浮世絵で楽しむ邦楽~大谷コレクション2
河竹黙阿弥の世界

2023年3月13日(月) 開演:18時30分

  • 主催公演
  • 邦楽
  • 紀尾井小ホール

残席僅少

主催:日本製鉄文化財団

後援:株式会社ニュー・オータニ
協力:株式会社テーオーシー

歌舞伎作者 河竹黙阿弥の作品を錦絵とともに楽しむ邦楽
本シリーズは、紀尾井ホールのお隣にあるホテル・ニューオータニに関係深い大谷コレクションの存在があって誕生しました。大谷コレクションは、こよなく美術を愛した実業家 大谷米太郎氏の膨大なコレクションの一部であり、その後子息孝吉氏の所蔵となり、現在まで伝えられています。

2回目は江戸最後の大作者「河竹黙阿弥の世界」。河竹黙阿弥(1816-1893)は、幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎狂言作者です。時代物、世話物、所作事と多岐に渡り、生涯を通して360編もの作品を残しました。



浮世絵で楽しむ邦楽~大谷コレクション2【 河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)の世界 】

大谷コレクション第2回は没後130年を迎える河竹黙阿弥の世界をお届けします。
演奏会を前に今回取り上げる黒御簾音楽の妙味について、長年歌舞伎製作に携わっておられる
松竹株式会社 岡崎哲也さんにご寄稿いただきました。
(紀尾井だより158号 文:岡崎哲也)

※記事の全文は画面右のPDF、またはこちらからご覧いただけます。

感染症拡大防止対策へのご協力のお願い
公演にお越しいただく皆さまには、会場内外での感染防止対策にご協力をお願いいたします。
次のリンクから当ホールの対策、お客様へお願いする事項を必ず事前にご確認ください。
 


●イベント開催時のチェックリスト


紀尾井みらいシート のごあんない
 

紀尾井ホール・日本製鉄文化財団では若い世代の方に生演奏の感動を体験していただくための「紀尾井みらいシート」を設けています。
小学生から高校生の皆さんを対象に本公演にご招待します。

 

対  象
 
小学1年生から高校3年生(保護者とペア)
※中学生・高校生は保護者の承諾により本人のみでの申込みも可。
ご招待席数 6席
募集期間 2023年1月26日(木)正午 ~ 2023年2月20日(月)正午
当選通知 締切後1週間以内をめどにお知らせします。
応募方法
 
こちらのページを開いてよくお読みいただき、応募ページからご応募ください。

 

出演者
尾上菊五郎劇団音楽部(演奏)、杵屋勝四郎、松永忠次郎、杵屋巳之助、杵屋和三朗、杵屋勝四助(唄)、杵屋巳太郎、今藤長龍郎、今藤龍市郎、松永忠三郎、今藤龍十郎(三味線)、田中傳左衛門社中(囃子)、渡辺保(お話)
曲目
  • お話「河竹黙阿弥の女たち」
    渡辺 保
  • 黒御簾音楽で聴く河竹黙阿弥
    対談  杵屋巳太郎
        渡辺保
    演奏  尾上菊五郎劇団音楽部
        田中傳左衛門社中
  • 長唄「茨木」河竹黙阿弥作・杵屋正次郎作曲・杵屋巳太郎構成
    唄   杵屋勝四郎、松永忠次郎、杵屋巳之助、杵屋和三朗、杵屋勝四助
    三味線 杵屋巳太郎、今藤長龍郎、今藤龍市郎、松永忠三郎、今藤龍十郎
    囃子  田中傳左衛門社中
チケット料金(税込)
全席指定 5,000円
U29   2,500円
・発券時に所定の手数料がかかります。手数料はお支払方法により異なります。
U29は公演当日に29歳以下の方を対象とした優待料金です。詳しくはこちらをご覧下さい。
・会場販売の当日券は、各券種+500円となります。(各種割引の適用外)

※曲目・曲順は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。
※小学生のご鑑賞には保護者(成人)のご同伴をお願いします。
※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。
※車いす席をご希望の方はwebticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]にてお申込みください。スペースに限りがありますので、ご来場の際は事前に必ずご相談ください。
※公演中止以外での払い戻しはいたしません。やむを得ない事情により公演中止となる場合には、チケット購入者へ券面表示金額にて払戻しいたします。
チケット発売日
2023年1月26日(木) 正午
チケットお取扱い

紀尾井ホールウェブチケット

チケットぴあ(Pコード:234595 チケットぴあ購入ページセブンイレブン店頭購入方法 セブンイレブン店頭購入方法

お問合せ
紀尾井ホールウェブチケット こちらのお問合せフォームをご利用ください。
出演者プロフィール
  • 杵屋勝四郎(きねやかつしろう)

    杵屋勝四郎(きねやかつしろう)

    昭和三十四年東京都生まれ。同三十八年杵屋和四蔵の元で稽古を開始。人間国宝杵屋勝国、人間国宝東音宮田哲男に師事。同五十五年長唄杵勝会の名取、杵屋崇光となる。同五十七年東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。平成九年文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞受賞。同十九年六代目杵屋勝四郎襲名。同二十四年度日本文化藝術財団 「創造する伝統賞」受賞。同二十五年度文化庁芸術祭音楽部門大賞受賞。同二十八年松尾芸能賞優秀賞受賞。同三十年文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。現在、杵勝会理事、長唄協会会員。長唄煌光会主宰。

  • 杵屋巳太郎(きねやみたろう)

    杵屋巳太郎(きねやみたろう)

    東京都生まれ。昭和五十七年七代目杵屋巳太郎に入門。同五十九年に二代目巳吉を襲名。同年、尾上菊五郎劇団音楽部入部。平成二十九年同音楽部部長に就任。同二十年国立劇場特別賞受賞。同二十一年伝統文化ポーラ賞奨励賞受賞。伝統歌舞伎保存会理事。(独)伝統文化日本芸術振興財団長唄養成課講師。同二十四年に八代目巳太郎を襲名。新作歌舞伎、舞踊曲・復活狂言の作曲、補曲多数。

  • 渡辺保(わたなべ たもつ)

    渡辺保(わたなべ たもつ)

    昭和十一年東京都生まれ。演劇評論家。慶応義塾大学経済学部卒業後、東宝入社。同四十年『歌舞伎に女優を』で評論デビュー。企画室長を経て退社。多数大学にて教鞭をとる。平成十二年十一月紫綬褒章、同二十一年十一月旭日小綬章、同二十八年度日本芸術院賞・恩賜賞受賞。『女形の運命』で芸術選奨新人賞、『俳優の運命』で河竹賞、『忠臣蔵 もう一つの歴史感覚』で平林たい子賞と河竹賞、『四代目市川団十郎』で芸術選奨文部大臣賞、『娘道成寺』で読売文学賞ほか受賞多数。その他、著書多数。紀尾井ホール邦楽専門委員。