2020年9月27日(日) 開演:14時
主催:日本製鉄文化財団
- ベートーヴェンの真髄に浸る二夜
- ベートーヴェン(1770~1827)の最後の弦楽四重奏曲とピアノ・ソナタ、そして美しいカヴァティーナと“永遠の現代性”と称えられる大フーガを併せ持った弦楽四重奏曲第13番に、“病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌”で名高い同第15番など、この作曲家の到達点を集め、さらに彼の影響を受けた後輩作曲家をも配置するというこれ以上ない極みのプログラムです。
- 出演者
- クリスティアン・テツラフ、エリーザベト・クフェラート(Vn)、ハナ・ヴァインマイスター(Va)、ターニャ・テツラフ(Vc)、ラルス・フォークト(Pf)
- 曲目
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- ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 op.130 (1825)
- ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 op.87 (1882)
- ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 op.135 (1826)
- チケット料金(税込)
- S席9,000円 A席6,500円 U29-A席3,000円 2日間セット券16,000円(S席) *U29は公演当日に29歳以下の方を対象とする割引料金です。詳しくはこちらをご覧ください。 *紀尾井友の会15%off対象公演 ※1会員様につき4枚まで
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※料金は税込です。本紙掲載の料金のほか、発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
※2日間セット券は、紀尾井ホールチケットセンターおよび紀尾井ホールウェブチケットのみで取扱います。
※やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者に券面表示金額にて払戻しいたします。手数料等の払戻しはございません。予めご了承ください。
※出演者・曲目・演奏順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学の方のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※スペースに限りがありますので、車いすでご来場の方は事前に必ずご相談ください。
- チケット発売日
- 2020年5月16日(土)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
- 友の会優先チケット発売日
- 2020年5月13日(水)ウェブチケット:午前0時/電話:午前10時
- チケットお取扱い
- 紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
- 出演者プロフィール
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(C) Giorgia Bertazzi
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)Christian Tetzlaff, Violin
1966年ドイツ・ハンブルク生まれ。クラシック音楽界で最も引く手あまたのヴァイオリン奏者のひとりとして、長年にわたりエキサイティングな活動を展開してきた若き巨匠。ガーディアン紙(T.アシュレイ)は、テツラフの
独奏によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(指揮:ダニエル・ハーディング)について、「これまで聴いて
きたこの作品の全ての演奏を凌ぐ」と評した。フランクフルター・ルントシャウ紙(H-K. ユンクハインリヒ)では、馴染みのあるベートーヴェンの協奏曲を「再発見」させる演奏と称えられた。
これまで、ベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めたほか、ウィーン・フィル、ニューヨーク・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団をはじめとするトップ・オーケストラに定期的に客演。
リサイタル奏者や協奏曲のソリストとしての活動と同等に室内楽も重視し、1994年には弦楽四重奏団「テツラフ・カルテット」を結成。同団でのアルバムはディアパゾン・ドールなどの賞を獲得している。ラルス・フォークトと妹ターニャ・テツラフとのトリオでは、グラミー賞にノミネートもされた。ソロ・アルバムも数多くの賞に輝いている。定期的にクロンベルク・アカデミーで後進の育成にも励んでいる。
使用楽器は、ドイツのヴァイオリン製作者ペーター・グライナー作。
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(C) Giorgia Bertazzi
テツラフ・カルテット(弦楽四重奏)Tetzlaff Quartett, Strings Quartet
エリーザベト・クフェラート(ヴァイオリン)Elisabeth Kufferath, violin
ハナ・ヴァインマイスター(ヴィオラ)Hanna Weinmeister, viola
ターニャ・テツラフ(チェロ)Tanja Tetzlaff, cello
ニューヨーク・タイムズ紙より、その「熾烈を極める、ドラマティックでエネルギッシュな演奏」を称えられたテツラフ・カルテットは、クリスティアン・テツラフ、ターニャ・テツラフ、ハナ・ヴァインマイスター、エリーザベト・クフェラートにより、1994年に結成された。個々の輝かしい演奏活動と並行して、4人が毎シーズン行っている公演は、いずれも高い評価を得ており、今日、もっとも優れた弦楽四重奏団のひとつと目されている。
これまでに世界の名だたるホールで演奏を重ね、ベルリン芸術週間、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ブレーメン音楽祭などの常連でもある。紀尾井ホールには2014年にデビュー。
録音では2010年、シェーンベルクの弦楽四重奏曲第1番とシベリウスの《内なる声》を組み合わせた異色のデビュー盤をCAvi-musicレーベルからリリース。2014年11月に発表した『メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番、ベルク:抒情組曲』は、グラモフォン誌の“エディターズ・チョイス”に選ばれた。 -
(C) Anna Reszniak
ラルス・フォークト(ピアノ)Lars Vogt, Piano
1970年ドイツ・デューレン生まれ。1990年、リーズ国際コンクールで第2位に輝き脚光を浴びて以来、四半世紀にわたり多彩なキャリアを築いてきた。そのレパートリーは、モーツァルト、ベートーヴェンなどの古典派から、シューマン、ブラームス、グリーグ、チャイコフスキー、ラフマニノフなどのロマン派、さらには眩いまでのルトスワフスキの協奏曲まで、多岐にわたる。
これまで、クラウディオ・アバド、ダニエル・ハーディング、マリス・ヤンソンス、パーヴォ・ヤルヴィ、アンドリス・ネルソンス、サイモン・ラトル、ロビン・ティチアーティら、世界最高峰の指揮者に率いられ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、パリ管弦楽団など、多くの一流オーケストラと共演してきた。また、2003/04年シーズンにベルリン・フィルの初のピアニスト・イン・レジデンスを務めて以来、同団とは特別な関係を育み、共演を重ねている。
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- 関連公演
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- クリスティアン・テツラフ ベートーヴェン・セレブレーション Ⅰ
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2020年9月25日(金)開演:19時
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