紀尾井ホール室内管弦楽団 第124回定期演奏会
Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo / The 124th Subscription Concert

2020年11月20日(金) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

予定枚数終了

主催:日本製鉄文化財団

2020年11月21日(土)公演はこちら

本公演は、出演を予定していました指揮者サッシャ・ゲッツェルならびにメゾ・ソプラノ スヴェトリーナ・ストヤノヴァの来日見通しが立たないため、出演者・曲目を変更して開催いたします。また、感染予防の観点から、座席数を定員の50%に制限いたします。


定期会員ならびにセレクト3をご購入いただいたお客様へ

・本公演はお手元のチケットでご入場いただけます。
・ご来場をとりやめるお客様にはチケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。

■■ハガキでご案内をご郵送しております。10/4(日)までにお手元に届かない場合は恐れ入りますが紀尾井ホールチケットセンター(03-3237-0061)までご連絡いただけますようお願いいたします。■■
創立25周年を迎えた紀尾井が満を持して贈る ベートーヴェン生誕250周年への祝賀。作曲家初期の集大成ともいえるコンチェルトとシンフォニーを並べたハ調プログラム
生誕250周年を迎え、世界的に祝われる予定だった今年2020年のベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤー。紀尾井ホール室内管弦楽団(KCO)もこの第124回定期演奏会で、ホールの開館25周年と併せ、きわめて爽快で胸のすく《献堂式》序曲を演奏するはずでした。しかし、予期せぬパンデミックに伴い、当初の内容を変更することになったため、逆にすべてをベートーヴェン作品とし、ハ短調で書かれた《コリオラン》序曲と第3ピアノ協奏曲から、ハ長調の第1交響曲につながるハ調プログラムへと編み直しました。これはこの作曲家が不屈の精神の象徴的存在であること、そしてハ短調からハ長調への流れ、すなわち暗闇から明朗への転換は、パンデミックに苦しむ世界が1日も早くこの軛(くびき)から解放され、胸をときめかせながら足繁くコンサートへ通える日常へ戻ることへの希望と祈りとなるだろうと考えたためです。

また、KCOはこれまでに《コリオラン》は2回だけ、第3協奏曲と第1交響曲に至っては国内で1度しか演奏したことがありませんので、このラインナップはKCOファンにとっては貴重なセレクトにもなるはずです。

指揮には構築性と歌謡性のバランスに定評のある阪哲朗さん(KCO3度目のご登場)、ソリストには新世代にチャンスをということで、若くして音楽の王道をしっかりと見極めた石井楓子さんを初めてお招きしました。KCOサウンドで聴くベートーヴェン尽くしプログラムにご期待ください。

公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。

状況により、公演を中止する可能性がございます。その場合は当ウェブサイト等でお知らせいたします。

出演者
阪 哲朗(指揮),石井楓子(ピアノ),紀尾井ホール室内管弦楽団
曲目
  • オール・ベートーヴェン・ハ調プログラム
  • 序曲《コリオラン》ハ短調 op.62(1807)
    Ludwig van Beethoven: Coriolan - Overture to Heinrich Joseph von Collin's Tragedy op. 62
  • ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37(1803)
    Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No. 3 in c minor op. 37
  • 交響曲第1番ハ長調 op.21(1800)
    Ludwig van Beethoven: Symphony No. 1 in C major op. 21
チケット料金(税込)
S席 6,300円 A席 5,250円 B席 3,650円
U29 A席 2,000円 U29 B席 1,500円
[寄附1,000円付チケット]S席 7,300円 A席 6,250円 B席 4,650円
※寄附1000円付チケットは、販売座席数制限による減収を補う取り組みの一環で販売いたします。ご協力いただけると幸いです。
※U29は公演当日に29歳以下を対象とする割引チケットです。詳しくはこちらをご覧下さい。
ご予約の際は以下の点についてご承諾いただける場合のみお申し込みください。
  1. 新型コロナウイルス感染症 諸症状のある方、会場入口での検温時に37.5℃以上ある方はご入場いただけません。(チケット代金は払い戻しいたします)
  2. 開場は開演の1時間前です。開場前にお待ちいただける広いスペースが無いため、開場時刻以降にご来場ください。
  3. 施設内では常時マスクをご着用ください。マスクを着用されていない方はご入場いただけません。
  4. 感染者が出た場合に、保健所等公的機関の要請に応じて購入者情報を提出させていただきます。
詳しくは、新型コロナウイルス感染症予防対策とご来場の皆さまへのお願いをご覧ください。
 

※料金は税込です。本紙掲載の料金のほか、発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。

※B席は、紀尾井ホールウェブチケットのみで取扱います。

※やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。手数料等の払戻しはございません。予めご了承ください。

※出演者・曲目・演奏順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。

※乳幼児等未就学の方のご同伴・ご入場はご遠慮ください。

※スペースに限りがありますので、車いすでご来場の方は事前に必ずご相談ください。

チケット発売日
2020年10月17日(土)午前0時 ※お電話でのご予約は承れません。ご了承ください。
友の会優先チケット発売日
2020年10月14日(水)午前0時 ※お電話でのご予約は承れません。ご了承ください。 
※紀尾井友の会会員・紀尾井ホール室内管弦楽団定期会員 対象
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

イープラス

ローソンチケット(Lコード:34479)

お問合せ
紀尾井ホールチケットセンター tel:03-3237-0061(13時~17時/日祝休)※短縮営業中
出演者プロフィール
  • 阪哲朗(指揮)Tetsuro Ban, Conductor

    (C) Florian Hammerich

    阪哲朗(指揮)Tetsuro Ban, Conductor

    阪哲朗は欧米での客演が数多く、これまで主にドイツ、オーストリア、スイス、フランス、イタリアなどでオーケストラ、歌劇場に招かれ成功を収めている。日本ではNHK交響楽団をはじめ各地の主要オーケストラ、新国立劇場、二期会などのオペラ団体を指揮している。
    とりわけ、2008/09年年末年始に、ウィーン・フォルクスオーパーで、同劇場の年間のハイライトとも言うべき公演である《こうもり》を指揮し、大変な話題となった。
    これまでに、ウィーン・フォルクスオーパーをはじめ、シュトゥットガルト歌劇場、スイス・バーゼル歌劇場、新国立劇場などで多くの作品を指揮。ドイツ国内はもとよりヨーロッパ各地でのコンサート及びオペラで活躍の場がさらに広がっている。
    京都市出身。京都市立芸術大学作曲専修にて廣瀬量平氏らに師事。卒業後、ウィーン国立音楽大学指揮科にてK.エステルライヒャー、L.ハーガー、湯浅勇治の各氏に師事。
    これまでに、ビール市立歌劇場(スイス・ベルン州)専属指揮者(1992~97年)、ブランデンブルク歌劇場専属第一指揮者(1997~98年)、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属指揮者(1998~02年)、アイゼナハ歌劇場(ドイツ・テューリンゲン州)音楽総監督(2005~09年)、山形交響楽団首席客演指揮者(2007~09年)、レーゲンスブルク歌劇場(ドイツ・バイエルン州)音楽総監督(2009~17年)を歴任。2019年4月より、山形交響楽団の常任指揮者。
    第44回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。
    京都府文化賞奨励賞、ABC国際音楽賞、京都市芸術新人賞、第2回ホテルオークラ音楽賞、第12回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、第26回藤堂顕一郎音楽賞受賞。

  • 石井楓子(ピアノ)Fuko Ishii, Piano

    (C) Andrea Antosikova

    石井楓子(ピアノ)Fuko Ishii, Piano

    1991年神奈川県生まれ。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業、また同研究科修了。2013年 第82回 日本音楽コンクールピアノ部門において第1位受賞、併せて野村賞・井口賞・河合賞・三宅賞受賞。2015年より渡欧し、ケルン音楽大学を経てバーゼル音楽院修士課程・演奏家課程を共に最高点で卒業。

    2019年 第26回ブラームス国際コンクール第3位入賞。また第2回ドイツ・ブラームスコンクール優勝。デトモルト劇場オーケストラとブラームスの協奏曲第2番を共演。また2019年スイスのアルゴフィア・フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンの協奏曲第1番を共演。2021年はデトモルト室内管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団との共演他、ドイツ・ブリュートナー社によるCD発売を予定。

    N響、読響、東響、東フィル、日フィル、新日本フィル、神奈川フィルなどをはじめとする国内外のオーケストラと共演を重ねる。2014年 第1回梅津賞受賞。2014年度 大和市芸術文化未来賞受賞。2012〜2013年 明治安田生命文化財団、2016~2017年 公益財団ローム・ミュージック・ファンデーション、2018年 文化庁新進芸術家派遣制度より奨学金給付を受ける。これまで、室内楽を三上桂子、藤原浜雄、堤剛、アントニー・スピリの各氏、ハンマークラヴィーアをエドアルド・トリビアネッリ氏、歌曲伴奏をクリストフ・プレガルディエン氏、ピアノを江崎光世、加藤伸佳、横山幸雄、村上弦一郎、クラウディオ・マルティネス=メーナーの各氏に師事。ドイツ作品を中心に各地での演奏活動に取り組んでいる。

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