hall Chamber Choir

    紀尾井ホール室内合唱団 Kioi Hall Chamber Choir

    ソプラノ:大田茉里、柏原奈穂、金持亜実、金成佳枝、小林恵、佐藤裕希恵、谷垣千沙、中川詩歩、中山美紀
    アルト:小巻風香、高橋幸恵、谷地畝晶子、中嶋俊晴、前島眞奈美
    テノール:鏡貴之、川野貴之、田尻健、沼田臣矢、山中志月
    バス:小池優介、白岩潤、菅屋公博、外崎広弥、藤井大輔

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